外務省がタイ国内における(※1)在留邦人数調査の集計結果を発表しました。
2021年10月21日追記。毎年6月や10月頃に1年前の統計数字が出ます。最新版はこちら
あくまでもきちんと在留届け出を出している人が対象になります。潜りもいれたら、もう少し数は多いでしょうね。
目次
タイの日本人人口(2016年版)
平成26年(2014年)のタイ国内分の在留邦人数調査集計が終了しました。タイの在留邦人数は64,285人となり、平成25年の59,270人から5,015人の増加となりました。
タイの在留邦人数は昨年から5,015人増の64,285人だそうです。その中の1人は私ですね。
長期滞在者・永住者及び職業別在留邦人数
(1)民間企業関係者及びその家族 47,742名
(2)報道関係者及びその家族 245名
(3)自由業関係者及びその家族 2,471名
(4)留学生・研究者等及びその家族 2,919名
(5)政府関係者及びその家族 835名
(6)その他 8,849名
小計 63,061名
1.2 永住者 1,224名
合計 64,285名
参照:在タイ日本国大使館
タイの在留邦人、都県別上位1~3位
2位のチョンブリはシラチャという日本人が多く住む町があります。工場団地が近いバンコクの南東ですね。
パタヤがある場所といえばイメージがつきやすいでしょうか。エロいおっさんが在留邦人数を増やしているのでしょうか?w
上記3つの地域で全体の90%の55,189名が住んでいます。男女比はおよそ2:1で男性が多いんですね。
この中で現地採用者はいったい何人いるんでしょうかね。「民間企業関係者及びその家族 47,742名」
おそらくこの中の駐在員とその家族を除いた人数なんでしょう。
海外在留邦人のTOP10位を国別推移
やはりタイはここ数年で在留邦人数が伸び続けていますね。そして中国から日本人が減っているのも顕著ですね。
日系工場の中国⇒ASEANシフトは普段の営業活動中にもよく聞きました。
中国・タイ・オーストラリア・韓国がアジアではランクインしていますが、近い将来はインドネシアやフィリピンが入る可能性もあるのでしょう。
ちなみにwikipediaによると、江戸に幕府が開設する前の人口は、
慶長5年(1600年)頃の江戸には家康の家臣団を中心に少なくとも約1万戸6万人が暮らしていたと見られる。
だそうです。ほぼ同じ人数がタイに集まっているわけですね。この1600年頃にタイ(アユタヤ王国)にわたって活躍した人物が山田長政です。
知り合いのタイ人に聞いたら、名前は知りませんでしたが侍が来たことは知っていましたね。本の中には少しですが当時のバンコクについても書いてあります。
タイに旅行に来る際は、地球の歩き方も良いですが、当時活躍した人物の歴史を追ってみるのもおすすめです。
タイ・バンコクの日本人人口(2015年10月1日時点)
国別
日本の外務省が、先日6月6日に2015年10月1日時点での海外在留邦人数の調査結果を発表しました。
海外に在留する邦人数は、前年比2.09%増の131万7,078人とのこと。
アメリカと中国がずば抜けて多いですね。タイは第5位で67,424です。
タイは前年比+4.9%と、上位7カ国の中で最も日本人の移住比率が多くなっていますね。来年にはイギリスより増えているかもしれません。
地域別
「北米」が在留邦人全体の約37%(48万5,864人)を占め、昭和60年以降一貫して首位を維持しています。/
次いで、「アジア」約29%(38万5,507人)、「西欧」約16%(21万1,445人)の順となっています。これら3地域で全体の8割。
男女別
「男性」が63万3,383人(約48%)、「女性」が68万3,695人(約52%)であり、平成11年以降一貫して「女性」が「男性」を上回っています。
「民間企業関係者」
ちなみに、在留邦人の中でも長期滞在者が全体の約65%を締めていますが、民間企業関係者」が長期滞在者の約54%(46万2,462人)で最も多いです。
「民間企業関係者」の前年比増減数では、「西欧」(2,228人)、「アジア」(2,014人)、「大洋州」(311人)、「中米」(200人)などの地域で増加。
一方、「北米」(1,362人)、「南米」(225人)などの地域で減少しました。
国別では、「タイ」(2,317人)、「ドイツ」(946人)、「ベトナム」(927人)、「台湾」(721人)、「英国」(603人)などで 「民間企業関係者」が増加。
「中国」(2,426人)、「フィリピン」(1,715人)、「米国」(1,478人)などで 「民間企業関係者」が減少しました。
中国はよくニュースにもなりますので、日系企業の進出数の減少、撤退等は理解できるのですが、フィリピンも日本人労働者は減っているのですね。
日系のサービス業(留学やコールセンター系)の進出は増えているイメージでしたが、どうなんでしょう。日本人求人も減っているんでしょうか。
タイの在留邦人は増えていますが、一般的な日系製造業の進出は既にピークを越えていると思います。
下記でも書きましたが、今後はサービス業やタイ政府が(※2)BOIで優遇推進したい業態の雇用が増えていくのでしょう。
タイ・バンコクの日本人人口(2016年10月1日時点)
4.3%増の7万337人となりました。バンコクの日本人人口も50,966人と+4.7%増加しています。
タイへの在留邦人数は年々増加しており、2012年は7位でしたが、2013年に6位、2014年に5位、2016年に4位と順位を上げているそうです。
タイ・バンコクの日本人人口(2017年10月1日時点)
海外在留邦人数が135万1970人で、過去最多を更新中です。
国別の在留邦人数は,多い順に米国42万6,206人(約32%),中国12万4,162人(約9.2%),オーストラリア9万7,223人(約7.2%),タイ7万2,754人(約5.4%),カナダ7万25人(約5.2%)
5か国で全体の約6割を占めています。イギリス、だいぶ減りましたねー!!
