タイ航空のビジネスクラスのチケットを購入し搭乗してきましたので、今回はそちらの様子をご紹介いたします。
空路はバンコクのスワンナプーム空港から東京の羽田空港まで乗りました。
機内に入るまでの手順、座席、アメニティ、機内食、飲み物、機内サービスなど、ビジネスクラスだから体験できることをご紹介していきます。
目次
「FAST TRACK」搭乗までの専用体験
ビジネスクラス以上の利用であれば、出入国は専用のカウンターと専用ゲートから対応していただけます。
スワンナプーム空港の端にあるAカウンターで座りながら手続きができます。私は気が付かないで普通のタイ航空のカウンターを利用していました(残念)。
あきらかにAカウンターの方が空いていましたね。カウンターで手続きを済ませたら、すぐ隣にあるFAST TRACKへ。
ここから待ち時間なしの出国、そのまますぐロイヤルオーキッドラウンジに着けます。
チェックイン→手荷物検査→イミグレ通貨まで5分とかからなかったので、これはかなり感動しました。これだけでも毎回エコノミーで使いたいくらい・・・。
また、ビジネスクラス以上であればラウンジも無料で利用できます。FAST TRACK内は撮影禁止なので写真はありませんが、一本道なので迷うことは無いかなと。
イミグレで審査終わったらこのラウンジ直通のエスカレーター前に到着。ここからラウンジの受付に行くことができます。
ラウンジに行かない場合は、エスカレーターを降りずに真っ直ぐいけば通常の出国前のお店が並ぶ通りに出れます。
私はせっかくなのでラウンジでしっかりと休んでから搭乗口へ向かいました。
搭乗口から飛行機まではバスで移動。ここはエコノミークラスと一緒ですが、優先搭乗があるので、ビジネスクラスの方がメインでした。
上記の画像だと先頭付近に席があります。
座席のレイアウト
タイ国際航空のAIRBUS 330-300ビジネスクラスのシートマップです。ビジネスクラスの座席(Royal Silk Class)は全部で31席。
私は3週間前の予約でしたが、1人席が選べましたので「18B」という座席にしました。
座席は前後でジグザグに設置されており、座席をフルフラットにした際は、足の部分が前席のサイドテーブルの下に潜り込むような設計です。
窓際は完全に1人席でプライベート感が保たれ、真ん中の2列も中央に区切りがあるので、1人で利用しているおじさんもチラホラ。
これが例えば違うシリーズのAIRBUS A350-900とかだと席がくっついているんですよね。
知らない人が顔見せあって隣接するのはエコノミーと変わらずなので、結構辛いかと思います。
ただ逆にカップルや夫婦2人旅なら、隣が近い座席がおすすめなので、選ぶ時間に余裕がある場合は飛行機の機種に拘ってみるのもありですね。
今回搭乗しているAIRBUS 330-300にもいくつかシリーズがあり、微妙にシートの配置やリクライニングシートの角度が違います。
- A380-800 (380)
- A330-300 (3304/33H)
- A330-300 (3303/330)
- A330-300 (333)
- A330-300 (33R) →これに搭乗
上記に記載のあるほとんどが127~167度までしか倒れませんのでご注意ください。
ただ今回搭乗しているA330-300 (33R) TG682便であれば180度、フルフラットでしっかりと平行になりますので、ご安心ください。
余談ですが、自分が乗る飛行機の座席だけを事前に調べる際は日本語ではなく英語のページがおすすめです。
ご紹介した座席表の画像は日本語ページには記載がありませんでした。
タイ航空のビジネスクラスの周辺機器などの設備
座席に備わっている設備としては以下のとおり。
- 個人モニター
- 電源タップ
- 靴の収納
- コントローラー
- 座席のライト
- テーブル
- ヘッドホン
この中でタイ国際航空のビジネスクラスの設備として注目したいのはブランケット、電源、靴入れでしょうか。
電源はUSBポートはもちろん、マルチタイプの電源タップも付いています。ノートPCなどの電源も接続できます。
私は夜中の便でしたので利用しませんでしたが、電源タップがあるのは大事ですよね。
荷物置き場と靴置き場があります。さすがにブーツは入りにくいと思いますが、スニーカーや革靴なんかは余裕で入ります。
