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【2024年版】タイ就労ビザと労働許可証について

タイで働きたいけど、外国人ってビザがいるよね?

どうすればいいのかな。

タイ就労ビザ(ノン・イミグラントビザ)の延長申請をしてきました。

タイで就業する外国人であれば必ず必要となるものです。ビザの取得、そしてビザを延長した時の様子を記載します。

なお、ビザに準備に必要なものや仕事の最新情報を得たい方はJAC Recruitmentに相談しましょう。

<海外にも支店を持っていますので、「現地の働く事情」に詳しいです。

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タイの就労ビザとは?

タイで我々日本人のような外国人が働く場合には以下の2つが必ず必要となります。

ビザはどの国も必須、労働許可証は国によっては必要ないですが、タイでは必要です。

  • ノンイミグラントビザB(Bビザ)
  • ワークパーミット(労働許可証)

ノンイミグラントビザB(Bビザ)

ビジネスビザ、「ノンイミグラントビザBビザ(通称:Bビザ)」は入国管理局が許可するビジネス用の入国ビザです。

タイ国への入国目的が労働であり、入国後、労働許可を申請する場合はこのビザを申請する必要があります。

ビジネスビザはその取得者がタイ国内で就労可能であることを示すものですが、労働自体を許可するものではありません。

タイでは<滞在>と<就労>の許認可庁が異なるので、それぞれの許可を得る必要があります。

また、タイ人の仕事を守るという観点から39種の職業については外国人の就業が禁止されています。

Bビザの適用期間

このビザを持って入国すると空港で最高90日の滞在許可が与えられます。

また、労働許可取得後は原則として入国日より最長1年の滞在許可の延長が可能です。

延長方法はこの記事の後半に後述しております。

Bビザの取得条件

申請者個人の条件としては、その人物がタイ国にとって有益な人物であることが基本条件となります。

学歴自体は絶対条件ではありませんが基本的には大卒以上でないと取得が厳しいです。

ワークパーミット(労働許可証)

労働省が発行する労働許可証です。

Bビザはタイ入国前にタイ国外で取得する必要がありますが、労働許可証はタイに来た後にタイ国内でのみ取得できます。

タイ就労ビザとワークパーミット取得までの一連の流れ

在東京タイ大使館

skypeやタイで面談

内定、採用決定

タイ一時出国(ずっと日本にいた場合は日本で申請手続きをそのまま進める)

<タイ国外 日本以外にもマレーシアなども可>
Bビザ 申請・取得(in タイ大使館。上記画像は東京のタイ大使館)

タイ再入国

<タイ国内>
ワークパーミット 申請・取得(in タイ労働局)

勤務開始

これが正式な流れです。勤務開始しつつ、労働局にワークパーミットを申請・取得しているケースもありますけどね。

会社によりますが、基本的にはBビザの取得は全て自分で申請しに行く必要があります。

タイ就労ビザの申請に必要なもの

タイ就労ビザの申請

↑申請書の見本

タイ王国で就労する申請者には、ノンイミグラントBビザのシングルエントリーのみの発給となるようです。

事前に準備するものは以下の書類やお金となります。

  1. 有効な旅券パスポート (有効期限が6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白部分が1ページ以上あるもの)
  2. 申請書全ての欄を記入し、申請者が署名したもの(大使館HPからDL可能)
  3. 申請者カラー写真2枚 (サイズ 3.5×4.5cm)*申請書に張り付ける
  4. タイの将来の雇用主からの英文招聘状原本(PDF、コピー、ファックス不可)
  5. 経歴書全ての欄を記入し、申請者が署名したもの(大使館HPからDL可能)
  6. ノンイミグラントBビザ 申請料 シングルエントリー 9,000円
  7. 以前タイで就労したことがある申請者は、以前の就労許可書の写し1部
  8. 身元保証書(大使館HPからダウンロード可能)
  9. 身元保証人のパスポートコピー(※余白に要直筆の署名)
  10. 最終学歴の卒業証明書英文原本(大学で事務の人に聞けば分かります)
  11. 最終雇用先からの在職/退職証明書原本
  12. 航空券(eチケット)又はフライト予約確認書のコピー

受付時間は、

  • 書類の認証 申請、受領 09.00 ~ 11.30
  • ビザ(査証) 受領※申請日の翌開館日の14.00~15.00

タイ就労ビザの申請方法

申請に必要な書類は在東京タイ大使館のHPを見ると、1~7までしか記載がないのですが(しかも写真は1枚)、実際には8~12も要求されるかと思います。

最新情報は必ずタイ大使館のHPで確認しましょう。

4の原本はタイからの郵送を待つ必要があるので、時間がかかります。

10も大学が遠方地だと誰かに依頼して郵送が必要でしょう。

9,000円の申請料は後から企業から返金あるかと淡い期待をしていましたけど、私の会社はありませんでした。

ビザの申請は事前予約が必須です

タイ大使館の事前予約
(画像参照:在タイ日本国大使館)

