『あなたが言ういつかは一生やってこない可能性が高い』
私が最近残念だな~と思う言葉の1つが、「いつか○○したい」という言葉です。
タイ就職サポートをしているとシェアハウスへの宿泊ご希望の方以外にも、色々なメッセージをいただくんですね。
その中で
こんな相談もありまして。なんでしょう、とにかく心配・不安な質問が多いんですよね。
もちろん気持ちは分かります。でも、具体的に動かないと何もはじまらないわけで。
一方で何も調べずに勢いだけで渡航し、失敗して1年以内に帰国する人もいたり・・・。
そこでこの記事ではそんな「いつはか海外で働きたい」というお悩みを、日本と海外の人材業界で計6年ほど仕事をしてきた私の観点からご紹介しますね。
実際に2013年12月に私も30代でタイへ転職をしています。
あなたの海外に対するモヤっとした悩みが、具体的な目標へと改善される可能性が高いです。
目次
海外で働きたいなら意識したいこと×4つ
いろいろな意味で終わりますよ
世の中にはやたらと海外に出ることを煽る人が多いですが、いくら若くても無防備に海外に出るのはよくないです。
ましてや30代ならなおさらですね。
少なくとも、以下にあげる4つの項目はしっかりと意識してから渡航しましょう。
- 貯金
- ビザ
- 語学力
- スキルの棚卸と市場価値の確認
詳細、ご紹介していきます。
海外へ出る前に貯金を用意しておく
日々生きる生活費でいっぱいいっぱい。
貯金もたまらず、帰る渡航費用がない
●●万円貯めればよいです!という正解はないです。しかし、まったく貯金がなく、お金を借りて帰るような人も稀にいますからね・・・。
上記は極端にダメな人の例ですが、海外に住んでいると予期せぬ費用がかかったりします。
それこそ自分だけでなく、家族に問題が起きるケースだってありますよね。
もちろん悪い話だけではなく、親友の結婚式があって一時帰国費用がかかるケースとか。
ある程度の日本円は準備したうえで、渡航できるようにしておきましょう。日本で貯金を貯める方法は以下参考にどうぞ。
海外で働くためのビザを得るには?人材エージェントが詳しいです
わたしたちが海外で働く場合は外国人となります。当たり前ですが、ビザが必要です。
ただし近年注目されている国は就労ビザがどんどん厳しくなっている状況です。
その際に大事なのが学歴です。
こんな論調をたまに見かけますけど、海外就職においては学歴は超大事です。
というか、アメリカにせよタイにせよシンガポールにせよ、超学歴社会ですよ。
その外国人がどの程度優秀で信頼がおけるか?その基準の1つがどこの大学を卒業したのか?ですね。
日本人で実際に海外で働いていて、ビザが更新できなくて帰国してしまう方もいるくらいです。
シンガポールとかは年々ビザの条件は厳しくなっていますね。
自分が働いてみたい国のビザ条件がどの程度厳しいのか?これは後述するエージェントなどを通じて調べておきましょう。
妄想だけしてても、現実的にビザがおりなければ何も始まりません。
海外で通じる英語力って?国や仕事次第です
やはり英語が世界共通言語ではありますので、英語ができると海外で働くチャンスは増えます。
今なら中国語か英語でしょうね。タイ語や日本語はニッチすぎるので、需要があまりありません。
需要がない⇒市場が小さい⇒仕事がない⇒給料に反映されない。この図式になりがちです。
個人的には語学はコミュニケーション手段の1つにすぎないので、早く自動翻訳化してくれないかな?と願うわけですが・・・
しばらくはまだ必要な要素となりそうです。
なお、20代であれば日本語のみで仕事をする環境で働くのも悪くはないかもしれません。
ただし給料はそれなりに低く、資産も溜まらないのでそのまま続けると老後は不安定。
結果的に離職率も高いですね。
あなたが働きたい国や業界、職種によって必要とされる語学力は大きく変わります。
ちなみにタイで働くわたしの場合はTOEICでいうと685点です。
外人とコミュニケーションをとるにはちょっときついかなーというレベルです。
正直もう少しスムーズにリスニングとスピーキングができたほうが、幅が広がっていいなぁと思っています。
まだ英語力が弱いと思う方は、【BizEnglish(ビズイングリッシュ)】を使って英語力をあげておくことをおすすめしておきます。
海外に現地採用や駐在で来る方は、事前に英語の勉強をしている人が圧倒的に多いです。
【BizEnglish(ビズイングリッシュ)】はこれまでの英語学習で成果の出なかった方でも、3ヶ月で英語が話せるになると評判です。
目的に合わせて、短期間で効率的に、使える英語力を身につけたい方におすすめです。
海外で通じるスキルを日本で身につけておく
もう1つ大事なこと、それは即戦力の人材であるという部分です。
海外就職は即戦力が求められます。
私が新卒で海外で働くことを積極的にはオススメしていない理由はこれが要因です。
学歴に加え、スキルがないとわざわざ外国人を雇用する必要がないですからね。
なので即戦力になるという目標を達成するために、日本で就業経験を積んだ上で海外就職を実現する人が多いですよ。
たとえば営業の実績をそこでつくれれば、経歴としても箔がついてくるので、ビザを取りやすくなります。
実際に日本でキャリアを積んだ後、転職活動を始めてタイやシンガポールで働いている人はいます。
そもそも海外で通じるのか?市場価値をはかる
あなたは自分の現在の年収って適正価格だと思いますか?
