タイでシステムエンジニア(SE)の求人とインタビュー記事:椛澤かおり(現地採用)

この記事では、タイの社内SE・情報システム ・ネットワーク関連の求人例のご紹介と、実際にタイで働いている方の生の声をお届けします。

一言でタイでSEっていっても、お給料はもちろん、日本と環境が違うはずなので不安も大きいですよね。

本日はそんな不安を解決するために、実際の求人例やタイで働いている方の事例を紹介します。

これを読めば、あなたがタイで働く際のイメージができますよ。

具体的には

  • タイのSEの求人例
  • タイでSEを探す方法
  • タイでSEとして活躍されている方のインタビュー

この順番にご紹介していきます。

インタビューした方は、タイの日系IT企業でシステムエンジニア(SE)として働いている椛澤かおりさんです。

彼女の日本におけるお仕事、タイに来たきっかけ、タイで働きたい理由とこれからについても記載していきます。

タイのSEの求人例

転職エージェントのコンサルタント

一般的なタイのSE職としての求人の概要をご紹介します。

わたしの周りにいる現地採用のエンジニアとして働いている方の中で、バンコクに来てから求人を探す方はだいたいこんな待遇の方ですね。

<概要>

  • 職種:システムエンジニア
  • 所属部署のスタッフ数:日本人1名、タイ人45名
  • 国籍:日本人MD、タイ人GM
  • 雇用形態:正社員

<福利厚生>

  • 給与・手当:50,000~80,000バーツ前後(税込)日本円で約15万~24万円
  • 賞与:年1回(2014年度実績2.5ヶ月分)
  • 昇給制度:年1回
  • 社会保険:加入
  • 医療保険:加入
  • 社員旅行(業績次第)
  • 就業時間:9:30~18:45
  • 休日:タイのカレンダー通り
  • 有給制度あり

<必須条件>

  • 日本語ネイティブ
  • 語学:英語orタイ語日常会話レベル
  • ソフトウェア開発経験
  • 年齢:20~30代の方

<歓迎条件>

  • タイ語話せる方
  • オフショア開発業務経験ある方

<仕事詳細>

  • オフショア開発業務全般と日系現地法人顧客の日本人担当業務
  • 日系製造業向けの工場生産管理システムの開発・設計・運用サポート、日本からの受注案件のオフショア開発業務(主に土木・建築業界向けシステム)。

    また、PC、Mobile向けシステム開発等も手掛けていただき、ブリッジエンジニアとして日本本社とタイ人との間の橋渡し、プロジェクト管理をお願いします。

ただ、正直この方法はあまりオススメできません。以下、詳細の理由を書きますね。

タイでSEを探す方法

残念なことですがSE職については、現地に赴いて仕事を探そうとしても、まともな求人は多くありません。

上記画像はリクルートの現地法人ですが、見事に求人数が0。先ほど紹介したような比較的まともな求人は少ないパイを取り合いになっているのが現状です。

実際に見つかった仕事も、業務量と任せられる責任の割には待遇も悪く、損しています。日本人じゃないので、時間通りに納品とかさせるのはかなりキツイですからね・・・。

ではある程度しっかりした求人はどう探すか?それは以下でインタビューをしている方のように、事前に日本で探しておくことです。

エンジニアであればそれなり待遇が良い案件をもらえます。それなのに、わざわざ自分の首を絞めて、少ないパイの低い給料を取りに行く必要はありませんよ。

海外のSE系の求人を扱う企業はいくつかありますが、その中でも実際に実績があって海外求人数が増えているのがビズリーチです。

CMでも話題ですが、こちらは無料で利用できます。まずはどんな求人があるのか?自分に合う案件はあるか?確認してみてください。

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以下、実際にビズリーチを活用して転職に成功した方のインタビュー記事です。

タイでシステムエンジニア(SE)として働くまで:日本での生活、お仕事

<簡易プロフィール>
椛澤かおりさん 33歳 東京出身。
<簡易職歴>
フリーター⇒一般事務⇒社内SE⇒データサイエンティスト⇒SE(現職)

※2016年5月現在

東京で生まれ育ち、中学受験をして中高一貫校に通っていました。

両親の趣味がオーケストラでフルートをやっていたので、その影響でピアノをずっとやっていましたね。

高校卒業後は音楽系大学に進もうと思っていましたが、そこでピアノが楽しくなくなってしまいまして・・・。

受験に受かるためのレッスンに変わって、先生が超スパルタで嫌になりました。

「お前のピアノには心がこもっていないんだ!」とか言われて(笑)

