こんな疑問をお持ちの方へ。
本日は正社員未経験者や新卒など、スキルをお持ちでない方がタイで仕事をする方法をについてご紹介いたします。
わたしは2013年からタイで働いていますが、日本・タイで6年以上人材業界にいましたので、本当に多くの方の就職・転職を見てきました。
そんな私の経験も踏まえ、未経験者がタイ求人に応募する是非と、そのやり方をご紹介いたします。
なお、結論から申しあげますと、大多数の人は、日本で就業経験を積んでから渡航するほうが良いです。
夢がないって思いました?でも、これが現実です。
たとえばハタラクティブを利用すれば、ニートやフリーターからでも就職に成功している人が多いです。こういったエージェントを活用して、経験値を積んでから海外へ出ましょう。
うまくいっている人よりも失敗した人のほうが圧倒的に多く、そして失敗した方は表には出てきません。そういう現実も知っておいてください。
目次
未経験者がタイ求人へ応募することはオススメできない?
冒頭でもお伝えしましたが、基本的にはノースキルでいきなりの渡航はオススメしていません。理由は以下3点です。
- 若いうちに身につけるべき基礎が身につかない
- 低い市場評価をひきづる
- 海外経験<個人で稼ぐ経験
基礎力が身につかず、キャリアとみなされない?
日本では大企業であっても、タイではただの中小企業扱いです。研修制度、給料含め日本とは比べ物にならないほど整っていません。
中途半端な教育を受けて、あなた自身がたいして成長しなかった場合。
日本に帰ってもろくな仕事にありつけない可能性があります。
企業によっては海外で新卒経験をしていたことは、キャリア経歴としてみない人事もいますからね・・・。
低い市場評価がそのまま引き継がれる
数年後に日本に戻ってから転職するときは、通常は前職の給与がおおいに考慮されます。
「年齢に応じた給料をもらっていない=それなりの人間である」として、書類でNGになったり。
入社しても新卒で入社した子と一緒にレクチャーを受けなおす。人によっては結構な屈辱かもしれません。
また、最近ではタイでインターンに来る方もいますが、しっかり将来を考えている人ほど、インターンは日本の企業に内定を得たあとに挑戦しています。
経験としてやるのはいいですが、そのままタイで就職してしまうと、最初から激安の給与=低い市場評価がもれなくついてきます。
そのあたりの覚悟があるならいいですが、そうでなければやめておきましょう。
基本的には今現在、正社員職に就いていない人はハタラクティブを活用して、仕事を探しましょう。
人生は長いです。無理して渡航して後悔するより、経験値を積んで相手からも来てほしいと頼られる存在になってからタイへ行ってみましょう。
海外経験<「個」で稼げる人材へ
それに時代は変わりました。今であれば、日本にいながら個人として稼ぐスキルを先に身に着けるほうがよほど大事です。
就職した先に依存するだけでなく、個人で自己投資してスキルを身につけないと生きていけなくなる未来はすぐに来ますよね。
詳細は副業で稼ぐために未経験でIT系へ転職した話でも紹介していますので、そちらをご参照ください。
それでも
こういう人が就職できる可能性がある職種を以下にご紹介していきます。
タイで未経験から応募できる求人職種
タイで未経験から応募できる求人職種としては以下の5つであれば可能性があります。
- カスタマーサポート
- 営業職
- 旅行系
- 飲食
- 教師
①②はオフィス系、③~⑤は現場寄りです。いずれも日本語を話せる以外にスキルを持っていない方でもできるお仕事です。
カスタマーサポート
バンコクに住む日本人(在留邦人)の人口はここ数年でも増加しています。
その中で、このカスタマーサポート、通称コールセンターの業務に就く人は数百人以上います。
基本的には日本語と基本的なビジネスマナーの会話ができれば問題なし。
トーク研修や、住宅のサポート(寮)がついているところが多く、語学力は不問です。
売り文句としては、
働きながら定時後にタイ語の勉強ができる!
というところでしょうか。ただ現実の話をしますと、1年以内にめちゃくちゃ大量に辞めています。離職率半端ないですねぇ。
給料も日本円で10万円くらいなので、生活費だけでいっぱいいっぱいになり、なかなか日本への帰国も厳しくなるのも要因ですね。
この職種をオススメできる人は、
- すでに手に職を持っている人材(デザイナー、エンジニア)
- タイでどうしても起業したいなどの野望がある人
前者はクラウドワークスなどを利用して、リモートで稼いでいる人もいます。ただその話をすると同僚から嫉妬されて大変なので、絶対に言わないようですが・・・。
後者は具体的なプランと期日を設けている人です。意識高いだけで、何もせずに帰っていく人も多いです。
周りに流されずに自分自身をしっかり律して活動していけるかがポイントですね。
営業職
日系企業の進出数は4,000社を超えており、なかでも製造業の進出が1番多いです。そのためタイでは、対日系企業への営業職の求人が多くあります。
基本的には経験者が優遇されますが、未経験でもコミュニケーション能力が高かったり、やる気がある人で採用される人もいます。
この職種をオススメできる人は、
- 営業職としてキャリアを積んでいきたい
- お酒を飲むのが好き
- サービス残業問題なし!
