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【タイの物価】タイ在住者調べ!2023年版!日本との物価比較

本日はタイの物価について。タイ旅行やタイへの移住を検討する際は、コストがどれくらいかかるのか?気になりますよね。

私がタイに移住してきた2013年と比べると、少しずつではありますが、物価は上がっています。

それは、当時はなかった大型デパートの開設といった街中で感じる経済成長の様子や、実際に支払われるタイ人の給料の上昇、

行きつけのマッサージ屋さんの値段UPなどなど、物価が上がっている場面を感じることも出てきました。

もちろん、日本と比較した場合は、タイはアジアの中ではまだまだ物価が安い国として有名です。2019年現在もその認識で間違いありません。

厳密にいえば、タイでは街ごとに物価は異なり、物価が高いのが首都バンコク、観光地プーケットといったリゾート地でしょうか。

その分、バンコクに関して言えば、日本で生活するのとほぼ変わらずに便利に暮らすことができると言う人も多いです。

さて、結論から申し上げますと、物価の目安としては以下の通りです。

  • 家賃:東京の2分の1~3分の1。
  • 食費:日本の2分の1。※基本は外食、週に何度か屋台を含む
  • 水、光熱費:日本の2分の1。水道代はかなり安い。電気代は日本とそんなに変わりません。
  • 通信費:ドコモやAUなどのキャリアと比べると若干安い、ただし格安SIM利用者であれば、あまり変わらない。
  • 交通費:日本の3分の1。タクシーや長距離バスがかなり安い。
  • 娯楽費:何をするかによりますが、大体は日本の2分の1程度。マッサージ、エステは3分の1。

これら各項目については実際のタイの生活費を元に算出しています。以下で物価の詳細を記載していきます。

※バーツに対する日本円はのレート(1バーツ=3.4円)を参考にしています。

タイの物価:家賃

上記写真。これは私が最後に東京で暮らしていた物件です。

築10年、エリアは西新宿、駅からは徒歩15分の家、新宿駅まで電車で2駅。

一人暮らし用の1K(20平方メートルぐらい)で3階建ての3階、家賃は81,000円でした。

一言に東京といっても、北区と港区では家賃が天地の差ほど違うのはご存知の方も多いかと思います。

バンコクも場所によって値段はがらっと変わりますが、東京と比べた場合は大体3分の1から2分の1程度です。

バンコク郊外の家賃

一般的にBTSやMRTといった電車が走る首都県内に住まない場合は、3,000B(月に10,000円程度)くらいから住めるアパートがあります。日本人も少ないです。

バンコク市内で勤務する方、子供を日本人学校に預ける必要がある方、勤務地まで共用の車で一緒に出勤する必要のある方などは、住めない地域ですね。

例えばドンムアン空港の近くなどがそれにあたります。

ご自身がノマドワーカーとかであれば、むしろ人が多い都心に無理して出る必要もないので、便利でしょう。

一点気を付けたいのが治安です。基本的には安い家が集まる地域=それなりの所得の人が多く住んでいます。

チャイカプ(私)
当たり前ですが、外国人である我々日本人は目立ちます。あなたが無意識でも外国人なので、バレバレです。

つまり、実際にお金を持っていないとしても、お金を持っている外国人に見られるということです。

私の友人も3,000Bのアパートに住んでいたことがあります。彼は毎日スーツスタイルで出勤。

当たり前ですが、その地域にそんな恰好をして暮らしている人間はいません。

案の定、とある日に家に帰ると、ドアの前に屈強なガタイのイラン人ぽい人達がドアをこじ開けようとしていたそうです。

さすがに彼も怖くなって引っ越しましたが、そんなことも起こるケースはあります。

バンコク市内の家賃

郊外に住まなくても中心地を外したり、中心地でも駅から遠い場所に住めば家賃はかなり抑えることが可能です。

駐在員向けの賃貸物件ではなく、現地採用向けの賃貸物件を選べば、5,000B~15,000B(約17,000~51,000円)で住めます

しかも、家のグレードは東京よりも遥かに上がるケースが多いです。

具体的には、ベッドがクイーンもしくはキングサイズがベース、ジムやプールがついたり、サウナがつくケースもあります。

実際に現地に住んでいる方へインタビューをしていますので、詳しくはそちらをご覧下さい。

バンコクでコスパよく賃貸物件を探すには?

