こんにちは。チャイカプです。本日はタイ・バンコクで現地採用として働いている、シンゴさんからの寄稿記事をお届けします。
シンゴさんはタイで働き始めて2年。バンコクにある日系企業から日系企業への転職に伴い、改めてBビザの取得へ行かれました。
今回はそんなシンゴさんが、会社指定のビザランツアーに参加してきたお話を聞いてきました。
ビザツアーを使わずに個人でビザ取得に行っても、結局費用はそんなに変わらないんですよね。であれば、ツアー使ったほうが楽だったりします。
こういった方におすすめの記事です。それではどうぞ!
目次
タイで転職する準備
こんにちは、シンゴと申します。この度、タイ国内で転職をしましたので、チャイカプさんの記事へ寄稿させていただきました。
さて、タイで就業するためにはノンイミグラントビザB(Bビザ)とワークパミット(労働許可証)が必要です。
ワークパミット取得にはBビザがまず必要となります。既にバンコク市内で働いていて転職する場合には、このビザとワークパミットを返却しなければなりません。
基本的には返却後7日以内にタイを出国する必要があります(BOI取得企業だと10日程度に伸びることもあるようです。また既存の企業と転職先企業がBOI同士の場合は、出国しなくても手続きができます)
わたしの場合はBOI同士の企業ではなかったので、まず近場の国に旅行も兼ねて出国、ノービザでタイに戻ってきました。
ちなみに出国時にはBビザ失効して出ることになるので、イミグレで管理官に怪訝な目で見られましたが、改めてノービザ入国する際は特に問題ありませんでした。(もちろん、入国カードには観光とチェックします)
事前準備書類
- 写真(3×4Cm)2枚
- パスポート
- ビザ申請書類(転職先が準備)
- ビザ申請料(2000バーツ)
- ボールペン(黒か青)
- Place of Birth:生まれた都道府県名。JAPANでok
- Marital Status:結婚歴なのでsingleかmarried
- Occupation:Office worker
- Address in Country of residence:JAPANでok
- Date of Arrival in Thailand:次にタイに到着する日付(大抵は翌日の日付)
- Traveling By: Bus
- Duration of Proposed Stay:60daysか90days
- Non-Immigrantにチェック
- Please specity purpose of visit:空欄OK 私はvisaと記載
- シングルにチェックを入れる
- 両替
- タイバーツの小額紙幣を多めに用意する
- 写真(3×4Cm)2枚
- パスポート
- ビザ申請書類(転職先が準備)
- ビザ申請料(2000バーツ)
- ボールペン(黒か青)
- タイのARRIVAL/DEPARTURE CARD
- ラオスのARRIVAL/DEPARTURE CARD
- ビザ申請書
- タイのスワンナプーム空港でリエントリーパーミットを取得する方法を徹底解説します【タイ旅行&居住者必見】 - 2020年1月7日
- バンコク発のビザツアーに参加。Bビザ取得、バンコク⇒ウドンタニ⇒ビエンチャンの旅。 - 2018年2月20日
ラオスビザランツアーに参加するための準備です。会社からはビザ取得に関する費用として、旅券、ホテル代、写真代、ビザ発行代は準備してもらえました。
ただ業者の名前も当日案内してくれる担当者のTELすら教えてもらえませんでしたが・・・。
写真は近所にある写真屋さんで、ビザとワーパミ用で6枚ずつ(最低発注枚数が確か6枚)、全部で500Bくらいで撮影しました。
1時間くらいで、できあがっていましたね。一応、上半身は襟付きの白いシャツを着て撮影しました。
ドンムアン空港からウドンタニ空港へ

ドンムアン空港からウドンタニ空港まではLCCなど1日に19便ほど飛んでいます。私は5:55発→7:00着ノックエアノックエア 9200で飛びました。
朝は3時30分に起きて4時には出発です。国内線とはいえ、早めに空港に着いておきたかったので、出る直前にはGRAB TAXIを予約し空港へ行きました。

乗車率は最終的に80%ほどでしょうか。この日は特に遅延もなく、定刻で出発。眠かったのでウトウトしていたら、あっという間に到着でした。
ウドンタニ空港~タイラオス国境へ

ウドンタニ空港に着いたら、「自分の名前を書いたボードを持っている方が迎えが来ています」とのことでしたが、確かに来ていました。そのまま彼の案内で移動します。

てっきりバンだと思っていたら、まさかの乗用車。乗客も私一人だけ。彼曰く、1日に多くても3人、通常は1人しか案内しないよ、とのこと。ここから国境までは50~60分です