業種にもよりますが、大なり小なり、飲みニュニケーションを求められるケースはありますので、お酒が飲めるとプラスになりますね。
日本のブラック企業ほどではないですが、ある程度のサービス残業は必要なところも多いです。人数少ないのでね・・・。
営業職として働いていた人の事例は下記を参考にどうぞ。
旅行系
大手旅行会社であればツアーガイド、バックオフィスでのチケットやツアーの手配等の募集がありますね。この場合はオフィス業務が多いです。
私の友人も駐在員で来ている若手家族の手配とか、結構やってましたね。
あとはホテルの従業員やゲストハウスなどの宿スタッフでしょうか。ただし後者はビザを出さずに不法就労させているケースも散見されます。
この職種をオススメできる人は、
- 対個人の仕事がしたい人
- 嫉妬にかられない人
BtoCになるので、BtoB経験が基本的には積めません。帰国後もBtoCの仕事に携わることになります。
あとは自分とそこまで年齢が変わらない駐在員が申込みをしてくることもありますので、嫉妬に駆られて消耗したりしない人でしょうか。
なお、ゲストハウスでタイの就労ビザやワークパミットをもらわずに受付業務などをするのは不法就労となります。
バレると今後は入国できない可能性もありますので、ご注意を。
教師
タイ人向けに地方などで日本語教師をやるケースや、日本人駐在員家族の子供たちに塾講師を募集していたりしますね。
この職種をオススメできる人は、
- 語学を教えるのが大好き
- 子供が好き
- 受験科目が得意
小さいな子供が好きな人であることは前提条件ですね。そのうえで、日本語教師であれば薄給(10万円程度)に耐えることができるか。
また、塾講師であれば受験科目に強くないと厳しいです。それなりの学歴があれば説得力が増しますね。
日本に帰ってからもきちんと授業についていけるか?進学校にいけるか?など、親御さんは先生の評判をかなり気にしています。
飲食
バンコクランチ@大戸屋
安定の日本食😌
大戸屋って全国区だと思いきや、東京以外だとあまり知られてないんですね…
東海、関西、九州だと何に当たるのかしら。宮本むなし? pic.twitter.com/8scyN6h0Jo
— タイ就職のチャイカプ@ 🇹🇭複業、副業 inバンコク (@genchisaiyou) 2019年3月1日
バンコクには日系レストランが大量にあります。日本で有名なチェーン店から、なんちゃって日本食まで、かなり競争は激しいです。
できては潰れ、潰れてはできる。人が採用できずに困っているところも多いので、採用される可能性は高いでしょうね。
この職種をオススメできる人は、
- 飲食バイトの経験者
- オフィス系業務に興味がない
ただし、こちらもビザも出さずに不法就労させているケースがちらほら。お金もないので求人広告費がかけられないところも多いです。
タイで未経験okの求人を探すなら
まずはハタラクティブを利用して正社員経験を積む仕事を探すことを奨励しますが、どうしてもいますぐに渡航したい人は以下の会社を利用しましょう。
- JAC Recruitment
- リクルートダイレクトスカウト
- doda
※海外求人では外せない1社
※現時点の年収600万円以上の方
※幅広く海外求人を見ていきたい方
お勧め理由の詳細は以下リンク先をご参照ください。
【未経験ok】タイの求人に応募する方法:まとめ
あなたの周りにいる人は、海外へ渡航して失敗したら助けてくれますか?基本的にあなたの人生には責任をもってくれませんよね。
グローバル人材にならないと!
渡航して、こんなに活躍している人がいますよ
こういうポジティブな話だけを聞いて、安易に渡航してすぐに日本に帰っていく人が後を絶ちません。
受験勉強を頑張らずに、大学に合格できますか?
野球のトレーニングをしていない人が、プロ野球に入れますか?
将来にわたって安心して暮らしていきたいのであれば、まずはそれなりに努力して準備をしておきましょう。
世の中は需要と供給のバランスで成り立っています。「日本語」というスキルに対する需要は残念ながら少ないのが事実です。
日本語学んでもあまり稼げないし、日本で働くのもしんどいというのは、途上国でもかなり知られていますしね。
まぁでも…もう一部にはかなりバレてますよね。
少なくとも僕の周りの日本語が話せるタイ人は、サービス残業と先に帰りづらい文化のことを知っています。
だから日本では働きたがらないし、私もおススメできない。笑
旅行なら✈️めっちゃ薦めるんだけどなぁ。 https://t.co/AvXZ5nVUIb
— タイ就職のチャイカプ@ 🇹🇭複業、副業 inバンコク (@genchisaiyou) 2019年2月26日
現時点で未経験の方は、これから世の中で求められるスキルを学ぶことが大切ですよ。
需要が高い分野であれば、たとえ自分が大した実力がなくても、周りの環境に助けられて給与もポンポンと上がっていきます。
では、実際にこれから必要とされるスキルは何か?
その答えの1つは間違いなくエンジニアスキルでしょうね。
日本でも2020年からは学校の必修科目に入るくらい、人手も足りていません。
これからは自分より若い世代が当たり前に使いこなすスキルになっていくでしょう。
今でいうとPC触れるのと変わらない世界がすぐそこに迫っている現状。これに危機感を持たないとマズイですよね。
海外でに出てる暇があるなら、エンジニアスキルを早く身に着けておいたほうが、融通が利きますよ。
すでに準備はできているという方や、すぐに実力を試してみたいという方は、ご紹介したエージェントを利用して、トライしてみてください。
- JAC Recruitment
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※現時点の年収600万円以上の方
※幅広く海外求人を見ていきたい方
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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