ちなみに、日本人向けのコンドミニアムは30,000バーツ(102,000円)以上と高額物件紹介が大半です。

ですので、安い物件を探す場合は自力で探すケースが多いです。

ネットやアプリでも見れますが、情報が最新のものじゃなかったり、行ってみたら全く違うこともよくあります。ここはタイなので。

また、現地の業者となれば最低限英語(通常タイ語)でのコミュニケーションが必須になりますし、トラブルが起こった際にかなり面倒です。(だいたい何か起きます 笑)。

そのため、最近チャイカプでは駐在員でコスパの良い物件に住みたい方、現地採用者で家賃を抑えて住みたい方に向けて、賃貸物件の紹介も始めています。(無料)

シェアハウス宿泊者以外にもお手伝いしていますので、長期で住める物件をお探しの方は、お問い合わせよりお気軽にお声がけください。



タイの物価:食費

日本の2分の1。ただしこれは基本は外食、週に何度か屋台を含む計算でいます。

キッチンがない家が多く(あっても1コンロ)、スーパーにおひとり様用の食材コーナーがあるわけでもないので、何か買うよりも外食したほうが安く済みます。

日本で毎日外食しているとエンゲル係数がとんでもなく上がると思いますが(当時の私はそうでした)、タイでは屋台飯を食べていくと食費を抑える事が出来ます。

もちろん日系のご飯屋さんに行けば日本とも変わらない、もしくはそれ以上の価格になることもあります。

そのあたりは各自の収入と節約意識で調整すべき内容ですね。

意識して節約すれば1日2食で300バーツ(1,020円)に収める事は難しくないでしょう。

地方の工場で勤務する方は、社食がタイ飯しかないこともざらです。そうすると、ランチ1食20~50バーツ(68~170円)とかに抑えられていますね。

マックスバリューの弁当。69~79バーツ(約240-270円)

日本のラーメン店のつけ麵250バーツ(約850円)

ベリーパンケーキ。値段は240バーツ(約820円)

カオソーイ。100バーツ(約340円)

タイ料理は基本的に極端に辛いとか、極端に甘いものがあったりします。

人によっては合う合わないもあるので、そのあたりは短期で住んでみたりしないと、わからないんですよね

旅行中はね、美味しいんですよ。でも毎日は・・という人はいます(わたしw)

そんな私みたいな人でも住める街、それがタイのバンコクです。

日本でお馴染みのチェーン店の物価

モスバーガー89バーツ(約300円)

日本でおなじみの数多くのフランチャイズチェーン店や、日系居酒屋など、日本食が食べられない日はありません。

当然ですが、そんな生活していると、食費は上がります。

日本ならワンコイン(500円)程度で食べれるお店でも、こっちだと600円~700円、高いと1,000円くらいですかね。

タイに移住したばかりでお金があまりなかった当初は、タイ人が経営する、なんちゃって日本食屋によく行っていましたよ。

唐揚げ定食が100B(340円)くらいで食べられるので、よくランチに利用していました。

自身が務める勤務先の近くに、こういうお店があるとラッキーです。

スーパーの物価

シンハービール 39バーツ(約130円)
レオビール 39バーツ(約130円)
スミノフ各種 275ml  56バーツ(約190円)
アサヒスーパードライ 330ml 49バーツ(約170円)
チャーンビール 320ml 37バーツ(約130円)
カイザードーム 195バーツ(約660円)

ちなみにタイはいつでもお酒が飲めるわけではありません。注意しましょう。

ドラゴンフルーツ59バーツ(約200円)

ポッキー各種 1箱18バーツ(約60円)、コアラのマーチ 20バーツ(約70円)

ミネラルウォーター 350ml 3.75バーツ~(12円~)

あとは日本からの輸入品も多く扱うフジスーパー。

バンコクでは日本製品も数多く売られていますが、値段は日本の2倍ぐらい高くなっています。

でも、ここにしかないものもあるんですよねぇ。例えば、シェアハウスでタコパとか開催するとき。ここじゃないとたこ焼きの粉が買えないです。



タイの物価:水、光熱費

水道代

水道代はどこに住んでもかなり安いです。1人暮らしなら月150バーツ(510円)もいかない方も。なので、水道代は意識する必要はないですね。

ただし、水道水をそのまま飲むことは出来ません。

飲料水はコンビニなどで買うか、アプリで配送してもらうか、ウォーターサーバなどを準備しましょう。

コンドによってはウォーターサーバーを設置してある物件もあります。(有料)

電気代

バンコクの年間平均気温は28.1 ℃。基本的に冷房は常にどこかで付いています。

私は1年中エアコンを付けています(これは珍しいかもです。)