タイも7万2754人と、前回調査より2,000人近く増えています。調査を更新するたびに日本人が増えています。
タイ・バンコクの日本人人口(2018年10月1日時点)
139万370人で、前年より 3万8,400人(約2.84%)の増加となり、本統計を開始した昭和43年以降最多となりました。
毎年海外移住する日本人は純増していってますね。
国別では、「米国」に在留邦人全体の約32%(44万6,925人)、「中国」に約8.6%(12万76人)
両国で在留邦人の40%以上を占めています。
3位以降は、「オーストラリア」約7.0%(9万8,436人)、「タイ」約5.4%(7万5,647人)、「カナダ」約5.2%(7万3,571人)、「英国」約4.3%(6万0,620人)
「ブラジル」約3.6%(5万0,205人)、「ドイツ」約3.2%(4万5,416人)、「フランス」約3.1%(4万4,261人)、「韓国」約2.8%(3万9,403人)の順となっています。
これら10か国で全体の約76%を占めます。
都市別では、「ロサンゼルス都市圏」に在留邦人全体の約4.9%(6万8,823人)、「バンコク」に約3.9%(5万5,081人)、「ニューヨーク都市圏」に約3.4%(4万7,563人)
「上海」に約2.9%(4万0,747人),「シンガポール」に約%(3万6,624人)
5都市(圏)で在留邦人の約17.9%を占めています。
6位以降は、「シドニー都市圏」約2.3%(3万3,007人)、「大ロンドン市」約2.1%(2万9,667人)、「バンクーバー都市圏」約2.0%(2万8,281人)、「香港」約1.8%(2万5,705人)
「サンフランシスコ都市圏」約1.3%(1万9,255人)、の順となっています。これら10都市(圏)で全体の約27.6%を占めています。
あと近年はよりコストの安い東南アジア諸国に工場を移しているのも大きいのかな。
もそもと日本はEU圏外だしね・・・。より厳しくなったのかな?
タイ・バンコクの日本人人口(2019年10月1日時点)
4%増の75,647人となりました。バンコクの日本人人口も55,081人と+4.2%増加しています。
タイへの在留邦人数は世界4位は変わらずですが、都市別で見るとバンコクは2位です。
タイ・バンコクの日本人人口(2020年10月1日時点)
2020年に在留する邦人(日本人)の総数は135万7724人です。
前年より5万2632人(約3.7%)の減少となり、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受けた結果となっています。
各国の在留邦人の総数の上位5か国の順位は変わらず。ただしこの中だとタイのみが2.6%と伸びています。
また50位以内で邦人が増加した国は、タイ、マレーシア、ベトナム、パラグアイ、カンボジア、アラブ首長国連邦、ミャンマー、オーストリア、チェコ、フィンランド、デンマーク、ハンガリー、ノルウェー、パキスタンの14か国です。
都市別では、「ロサンゼルス都市圏」に在留邦人全体の約5.0%(6万7,501人)、「バンコク」に約4.3%(5万8,783人)。
「ニューヨーク都市圏」に約2.9%(3万9,850人),「上海」に約2.9%(3万9,801人)、「シンガポール」に約2.7%(3万6,585人)。
5都市(圏)で在留邦人の約17.9%を占めています。
ちなみに6位以降は、「大ロンドン市」約2.4%(3万2,257人)、「シドニー都市圏」約2.3%(3万1,405人)、「バンクーバー都市圏」約2.0%(2万6,661人)。
「香港」約1.8%(2万3,791人)、「ホノルル」約1.7%(2万3,735人)、の順となっています。これら10都市(圏)で全体の約28.0%を占めています。
▼タイの日本人について。こちらも読んでみましょう▼
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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