東京の大使館の場合、ビザ(査証) 申請はインターネットによる予約済の方のみが受け付けてもらえます。

お役所なので、何かが間違っていると容赦なく受領してもらえません。

本来は申請⇒翌日以降の受領で計2回の訪問ですみますが、私の場合は計4回も行ってますからね。。。

予約しないで試しに行って門前払い、2回目は書類不備、3回目でようやく申請が通りました。

私は渡航1ヶ月前に準備をはじめて、それでも渡泰直前にビザの取得となってしまいました。

チャイカプ(私)
きちんと発行されるかがギリギリまで分からなかったです。

最悪の場合、マレーシアで取得する覚悟もしました。

自分でコントロールができない部分もあるので、余裕を持って動きましょう。

またくどいようですが、提出書類は頻繁に変更されることがあり、さらに大使館や領事館によって異なる場合もあります。

必ず事前に申請に行く大使館もしくは領事館にご確認ください。

当日はめっちゃ並びます

在東京タイ大使館前

必要な書類とお金を準備したら、東京の人は目黒にある在東京タイ大使館へ行きましょう。

OPEN15分前に着いても、このくらい並んでいます・・・。

就労ビザ以外にもビザ申請をしに来ている人が多いからですね。

早めに行って並んでおくことをお勧めします。

タイ就労ビザの延長申請

ONE STOP SERVICEの入り口

さて、苦労して獲得したBビザですが、無事に就業を開始してしばらくすると延長申請の必要が出てきます。

会社所在地を管轄する移民部(バンコク・地方県)あるいはONE STOP SERVICEで滞在許可延長の手続きが行えます。

原則本人出頭が必要なので、業務を中断して参るわけです。。。

ビザ申請の書類の山
カテゴリー{B}必要書類

  • パスポート
  • 労働許可書
  • 雇用契約書または雇用証明書
  • 最終学歴の卒業証明書
  • 会社登記証書一式
  • 会社の業務内容に関する説明書(会社案内)
  • 過去3年間の監査済み財務諸表
  • 法人税・付加価値税または特別事業税・個人事業税の申告書とその領収書
  • 同じ会社内にすでに労働許可証を持っている社員がいる場合は、その全員のリスト
  • 会社組織図
  • その他入国管理局が必要と認めて要求するもの

B0IやIEAから投資奨励をうけている会社の場合は提出書類が異なり、比較的容易に延長手続きができます。

うちの会社の場合はタイ人が同行してくれますので、私が行ったことは写真の撮影と膨大な量の書類へのサインのみでしした。

写真スタジオ

写真は街中にある適当な写真屋で撮影しました。ホコリがまってる物置みたいなところでの撮影・・・。

できあがりは見事なphotoshopで勝手に色白にされます。

ビザ提出書類と色白写真

何故かこのタイミングで外国人登録書?を書かされました。

表面には本人住所、日本の連絡先、タイの住所、タイにおける日本人とタイ人の緊急連絡先などを記載。

緊急連絡先については、会社の日本人上司と、一緒に行く人事のタイ人の名前を記載するのでOKでした。

ビザ申請書類裏面

裏面は「よく行く場所はどこだ?」「Facebookとラインのアカウントを言え」など、かなり個人情報を求められます。

FBとLINEは持っていませんと記載しましたけどね。

ちなみに現地での手続きはめちゃくちゃ時間かかります。去年は5時間かかりました。今年はうちのスタッフが6時半に到着した時点で28番目。

彼女の友人が先にきていて、その人が22番だったのでそれと交換してもらったとのこと。

私は8時20分に現地到着、簡易面談(会話を交わすことすらありませんでしたが)をして全てが終わったのが11時20分。

合計3時間ですね。外で仕事が出来る人は確実にPC持参がおすすめです。

もしくは、kindle unlimited で読書がよろしいかと。

チャムチュリースクエアの場所・地図

チャムチュリースクエアのワンストップサービス

ワンストップサービスのある場所は「チャムチュリースクエア18階」です。

最寄駅はMRTサムヤン(samyan)駅です。MRTサムヤン駅2番出口が直結して近いです。

フードコート内のエスカレーターで1階上に上がり、右に曲がってあとはまっすぐ行くとスターバックスがあります。

その後ろにオフィスタワー行きのエレベータがあります。こちらを使って18階にあります。

タイの就労ビザまとめ

通常、企業等の駐在員として日本からタイへ派遣される場合は、各会社によってBビザとワークパーミットが用意されます。

個人がビザ取得等の心配をする必要はありません。

就労許可に関してこれらの事情をしっかりと考える必要が発生するのは、個人でタイへ渡り現地採用で働く場合です。

ノービザや「観光ビザ」などで入国し、ワークパーミットなしでタイの仕事に就いている日本人も存在しますが、これは不法労働となります。

日本国内からタイの求人を探す場合は、きちんとビザの発行もしてくれる会社を紹介してくれる転職エージェントのサポートを受けるのが安全です。

おすすめは冒頭でも紹介したJAC Recruitment

キャリアアドバイザーの面談による無料サポートや、非公開求人も含めた海外案件を厳選した求人の中から紹介してくれます。

上手に利用していきましょう。

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チャイカプ(私)
これからタイや海外で就職活動を始める人へ。

注意点、手続き、就職活動に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください

完全網羅
\海外就職の始め方/

▼海外で働くならこちらも読んでみましょう

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チャイカプ

タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。

【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)

人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。

35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。

2031年からサイドFIRE予定です。

詳しいプロフィール