平日は19時~20時くらいから、翌日の朝7時過ぎまで。土日は家にいるときは24時間ですね。

この場合、だいたい月で1,500バーツ(約5,000円)を越えてきます。

ですので、電気代は結構かかります。多少控えても1,000バーツ(3,400円)はしてきますね。

基本的には日本に比べて少し安いぐらいだと思った方が良いです




タイの物価:通信費

通信事業者Trueの携帯プラン。

月々の通話料は安く、ネットをあまり使わない方であれば299バーツ(約1,000円)程度です。

私はかなりのネットジャンキーなので、1,299B(約4,400円)利用中です。

ただ、日本でも最近は格安SIMを使えば安いですよね。

通信会社は日本のドコモ、AU、ソフトバンクと同じく大手が3社あります。AIS、DTAC、Trueです。

正直どこも変わらない・・と言いたいところですが、実際に住む家やエリアによっては多少の繋がりにくさはあるようです。

契約する前に調べておくといいかもしれません。

また通信会社各社は、結構な頻度で新しいプランを出してきます。悩んでいるうちにプロモーション終わってたりするので、お気を付けてください。

ネット回線は日本ほどは安定しません。その辺で工事してて、馬鹿な作業員が間違って切断→あたり一帯は巻き込まれて停電、とかたまにおきます。

日本の回線に慣れているとストレスになるでしょう。

とはいえ、タイは東南アジアでは第2位のネット回線スピードを誇ります。

ここで慣れないと、ほかの国は無理でしょうね。

余談ですが、携帯電話は毎日使うものです。

ここはケチらずにタイに移住したタイミングで新型に買い替えるのもありだと思いますよ。

私はなぜかSIMロックされたiphone4とモバイルWi-Fi、そして会社の電話を兼ねた電話専用携帯を持って約2年間過ごしていました。

荷物も増えるし、SIMフリーじゃないので海外旅行に行く際も意味がないというね。。。

こちらで買えば、基本的に全てSIMフリー携帯なので、近隣諸国への旅行も便利ですよ♪

タイの物価:交通費

電車(BTS/MRT)

バンコクには中心部を走るBTS(バンコクスカイトレイン)とMRT(地下鉄)という2つの電車あります。

この2つを使えばバンコクで生活するうえで必要なエリアにはだいたい行く事が出来ます。

BTSは15~52バーツ(約50~180円)、MRT(地下鉄)は16~42バーツ(約50~140円)。

BTSとMRTは5分おきに出ています。

ただし、朝夕のラッシュ時は日本と同様にめちゃくちゃ混みます。

ホームも狭いので、ぎゅうぎゅうです。時間によっては電車を3本乗り過ごすとかも平気で発生します。

朝8時台と夕方17時~19時くらいは込み合うことを覚悟しておいてください。

バス

バンコクはバスの路線も充実しています。

バスはより現地タイ人向けの乗り物となっており、値段も安いです。

エアコン付きバス。初乗り13バーツ(約45円)、最高25バーツ(約90円)。

白、ピンクバスは一律8バーツ(約35円)。

タクシー

BTSとMRTが動いていない深夜。そんな時間でも重宝したいのがタクシーですよね。

タクシー初乗り:35バーツ(約120円)。青、緑、緑と黄色、ピンク、紫、白など、会社によって色はばらばらです。

昔は緑一色が安全!なんて言われてた日もありましたが、正直大差ないです。

深夜や観光地に近いところはメーターではなく、料金交渉してくる運転手が増えます。お気つけください。

私もタクシーは私は毎週何回か使っています。値段は安いんですよね。ただ乗車拒否が多いんですよね。ほんとなんとかしてほしい・・・。

基本的には英語を使えない人が多いので、タイ語で指示出しが必要です。

ただ道の奥まったところとか、伝えるのは難しいです。そういう場合は、Grabタクシーが便利です。

モーターサイ(バイクタクシー)

