海外就職のメリット・デメリットのリアルを、私の体験を通してお伝えします。

海外就職 メリット・デメリットのアイキャッチ画像




海外で働いてみたいけど、

TVだと良い面ばかりが目に付くなぁ

実際にはどんな苦労があるのだろう?

グローバル化と言われてるけど、

実際に海外で活躍できる人ってどんな人なんだろう

これから海外で働きたいと思っている方は、こんな疑問や不安があると思います。

そこで今日は、日本とタイの人材会社で長年働いていた知見も交えながら、実際に2013年12月よりタイのバンコクで働いているわたしの体験からお話します。

なお、ここでは現地採用として働く方を想定して記載しています。駐在員としての働き方が知りたい方は、下記をご参照ください。

海外就職のデメリット

悩んでいる女性の画像

まずは日本から海外に出るにあたって遭遇する、海外就職のデメリットをお伝えします。

なお、「海外」と一括りにしていますが、国によってもデメリットの深刻さ、状況は全く違います。

自分が行きたい国が決まった際は、改めてその国の情報を個別に取りにいきましょう。

日本と比較した場合の主なデメリットは以下の通りです。

  1. イニシャルコスト(家賃・飛行機代・食費etc)がかかる
  2. 日本のサービスが受けられない
  3. 福利厚生が充実していない
  4. 孤独や不安との戦い
  5. ビザ更新の問題
  6. 家庭の問題
  7. 現地の給料、貯金
  8. 帰国後のキャリア
  9. 各国特有のリスク

詳しく紹介していきます。

海外就職のデメリット①イニシャルコスト(家賃・飛行機代・食費etc)がかかる

最初にある程度まとまったお金が必要です。まずは飛行機代金等の渡航費用、会社によってはビザ取得代金も必要ですね。

そして家が決まるまでのホテル代金、その後の家の契約、デポジットなど。このあたりは日本で引っ越す場合と変わりません。

なお、タイの場合は礼金はありません。敷金にあたるデポジット費用2か月、前家賃1か月の3か月分が相場です。

そして最初の給料が入るまでに1か月、銀行口座の開設が遅いと1か月半から2か月くらいかかるかもしれません。

その間に生きていくための食事代金や携帯電話の契約なども必要ですね。タイで生きていく場合の物価は下記を参考にしてください。

海外就職のデメリット②日本レベルのサービスが受けられない

これは当たり前ですが、日本のようにきめ細かいサービスは一切受けられなくなります。

今まで当たり前だと思っていたサービス。たとえば配達の時間指定、コンビニがある、店員が笑顔で丁寧、非を認めて謝罪する、etc

あげればきりがないですが、日本の環境ってサービス受ける側としてはパーフェクトな環境なんですよね。過剰サービスです。

それが当たり前にしみついてしまっているので、ちょっとしたことでも不満に感じるかもしれません。

このあたりは実際に海外に住んでみて、どこまで自分が許容できるのか?人によりますね。

結局合わずに1年以内に帰る人も一定数います。

海外就職のデメリット③福利厚生が充実していない

会社によりますが、保険、退職金、年金といった福利厚生が充実してないところが多いです。

たとえばタイだと社会保険に加入できますし、支払いが必須でもありますが、正直1度も使ったことはありません。

提携されている病院が本当にひどい(タイでも所得が低めな人が集まるような場所。当然英語は通じない)ので、使う必要がないんですよね。

プロビデントファンドという、退職金給付制度のようなサービスもありますが、これも大手などしっかりした会社が中心です。

日本の企業型確定拠出年金(日本版401K)に近いイメージですね。

ちなみにわたしが今所属している会社ではありません。

詳しくは下記をご参照ください。

海外就職のデメリット④孤独や不安との戦い

慣れない環境、慣れない仕事。海外移住した初期段階は気づかないうちにストレスが溜まってたりします。

新卒一括採用のようなものはないので、同期もいない。全く同じ状況に置かれた人なんていないので、相談相手もいない。

最初って結構大変なんですよね。外国人と働くって、住むのとはまた違うストレスがありましてね・・・異文化に馴染むのが大変かもしれません。

海外の渡航先にはよりますが、結構日本人コミュニティがある国もありますので、慣れるまではそういう場所に所属するのもアリかと思います。

日本人とはあまり関わりたくないという人もいると思いますので、そういう方は外国人と友達になっていますね。下記ご参照ください。

 