さてどうしようかと思いましたが、通っていた学校にイギリスのグループ校がありまして。

それまでに短期でイギリスに2回ほど留学をしていた経験もあったので、そのまま語学系の大学を選択しました。

大学生活後の仕事について

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フリーターとして働きながら海ばかり行っていました。大学時代にマリンスポーツにはまっていましたので、そのまま千葉に移住していましたね。

昼間は海でカイトサーフィン、夜はバーで働く生活。このフリーター生活は約1~2年ほど続けておりました。

さすがにこのままではマズイと思いはじめたタイミングで、カイトサーフィンで繋がった社長の会社で新規事業の立ち上げがあると聞き、そこで拾っていただけました。

こちらの会社から出向という形で事務職として働き始めました。結果として、ここでは合計7年ほど勤務しました。

私の前任者の方がVDAやアクセス、エクセルで業務用ツールを作っていた人で、そちらのツールを使いながら業務を行っておりました。

ただ最初のうちはそのまま使えたのですが、そのうち業務の中で変更点が出てきたりすると使えなくなるシーンも増えてきちゃいまして。

それだと不便じゃないですか。楽をしたいじゃないですか?(笑)

だから自分でも帰り道に本で勉強をしたりして、その仕組みの修正を続けていました。

また、個人的にはそういうプログラミングに興味を持ち始めて、独学でその勉強もしはじめていました。

そんな時に、「業界の仕事の流れも分かりつつ、社内のIT化を進められる人を探している」という競合他社の方に声をかけていただき、そちらで働くことになりました。

そこからは社内SEとしてサーバーの導入の勉強をしながらサーバー導入をしたり、会社のシステムを作っていましたね。

仕事後にしっかりと自分で勉強して、それを実務で活かしているのがいいですね。今やるなら、

TECH::EXPERTでオンライン完結で勉強できる仕組みを利用したら、さらに効率がよさそうです。

独学もいいのですが、やはり集中して習うと取得が早いですよね。無料でキャリア相談も可能です。できる人はすぐに始めているので、かなり人気の講座になっています。

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日本国内で転職

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競合他社での仕事も、しばらくすると「この会社でやることはもうないな」って感じたんですよね。仕事にも飽き、ここにいてもこれ以上の成長はなさそうだな、と。

プログラミングをしていると常に新しい知識を活かして仕事にしていくサイクルが楽しかったんですよ。でも、この会社では既に知った知識でやることが多くなっちゃたんですよね。

ただ新しいことはしたいけど、エンジニアとしてこの先にどういうキャリアがあるか分からなかったんですよ。

なのでビズリーチさんなどを使って転職活動を始めました。

そうしたらアドバイザーの方から、

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データサイエンティストという仕事は最近熱いですよ。これから需要も増えます。

 

と一押しされました。わたしも「これは、面白そうだな!」と。ビックデータってご存知ですか?データ分析ですね。

WEB上でのユーザーの行動などを解析するお仕事です。この職業に就きました。2年くらい働きましたね。

エンジニアとしては常に新しい技術をキャッチアップしていきたいですもんね。

IT系の人材エージェントですと、ビズリーチや、IT専門のワークポートが良いですよね。

特にワークポートは高年収&将来のキャリアプランを重視したITエンジニアのための転職エージェントサービスとして有名です。

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海外就職を検討したきっかけ

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大学が語学系ということもあり、実はフリーター時代にも海外での就職は検討していましたよ。タイには日本語だけで就業できるコールセンターの仕事があることも検索で出てきて知っていました。

ただ当時はそういう方法もあるんだなぁくらいに思っていました。結果的には上記の社長に拾ってもらって、正社員の事務職としてのキャリアを積みはじめましたけどね。

あとは社内SE時代にも、香港で働いている大学時代の友人に会いに行ったりしていました。

彼に「海外で働いているの良いなぁ」っと言ったら「むいてそうだし、働きたいなら挑戦したら?」と促されまして。

香港から帰ってからは本格的に海外就職を検討し、SEとして働いている時に日本語教師の資格も取得しました。

最初は日本語教師として海外に出るつもりだったんですね

 

はい。だからこの時に海外に行きたかったんですけど、体をちょうど壊してしまい、海外へ行くという選択肢はなくしました。

でも、もし将来また海外で働きたくなった場合に、SEとしての知識以外にも何か持っていれば働きやすくなるかな、と。そこで上述のデータサイエンティストになりました。

そこから踏ん切りがついたのは何故でしょうか

 

その頃は友人とルームシェアをしていまして、そこが2年契約だったんですよ。ちょうど更新がきたのですが、友人が家庭の事情で更新できなくなってしまいました。

また敷金礼金を払って新しく部屋の更新する必要はないなと気づいたんですよね。

焦ってタイで就職活動をしなくて良かったですね。

今後の将来的なキャリアも考えるなら、日本でスキルを高めていたことは正解だと思います。

タイ就職の情報収集の仕方

1番はブログですかね。(※1)RSSに登録をして見ていました。チャイカプさんも入ってますよ。twitterも見ていましたし。あとは、もりぞおさんの本も読みました。