市内で生活する場合、モーターサイ(通称、バイタク)と呼ばれるバイクタクシーを利用する事もあると思います。

交渉制です。距離が短いと10~20バーツ(約35円~70円)。MRTのペッブリーからトンローのsoi18まで乗った時は80バーツ(約270円)でした。

交渉制なので、だいたいの相場感がわかっていないと2倍とか取られるかも。

危ないし、あまりお勧めしたくはありません。バンコクは渋滞がひどいので、急いでいる時には利用したくなるんですよね。

基本的に乗車拒否はないです。ただ彼らには縄張りがあります。

縄張り以外で拾うことは基本的にはNGなので、そういう場合は止まってくれないこともあります。

長距離になる場合は、雨にも濡れないし、安全なタクシーの方が無難です。

長距離バス

長距離バスもあります。バンコクからパタヤまでは108バーツ(370円)。安いですよね。

国鉄

国鉄。普通に暮らしている分にはまず使うことはないです。

アユタヤとかカンチャナブリとか、近辺の旅行の時くらいですかね。

それより遠い場合は飛行機のほうが便利です。ただ、あえて長距離で寝台列車に乗るのも面白いとは思います。

タイ人に聞いたら、

タイ人
貧乏な人しか使わないよ

って言いきってましたね・・・。3等車は15バーツ(50円)ぐらい。エアコンはないです

飛行機

バンコクは東南アジアのハブ空港の1つです。

国内線が主流のドンムアン空港、国際線メインのスワンナプーム空港の2つです。

LCCなどの格安飛行機が国内・国外と飛んでいますので比較的安価に旅行が楽しめます。




タイの物価:娯楽費(夜遊び含む)

大きく言うと、昼と夜でかかる費用はガラッと変わります。

タイの昼間の娯楽:カフェ

普段の飲食代金とは別にかかる費用として、例えばカフェでお茶をするなどの行為があるかと思います。

タイにはおしゃれなカフェが数多くあり、毎年新しく話題にあがるカフェが出ています。

また、日本でもおなじみのスターバックスも数多く支店を出しています。

スターバックス カフェラテ トールサイズ140バーツ(約480円)

バーガーキング カフェラテ(ショートサイズ)35バーツ(約120円)

費用はチェーン店であれば日本と同様程度です。別に特別安くはありません。

屋外やオフィス内にある半店舗型のようなコーヒー屋であれば、カフェラテ1杯40バーツ(135円)程度でテイクアウトできます。

タイの昼間の娯楽:ゴルフ

尚、駐在員の場合は付き合いでゴルフが増えます。これを娯楽と捉えるのは人によるのでなんともいえませんが・・・。

日本に比べると安いですが、それでも1回1,600バーツ(約5,400円)くらいします。

上記でご紹介してきたような娯楽に比べると、なかなか贅沢な遊びと言えそうです。

タイの昼間の娯楽:旅行

先ほども述べましたが、近隣諸国への旅行移動費用が安いこと、そしてタイ国内にも数多くの島があり、観光スポットには困らない、それがタイです。

私も2013年12月からタイに移住してきていますが、日本で働いていた頃以上に、旅行回数は増えています。

例えば、国内ではリボン島シーチャン島(ko sichang)、国外もベトナムのハノイカンボジアマレーシアなどですね。

ホテルも日本に比べると同じグレードでも安いです。2人以上で行くとそれは特に実感します。1室あたりで料金設定をしてくれるからですね。

タイの昼間の娯楽:イベント参加など

タイ、特にバンコク市内では遊びにいける施設が数多く存在します。また、サークル活動も多く、遊んだり交流を広げることには事欠かないでしょう。

サークルによりますが、遊ぶ費用として1回あたり500バーツ~1,000バーツ(1,700円~3,400円)程度でしょうか。

タイの夜の娯楽

風俗遊びを含めた娯楽にかかる費用は全般的に日本よりも安いです。夜遊び目的でバンコクに来る日本人男性も多いですよね。

  • スカイバー、ルーフトップバー
  • ディスコ、クラブ
  • マッサージパーラー(MP)
  • ゴーゴーバー
  • バービア、カラオケ
  • 置屋

スカイバーやルーフトップバーと呼ばれるような高層ビルの屋上にあるバーが多いです。

ホテルやビルのランクで変わりますが、1人1,000バーツ(約3,400円)もあれば、楽しむ事が出来ます。

わたしはお酒を飲まないので、ソフトドリンクだけ注文しますが、場所によっては200バーツ(680円)程度で済んでいます。

下記は地球の歩き方とかにも載っていないので、お勧めです(こうやっておすすめしているので、段々と混んできていますが。。。)

バンコクの有名ディスコだと入場料で800バーツ(約2,700円)程度取られるお店はありますよね。

尚、マッサージパーラー(MP)やゴーゴーバーの良し悪し、費用は専門で書いている方も多いと思うので、そちらをご参照ください。

チャイカプ(私)
これから海外移住を始める人へ。

注意点、手続き、移住後に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください

タイの物価を理解したら、こちらも読んでみましょう

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チャイカプ

タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。

【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)

人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。

35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。

2031年からサイドFIRE予定です。

詳しいプロフィール