海外就職のデメリット⑤ビザ取得・更新の問題

まず原則として、日本人が海外で就職して働く為には各国ごとの「就労ビザ」を取得しないといけません。

ノービザ、観光ビザ、語学ビザなどでは働けません。違法です。

就労ビザ取得のサポートはしてもらえますが、これは会社次第。

ローカルの人が手配すると、本当に適当な処理をされて、スムーズに取れなかったり更新できない話もあります。

あなたの学歴でビザ取得難易度が変わる

国によっても取得の条件が違いますが、基本的には大卒レベルは求められることが多いです。

シンガポールなんかは年々厳しくなっていますよね。

社会環境の変化で失効するリスク

また、その国の情勢が変わった時に就労ビザが取れない・更新できないというケースもあります。

国の雇用情勢が悪化した場合は、当然ながら自国民の採用を最優先しますよね。わたしたちは、その時点で問答無用でサヨウナラされます。

国が自国民よりも高い給料を支払う必要がある外国人を採用する場合。

わざわざ就労ビザを発給するのは「その外国人じゃないと出来ない高度な仕事」であること。

つまり専門性や特殊性を認められてビザが交付されるケースが多いです。

そうじゃなければ、わざわざわたしたち外国人を雇用する理由が無いですよね。

このような理由もあり、日本で働くよりも雇用は不安定になるリスクはあります。

外資系の実力主義によるリストラ

欧米系の外資系企業で働く場合は、要求された水準に満たない仕事をしていれば、あっさり解雇(クビ)されます。

昨日まで席にいた人が翌日になるといなくなる。結構当たり前に見られる光景です。

外資で働くメリット・デメリットは下記をご参照ください。

海外就職のデメリット⑥家庭の問題

例えば両親に何か重大な病気や事故があった際に、すぐに駆け付ける事が出来ません。

親兄弟の死に目に会えない人もいます。

海外で働く以上、物理的に離れていますので、こればかりは仕方ありません。

海外就職のデメリット⑦現地の給料、貯金

駐在員に比べ給与が低く、退職金やボーナスが少ない所も多いです。

あとはいかにコストを落とせるか。これはあなたがどの地域に住んで、どの程度の暮らしをするかによります。

例えばバンコクで日本食を頻繁に求めたり、スタバに毎日行ったりしていると食費がかなり高くつきます。。。

わたしはローカル食を食べ続けるのは無理なので、食費は削らないと割り切っています。

また、夜遊びや飲み歩くのが好きな人の場合はさらに出費が激しくなりますね。

海外就職のデメリット⑧帰国後のキャリア

会社によっては仕事のレベルが低かったり、日本人と日本語を使って仕事するだけという仕事もあります。

そういう場合は、日本に帰ってからの仕事に困っている方も多いです。

例えば下記で紹介している人のように、海外から帰国した際に、転職市場で活きる経験が積めていれば問題ないですが・・・。

1番きついのはコールセンター系の仕事ですね。こちらは残念ながらキャリアとみなしてくれないことがほとんどです。

もしやるならば、コールセンターの仕事に加えて、個人で副業で稼ぐスキルを身につけてから渡航した方がいいです。

コールセンターで働いている人が全員行き当たりばったりで働いているわけではありません。

収入は副業で稼ぎつつ、あくまでもビザ目的としてコールセンターで働いている人もいますよ。

海外就職のデメリット⑨各国特有のリスク

治安情勢、衛生面、傷害事件から日常の事故まで。

タイのプミポン前国王、シンガポールでもリー・クアンユー(李光耀)元首相がお亡くなりになった際は、それなりに混乱がありました。

フィリピンも麻薬撲滅にかなり強硬な態度を取るなど、上層部やTOPが変わることによる変化も大きいです。

国の情勢については常にアンテナを張っておかないといけません。

海外就職のメリット

いいねポーズの男性、スーツ画像

次に海外就職のメリットを紹介していきます。メリットは以下の通りです。

  1. 管理職経験
  2. 働きやすさ
  3. 外国人との就業経験
  4. 海外旅行がしやすい
  5. 外貨獲得
  6. 可処分所得の高い暮らし

海外就職のメリット①管理職経験

例えば日系企業で働く場合。日本では一部上場企業であっても、海外支社だと多くて数百人規模などのサイズです。

現地採用とはいえ、ある程度肩書が付きやすかったり、管理職として働く経験が積みやすい傾向にあります。

必然的に仕事の裁量権が高く、昇進のチャンスが増えるともいえるでしょう。

ただし。上には駐在員が控えていますので、昇進の限界はあります。また、裁量権には悪い部分もあります。

それは業務の範囲があいまいなまま、なんでも仕事を振られるということです。下手すると日本並みに残業してなかなか帰れない人もいます。