車内でおじさんから手渡されたタイとラオスの入出国カード。このうちタイのカードは帰りの日までに記入すればOKです。
もう1つは裏面に記入する箇所がありますので、名前など記入します。ラオス側の国境に入る際にテーブルがあるので、そこで記入すれば問題ありません。
タイ・ラオス国境の手続き(タイ側)

ここでやることはパスポートの提出くらいです。運転手のおじさんから渡された紙は必要ありません。

所要時間は10分程度でしょうか。並んでいるともう少しかかりそうですが、私はガラガラの列に並ぶように言われたので、あっという間でした。

手続きが終わったらタイ側のイミグレ通過です。メコン川を渡るとラオス国境になります。
タイ・ラオス国境の手続き(ラオス側)

タイ側の国境から、ここまでは5分程度で着きます。

京都で使われていたバスがありました。ビエンチャン市内に入ってからもこのバスを見かけました。

とりあえずラオスの出入国カードの裏面を記入しますが、よくわからないところは、空欄のままで大丈夫と。ちょっと心配でしたが、問題はありませんでした。あとおじさんからは通行カード(ONE WAY TICKET)?みたいなものも受け取ります。

このBOXの脇に道がありますので、ここを通過します。通過の際に壁側に小さな窓口があるので、上記3点セットを提出。

所要時間は記入時間も含めて10分程度でしょうか。団体客がいると若干込みますけど、すぐに通過できます。
ラオス国境からビエンチャンのタイ大使館へ

さて、ここでこれまでのおじさんとはお別れしました。
「今度はこいつについて行ってくれ。金を払う必要はないぞ。明日また迎えに来る」
と言われ、不安が残りつつも、こちらのラオスおじさんに従うことに。念のため写真撮影。
タイおじさんが去った後に、この人が運転かと思いきや、運転手は別にいるとのこと。結局この人は、この一瞬だけ現れただけでした。案内されるがまま、新たな運転手と共に移動です。
新たな運転手はタイ大使館に行くことはわかっていますが、ホテル名も何もわからない様子(英語通じない)。ラオスに入ってしまったので、携帯も利用できないし、正直この時が1番不安だったかもしれません。
私と同時に1人の西洋人が乗ってきましたが、彼女はどうも個人でビザランしているようで、運転手に300Bほど請求されていました。多分ぼられているような気がします。国境から大使館までは30分程度で到着です。
タイ大使館でビザ申請手続きをする

お金を請求されることなく、無事にビエンチャンのタイ大使館に到着です。

新たなラオス人の登場。上記写真は彼がタクシー運転手に料金を払っている図です。彼は英語も通じるので、安心しました。
どうも彼はホテル側の人間で、いろいろなビザ代行業者と提携してここで対応しているようです。私と同じように、申請用紙の書き方について、彼の指示を仰いでいる人がいました。
申請書の書き方
分からなければガイドの兄さんに確認しながら書きましょう。私が書いた内容は下記の通りです。
<左欄下の囲みの中>
申請書右欄は、タイの住所と、タイ人の保証人の名前と電話番号、ラオスのホテル名と電話番号を記載。
書き方を迷ったところ
Date of Arrival in Thailandの質問は、このあとタイに到着する日付になります。ビザランツアーであれば翌日には帰ると思いますので、翌日の日付を記載しましょう。
ラオスのホテル住所やTELはわからなかったので空欄で出しました。
こちらの申請用紙に必要事項を入力し、持ってきた書類と写真を合わせて提出です。ビザ申請代金は翌日ビザを受け取る際に渡します。

書類を提出して5分程度待つと、窓口で呼ばれて顔写真と本人が合っているかどうかだけ確認。この日はこれで終了です。ビザ受け取りは翌日の13時半以降となります。
翌日の13時頃に彼がホテルまで迎えに来るとのことでしたが、念のために電話番号は聞いておきました。
この引き換え書は翌日必要です。大事に保管しておきましょう。
約24時間の自由時間

申請終了後はホテルに送ってもらって、あとは翌日の迎えが来るまでは自由時間です。なお、ホテルが満室といわれ、グレードダウンしてゲストハウスに連れていかれました。

まぁ個室でしたので良いですけど。。。翌朝起きたら小さなゴキブリが死んでおりました。
眠かったですが、せっかく時間があるのでビエンチャン市内観光にも出かけました。その様子はまた別途記載します。
Bビザの受け取り