会社の常識にあてはめられているだけで、本当はもっと給料をもらえる可能性があると思いませんか?
それか逆に、もしかしたら社内だけで評価されていて、多くもらいすぎているだけかもしれません。
その判断は誰がするかと言えば、『市場』です。
自分の持っているスキル・経験でいくらくらいの年収で仕事に就けるのか?
これは今すぐに転職する気が無くても、知っておいたほうがいいですよね。
自分では分からない他人から評価される自分の価値。
転職で成功する人は常にそういった情報を得ながら、自分自身のキャリアを整理しています。
なので、いま転職する気がなくても転職サイトには登録しておいた方がいいですよ。
いざ行動を起こそうという時は、退職に向けてモチベーションが低い状態。ストレス・疲労がかなり溜まっていると思います。
気になる求人情報をストックしておくだけでも【海外で働く選択肢】が出来て、日々の目標に向けて前向きに生きていけます。
登録は無料です。
あなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人もメールで届くので、今は転職できなくても登録しておくべきですね。
優良な海外求人が豊富なのはJAC Recruitment。
海外就職の老舗のエージェントとして、海外各地に支店を持ち、現地の情報に詳しいです。
下記公式サイトより確認してみてください。
その他、あなたの状況別に使うサイトを選択したい方は、海外転職におすすめのサイトをご参考ください。
これから海外に出ても重宝される職種は?
参照:経済産業省
ただし、わたしのように30代に入っている方であれば、エンジニア系のスキルを身につけてから渡航することをオススメします。仕事の幅が圧倒的に広がるし、収入も高いです。
上図は経産省が発表したIT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果の資料です。
こちらを見ていただくとわかるとおり、圧倒的に市場に対して足りていません。
加えて高齢者が引退していくので、今後中長期で必要なスキルとなっていくのは間違いないですね。
キャリアを変えたくなった場合でも、在宅で仕事をできる機会も得られるし、個人的には語学以上に大事だと思っています。
将来的に日本に帰国したくなってからも仕事が見つけやすいのは安心ですよね。
エンジニアスキルを効率よく身につけるには
なお、全く技術を身につけていない方はTechAcademy(テックアカデミー)を利用して勉強すると良いですよ。
結論から言いますと、こちらのメリットは以下3点です。
- 自宅でオンライン完結で勉強できる
- 受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつく
- チャットで質問すれば回答が即レスで返ってくる
オンライン完結で勉強できる
未経験から始められるオンライン完結のスクールなので、どこかに通う必要もなく、自宅でプログラミングやアプリ開発を学べます。
コースは8・12・16・24週間プランから選べますので、あなたの都合やスケジュールに合わせて選択可能。
今の仕事をしながら、オンライン中心に質問しながら勉強できるのって良いですよね。
仕事終わってからわざわざ別の場所に立ち寄るってすごくストレスなんですよね。
その点、家に着いて落ち着いた環境でできるのはすごくありがたいです。
パーソナルメンターがつく
無料ツールで個人で勉強するのも良いのですが、未経験から1人でやると結構挫折しがちなんですよね・・・
私はそうでした。そのままフェードアウト・・・
その点、分からないときにさくっと聞ける環境を作っておけるのは大きいです。
チャットでさくさくとやりとりできる
チャットツールですぐに疑問点を聞けるのもいいですよね。メールってなんかひと手間面倒だし。履歴見づらいし。
とはいえいきなり大金を自己投資しても、やっていけるかどうかって不安だと思うんですよ。
TechAcademy(テックアカデミー)は今なら無料で体験ができますので、まずはやってみて継続の判断ができます。
ただし昨今のノマドブームもあり、かなり人気です。
できる人は今すぐ行動していますので、早めに登録を済ませておいたほうが良さそうですね。
海外で働きたい30代がやるべきこと:まとめ
年を重ねるにつれてますます行動に移しづらくなります。
家族・子供ができて守るべきものができたり、自身の老後について心配になったり。
周りもそうですが、なにより自分自身の環境が変わるんですよねぇ。
なので、個人的にはやはり語学よりもエンジニアスキルを身につける⇒海外転職orフリーランスで生きる。
これが海外に出るのに1番早いし、今後も生き残る道だと思っています。
複(副)業もエンジニアだと場所を選ばずにできる案件も多いですしね。
とっととやれることからやってみて、自分には全くニーズがないとわかる。
その瞬間は辛いですが、次の道を早い段階で探すことができます。
新たに勉強をはじめる、求人を確認してみる、キャリアの棚卸しとキャリアアドバイザーを利用してみる。
次の可能性に向けて具体的な行動を起こしていきましょう。
注意点、手続き、就職活動に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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