アメニティにスリッパも用意されていますので、靴を脱いでおいて、スリッパで過ごすのがオススメです。
ブランケットはかなり大きいタイプで生地も厚めです。布団と呼んでもいい気がします。
私は寒がりなので機内で配られるもの以外に、自分専用のブランケットも持参しているのですが、今回はそちらを利用しなくても良いレベルでした。
タイ航空のビジネスクラスの機内サービスと機内食
まずは搭乗後すぐに配られるおしぼり。暖かいしエコノミーではこういうサービスはないので、ちょっと贅沢な気分になります。
ウェルカムドリンクは、シャンパン、ジュース、お水などが選べます。私はお酒が飲めないのでジュースです。
安定航路に入ったらスナックタイム(おつまみタイム)。CAさんから、「離陸後にスナックをご用意しますが、その際の飲み物はどうされますか?(英語)」と聞かれます。
全部口頭での説明だったので、とりあえずコーヒーを選択。聞き取れない場合は「Do you have a menu?」メニューくださいと言っても良いと思います。
1杯で足らない場合は、CAさんを呼び止めてお願いすれば、追加の飲み物も持ってきてくれます。上記画像はリンゴジュースを追加で頼んだ形です。
ただ私はラウンジから持ち帰り可能なジュースを持ってきていたので、この時点で既にトイレが近くなっていました(笑)
ビジネスクラスといえば豪華な食事!!専用サイトで事前予約もできます。
・・なんですが、ラウンジでお腹いっぱいになる予定だったので、朝食用のフルーツプレートを選択。
「何時に持ってきます?(英語)」みたいなことを聞かれたので、「なるべくギリギリまで寝ていたいので、遅くで」って言ったら困った顔されてました(すいません)。
「まぁできる限りでいいですよ」とお伝えすれば、その希望は聞いてもらえそうでした。
タイ航空のビジネスクラスのアメニティ
ビジネスクラスですので、機内を快適に過ごすためのグッズも持ち帰り可能なものはコンパクトにまとめられています。
中身を開けるとリスト一覧が記載されています。直訳するとこんな感じです。
- タイ人デザイナー「VVON SUGUNNASIL」生分解性パッケージのバッグ
- 生分解性パッケージのスランバーシェード
- 耳栓
- アイマスク
- 再利用可能なパックに入った生分解性歯ブラシと歯磨き粉
- 保湿リップクリーム
- ハンドモイスチャライジングローション
- コンフォートソックス(靴下)
- 生分解性靴べら
微生物によって分解されて自然界に還元されるものを「生分解性」といいます。環境への負荷を軽減するアイテムを利用している模様。
女友達や奥さん、彼女にあげたら喜びそうなものが多いですね。
ビジネスクラスの最新アメニティキットをご紹介💺
— タイ国際航空 日本オフィス(thaiair. info) (@ThaiairI) October 5, 2023
複数柄のジム・トンプソンのポーチをご用意し、リップクリーム・ハンドローションにはタイの人気スパブランドerbを採用💆
使い捨てプラスチックを削減し、ポーチや歯ブラシ等に環境にやさしい代替素材を最大限に利用しています🌱
空の旅を贅沢に✈ pic.twitter.com/9fVvQYKYUX
搭乗時期によってポーチのブランドも変わる模様。個人的にはジム・トンプソンのポーチは可愛くて欲しいですな。
まとめ
普段から日本とタイの2拠点生活をしているため、飛行機はよく利用するのですが、主にLCCがメインなんですよね。
夜間が多く、寝たいのでZipairやAirアジアのプレミアムエコノミーの席を利用しています。フルフラットにはなるんですが、比較してみると以下の3点で違いがあるなと。
- FAST TRACKを利用したスムーズな出国
- ラウンジの利用
- 座席の使い心地
1と2はここまでの記載のとおり、3についてはやはり荷物置きなどのスペースの違いですね。タイ航空のビジネスクラスの方が広いです。
LCCに比べてお値段は高くなりがちですが、利点も多く、できればまた利用したいなと思いました。
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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