13時15分頃に、昨日ビザ申請を手伝ってくれた兄ちゃんが迎えに来てくれましたので、車でビエンチャンのタイ大使館へ。

30分程度待ったら、お金と引き換えにビザを受け取ることができました。ビザの種類、期間はこの場で確認しましょう
タイ大使館→ラオス国境→タイ国境→ウドンタニ空港へ

すべて完了したら後は帰るだけです。彼がタイ側の運転手のところまで付いてきてくれました。
ラオス警察への連行??
今度寄稿で、現地採用者のラオスビザランツアーの記事を書いてもらうつもりなんですけど、やっぱり日本人でビザ貰えないってあるようで。
以下、聞いた実話。
現地で同じくビザ申請をしてた方と知り合う
↓
夜飯食べる約束をする
↓
待ち合わせこない (寝坊?)
↓
ラオス警察に連行されてた👮♂️ pic.twitter.com/P7mwewwLgP— タイ就職のチャイカプ@帰国組向け転職支援開始 (@genchisaiyou) 2018年2月1日
余談ですが、ビザが出ないケースについて。会社側の書類不備でビザ取得に失敗し、短い間に3回ほどBビザの申請に来ている女性に会いました。
どうも、何度やってもすぐにビザが出そうにないとのことで、今回は観光ビザの申請に来ていたようです。まぁ短期間にそれだけ陸路(ビザラン)で行き来していたら、確かに怪しいですよね。
それを知った警察が泊っている宿まで来たそうで、そのまま連行されていってしまいました。
結果的に彼女には翌日の観光ビザは発行されましたが、やはり国境で出れなかったらしく、その後もラオスに滞在し、警察などの協力を得て、やっとこさ飛行機で出国したそうです。
ウドンタニ空港

国内線のみの発着となる空港です。トラン空港に比べれば大きいですが、ドンムアン空港よりは小さいです。カフェもありますよ。

タイ料理屋もありました。

ただ、ここに電源は見当たりませんでした。

電源は1階に2か所、こういう形でありました。ただ座れないです。

上記以外では、椅子に座りながら充電できる場所が1箇所ありました。ノックエアーの受付近くにあります。

ノックエアーの受付。結局この日は飛行機が1時間ほど遅延していましたので、3時間近く空港で待つことになりました。
ビザランで気を付けること、準備不足だったもの

お金
ラオス通貨は、国外では紙くず同然なので、余った場合は滞在中に再両替をする必要があります。当然手数料分損をします。なので余らせない、使いきることが前提です。
バーツでも支払えますので、私は一切両替は使わずにバーツで支払いをしておりました。
お店の両替レートなので多少損はしますが、ビザランで1日滞在であれば気にするような大きな額ではないです。
500Bや1,000Bを持っていくと、バーツではお釣りをくれずにラオスのキップで返ってくることになります。なるべく多くの20Bや100Bを準備しておくと良いですよ!
どうしても大きい紙幣を使うようならば、なるべく早めに使ってキップを使いきれるように、調整しましょう。
服装
すっかり忘れていましたが、時期によっては涼しい・・・というか寒いです。私は長そでシャツ1枚しか持参しておりませんでしたので、朝や夜は寒かったです。何か羽織るものは忘れないでおきましょう。
マスク
ラオス・ビエンチャンの空気は砂ぼこりと排気ガスが少し気になりました。シェムリアップほどではないと思いますが・・。
海外旅行保険の内容・期限を再確認する
ご自身がお持ちの保険は有効期限切れていないか、内容は大丈夫か?念のため確認しておきましょう。まだ持っていない方はこれを機会に作っておくと良いでしょうね。日本から来る方は、日本を出る前にキャッシュレス対応の海外旅行保険クレジットカードを作成しておくと安全です。
まとめ

バンコクから1泊2日でBビザを取得する、ビザランについて記載いたしました。最後に、今回必要だった書類、現地記載書類、所要時間をまとめておきます。
事前準備資料
当日記載資料
所要時間目安
1日目 | 所要時間 |
ドンムアン空港⇒ウドンタニ空港 | 60分 |
ウドンタニ空港⇒国境(タイ側) | 50分 |
国境(タイ側)手続き | 10分 |
国境(タイ側)⇒国境(ラオス側) | 5分 |
国境(ラオス側)手続き | 10分 |
国境(ラオス側)⇒タイ大使館 | 30分 |
タイ大使館手続き | 15分 |
合計 | 180分 |
2日目 | 所要時間 |
タイ大使館(翌日) | 30分 |
タイ大使館⇒国境(ラオス側) | 30分 |
国境(ラオス側)手続き | 10分 |
国境(ラオス側)⇒国境(タイ側) | 5分 |
国境(タイ側)手続き | 10分 |
国境(タイ側)⇒ウドンタニ空港 | 50分 |
ウドンタニ空港(飛行機遅延含む) | 180分 |
ウドンタニ空港⇒ドンムアン空港 | 60分 |
合計 | 375分 |
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