わたしの友人はいつも深夜帰宅ですね・・・好きでやってる分にはいいですが、そのつもりじゃない場合は注意しましょう。

入る会社を間違えると、地獄を見ます。

海外就職のメリット②働きやすさ

上であげた話と正反対なことを言いますが、入る会社を間違えなければ、日本に比べて働きやすい環境だったりします。

少なくとも22時、23時、0時といった深夜まで残業させるような会社は少ないです。

また、有給休暇もやることをやっていればきちんと取れる会社もあります。日本に比べて少し緩めの企業が多いです。

海外就職のメリット③外国人との就業経験

海外で外国人と協業する経験が得られます。文化背景の違う人たちとのチームワークスキル。

まぁこれは言葉でいうだけなら簡単なのですが、実際にやったことがある・ないでは大きく違うと思います。

日本に来ている外国人が、どれだけ『日本に合わせてくれている』のか。身に染みてわかるはず。

これは、ただ海外に住んでいるだけでは得られない経験ですね。

海外就職のメリット④海外旅行がしやすい

日本と違い、陸で繫がっている国が多いです。

そういう国はLCCで格安航空券を使って旅行しやすいんですよね。

タイに住んでいると近隣国への旅行は本当にしやすくて。

時期によっては東京↔大阪の新幹線代金より安いことも多いです。

海外就職のメリット⑤外貨獲得

キャッシュだから大した額じゃないです。

とはいえ、海外に口座を持つのを当たり前にしておくのは大事です。

日本にしか住めず、日本円しか稼げず、貯金も日本円だけというのは、結構なリスクですからね、、、。

海外就職のメリット⑥可処分所得の高い暮らし

例えば東南アジアを選択すれば、あなたの生活水準が高くなる可能性が高いですよ。

タイなら「プール」「ジム」付きのコンドミニアムに住める人が多いですね。

駅や駅からの距離にもよりますけど、4万円~くらいからプール付き物件もあります。

生活コストを落として、良い家に住む。そのうえで日本円も稼げるようになると、さらにクオリティ高い生活もできちゃいます。

現地採用で給料を伸ばすのは我慢も多く大変なので、個人で稼げるようになっておくのがオススメです。

わたしも毎月10万円以上は別途安定して稼いでいます。

  

海外就職で使えるサイト

海外就職で使えるサイトは色々とみてきましたが、日本から探すのであればJAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)おススメです。

数ある転職サイトの中でも、JACが他と比較して強みがある部分は以下3つです。

  • 海外就職向けに特化した求人が多い
  • 専門分野別のコンサルタント
  • 企業交渉を相談したコンサルタントがしてくれる

海外就職向けに特化した求人が多い

JACリクルートメントは、1万件強の求人数、約9,000件の非公開求人を保有しています。

それも、外資系企業への転職や海外案件に強いことです。

専門分野別のコンサルタント

コンサルタントの質が高いことでも有名です。専門分野別にチーム制をとっている、業界職種のスペシャリスト集団です。

薄く広い知識ではなく、狭く特化した濃い情報を得ることができます。

企業交渉を相談したコンサルタントがしてくれる

一般的な転職エージェントでは、転職を考える方へのコンサルティングと、求人企業へのコンサルティングの担当は別です。

しかしJACは双方を一人のコンサルタントが担当するスタイルです。

転職希望者のキャリアや想いを、直接企業へアプローチしてくれます。

海外就職向けのコンサルタントとの相談は定期的に行っています。こちらは無料です。

最近はなにかと「グローバル化」が話題になることもあり、人気の業界担当はすぐに埋まることも多いです。

気になる方は早めに登録して、すぐに相談できるようにしておきましょう。

海外就職 メリット・デメリット:まとめ

TVとかを見ていると、海外就職の「光」であるメリットばかりが強調して特集されます。

もちろんそれは事実でもありますが、ここに記載したようにデメリットになる部分は多々あります。

個々人で「何を」「どこまで」許容できるかは分かれますが、少なくともこういった負の部分も理解したうえで渡航するようにしましょう。

また、個人的に強くオススメしたいのは、日本円を稼ぐ仕組みを作ってから海外渡航する方法です。

会社員としての労働収入だけでは海外で何かあったときには生きていくのが途端に厳しくなります。

1番良いのはエンジニア系スキルを身につけてくることですね。

どうしても技術を身につけてくる気になれない人は、以下参照リンクでも述べている方法もありますので、ご参考にどうぞ。

海外就職する前に、こちらも読んでみましょう

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