タイ人と仕事。働く上でぶちあたる課題




「安西先生、仕事を上手く回したいです」

タイにある日系企業。その多くは、日本で1部や2部に上場しているような超大手企業のブランチとしてタイに会社を設けております。

もちろんタイは何万名も従業員はいません。数百名とかです。工場の労働者も入れても数千人です。また販社・商社であれば数名~数十名もざらです。

そんなお客様の1つ、A社に先日お伺いした時の話です。こちらは従業員数百名単位のお客様です。

タイの求人に応募する前にいろいろと課題を聞いていたけど、ここまで大変だとは・・・

そんな実体験に沿った話をまとめております。タイで働き始める前に、どんな大変なことが起こるか?しっかりと想定しておくだけでだいぶ違いますよね。

それでは見ていきましょう。

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タイ人と一緒に仕事をしていて感じる「イラっ」あるある

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私が営業先でお話する相手は大抵は駐在員ですが、A社は現地採用の方がご担当。ここではBさんとしておきます。

そこで話題に上がったのがタイ人への指示出し、お願いをいかに上手くやるかついて。下記はタイの日系企業のどこでも発生している事象ではありますね。

  • 口頭で言ってもできないと言う。(いやお前の仕事だよw)、出来ない言い訳しか返って来ない
  • その場でやると言っても後日聞いていないと話を蒸し返す。
  • 上記事象を防ぐために、メールで指示出しをしてもやらない。メールに返信しない、読まない。
  • 納期があるのに家に帰る。
  • ちょっとでも負荷が増えると、それは私の仕事ではないと断固拒否する
  • マルチタスク処理ができない。1つのことに追われると、その前に頼んだ作業が全て記憶から飛ぶ。
  • 遅刻する。「これはヤバイから絶対遅刻するな」と言っても、遅刻する。

etc. ほんと、いろいろと起こりますよねw

舐められたらそこで試合終了?動かないタイ人をどう動かすか?

i'm your boss

さて、そうなると解決するには何が手っ取り早いかな?と。公衆の面前で罵倒してしまうと逆恨みされたり、スネて次の日休む⇒案件停滞⇒さらに炎上とかはしょっちゅうです。

とはいえ、こっちも忙しいのでわざわざ別室来いとか言ってる暇もない。Bさんと話していて、お互いの結論として落ち着いたのが、

ダメなタイ人社員、そいつの評価を決める権限があると思わせる

これが大事かなと。私はさらに給与査定に具体的に絡んでいることをアピールできるのが1番良いと思っています。実際に権限がなくても、絡んでいることを理解させればだいぶ違うかなと。

自分の評価=給与に直接関わらない相手の話は知ったことではない

と思っているタイ人が多数です。例え駐在員でも、関係ない部署の人間のメールは華麗にスルー(笑) しかし大きな組織になると、色々な部署の人間を動かす必要が出てきます。

そうなるとこういう問題は発生しがちです。分業化して効率化を図る、売り上げ増を見込んで組織拡大をすると、上記のような「これは私の仕事ではない=シカトしてよし」という思考が彼らの中に発生します。

Job discriputionって本当大事。日本人ならお願いしてやってくれることでも、タイ人、というか外国人はやってくれませんからね。

微笑みの国とか言われてますけど、まぁアジアのスタッフは大抵こんなもんでしょう。

大学を出てオフィスで働くようなホワイトワーカーですらこれなので、工場のワーカーの問題等も抱える必要があるメーカーの責任者とかどんだけ大変なんだろうって思います。

タイ人マネジメントの解決策は?

じゃあ、その権限さえあれば解決するのか?まぁそれはないですね。あくまでも効果的な手段の1つという意味合いです。

そもそも、権限をすぐに渡せるor見せ方を変えるということは、こういった大きな組織では基本不可能です。

半年前に伝えて検討すると言われても、半年後も悩む(というか解決する気がない)なんてことはしょっちゅうです。

なので、A社の担当者の方、そして私も既に実行しているのが、

日頃からお菓子を配り買収してつつコミュニケーションをとり仲良くなる

やっぱり人間ですからね。「人はロジックではなく感情で動く生物である」って昔どこかの偉い人が言っていた気もします。

あとは、「すぐに動かないダメなタイ人社員の上司を使って動かす」これは有効です。

タイ人は日本以上に縦社会、年功序列を重んじます。ただスタッフからは今まで以上に悪口を言われます(笑) でも、これをやると早い。

1点問題なのが、どんなにクソみたいなスタッフでも年上ということで部署のトップが「ピー」をつけて呼んだりします。敬称ですね。年上には強く命令ができないんです。

組織に長くいるダメな社員をいかに辞めさせるか?は万国共通なのかもしれません。

まぁそれにしても、言われたことすらできない(というかやる気がない)というのは問題外だと思うんですけどね。

じゃあ、タイ人とうまく働くにはどうしましょうか

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ある程度小さい事務所であれば話は変ってくると思います。お互いもよくわかっているので、論理で動かなくても感情で動いてくれたり。

そもそも採用段階でどうしようもない人を採用しない、間違えて採用しても回りの優秀なタイ人についていけなくてすぐに辞める、といったフィルターがかけられるのかな、と。

履歴書の職歴を盛ってくるなんてのは日常茶飯事ですし、いかに試用期間で見極めるかが大事なんでしょうね。こういうことを書くと

「自分たちが的確な指示出しができていないのではないですか?」
「日ごろのコミュニケーション、関係性の構築が浅いのではないですか?」
「そもそも上から目線なんじゃないでしょうか?」

このように思う方もいるかもしれません。事実、当てはまる部分がないと言えるほど人間としてデキていませんし、自分が仕事ができるとは思っていません。

そしてタイ人全てが上記に書いたような人間でもないですしね。ただA社さん、そしてうちにいる他の日本人担当に聞いても、同じようにある一定のタイ人には困っています。

結果的に先ほどのように、上司のタイ人や周りにいる仕事が出来るタイ人、そして日本人の負担が増えるという仕組みになっています。そう考えると、採用って本当に大事な仕事だよなぁと思う次第です。

タイ人と仕事:まとめ

タイで働くことになると、多かれ少なかれタイ人と仕事をする機会というのは出てくると思います。

その際にマネジメントで苦労することは多々出てくるわけで、できることならそんな面倒は避けたほうがよいですよね。

私は2013年12月からタイで働いておりますが、いまもしタイ求人に応募するとすれば、一般的な営業職・事務職・管理職ではなく、エンジニアとして働く道を必ず選びます。

なぜなら、仮に就職にうまくいかなくてもフリーで仕事を受注しやすいですし、無理やりタイ人と働く必要がなくなるからです。

インフラ周りですとそうもいきませんが、フロントエンジニアであれば自由も効きやすいです。

もし、あなたがまだそういったスキルを持っていないのであれば、TECH::EXPERTを利用してスキルの習得をしてからタイで転職することをお勧めします。

自分に合うかどうかも含め、まずは無料で相談できます。うまく活用して、どうせタイにくるならストレスなく稼げる職種で来ましょう。

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