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※1)↑登録すると、ブログやウェブサイトの更新情報が簡単に分かります。

タイでシステムエンジニアとして就職した方法

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タイの仕事もビズリーチさんなどの人材エージェントをインターネットで見つけて登録をして、紹介をしてもらった求人に応募しました。

エンジニア系の求人だけをまとまって載せているところが少なかったので、ある程度絞って登録をしました。

海外の中でもタイを選んだ理由は・・・なんとなくなんです。昔からなんとなく東南アジア、その中でもタイが気になってました。

イギリスは先ほど申し上げたとおり行ったことはありましたが、先進国なのでカルチャーショックのような刺激がないだろうなと思い、欧米は選択肢になかったですね。

だから(※1)RSSの登録も東南アジアのブロガーがたくさん入っていますね(笑)タイは自分がイメージする東南アジアに一番近い国だなと。

面接は何社くらい受けましたか?

 

人材会社を通じて紹介してもらった3社ですね。2社スカイプ面談をして、1社は社長がちょうど日本に来ていたので日本で面談をしました。今はその社長のところでお世話になっています。

自分が海外で採用された理由や決め手は何だと思いますか?

 

スキル的なマッチングと人間性(?) ですかねぇ、、、。面接した後にそのまま意気投合して社長と飲みに行ったくらいなので・・・(笑)

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システムエンジニアとしてのお仕事内容

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タイに進出している日経企業向けのSI会社です。在庫管理システムを手組みで作って開発しています。そこの障害対応をやっています。

語学の使用割合は日本語9割 英語1割 タイ語0割です。

何か印象深いエピソードはありますか?やりがいや楽しさは?

 

タイに働きにきたのに、中国の会社のシステム開発をしたことですかね。

中国支社があるのですが、中国とスカイプをして中国版のウィンドウズをインストールして、仕様書は中国語でもらって、それをタイで開発したりしていましたね。

面白かったですね。そこそこ楽しくは仕事しています。

そこそこ?逆にやっててしんどいことはありますか?

 

不満はないです。ただ、やりがいは少し物足りないかもしれません。日本語だけでほとんど仕事をしているので、語学の意味での大変さを味わっているわけではないです。

あと必要とされる技術力が既にある知識でカバーできるものだったので、もうちょっと挑戦的なことがしたいと思っています。

技術力がそこまで高いとは思っていないので、このままでいいのかなという不安に近いかもしれません。あえてしんどいことをあげるならば、客先への通勤でしょうか。

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なるほど。通勤はどうしていますか?

 

自社出勤の時はBTSスカイトレインのみです。

客先はほんとに遠いので、BTSと地下鉄のMRTとエアポートリンクで電車を乗り換えて、そこからタクシーで向かっています。

ただし、バイタク、ソンテウ、バス、などありとあらゆるバンコクの交通機関を駆使しています。

工場が大通りから離れているので、バイクも来なくて通りがかりのトラックの荷台に乗っけてもらって帰ってきたこともあります。

給与はどうですか?現地採用はなにかと低いと言われますが・・・実際のところどうなんでしょう?

 

日本円で換算すると安いですが、タイは物価も安いので、まぁこんなものかなと。日本にいる時よりは余裕のある暮らしができています。でももっと欲しい!(笑)

休日はどんな過ごし方が多いですか?お付き合いされている方はいらっしゃいますか??

 

ふらふらと出かけるか、家で勉強しようと思いつつダラダラ過ごすかのどっちかが多いです。

彼氏はいません。結婚願望もないので、特に作りたいという気持ちはないですね。

良い人がいれば付き合いたいですが、いなくても別に良いかなと・・・。1人でいることは好きなので、楽しく暮らせています。

将来・今後について

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自分でもよく分からず今考えているところです。でもまだ当分は海外にいたいとは思ってます。

タイで働くことで、海外で働いた経験があるとか、海外の人をマネジメントした経験がつめるとしても、この国でエンジニアとしてのスキルがつめるとは思っていません。

エンジニアとしてのキャリアを考えるなら技術的に進んでいる国に行ったほうが良いのかなとは思います。

しかし「そこに行かなければならない」とは思っていません。自分がこのままタイで暮らすことが合うのであれば、ここにいることもベストな選択になりえると思っています。

キャリアパスに正解はないし、自分がどうしたいかが大事ですよね。まぁ私自身の正解がまだ分かっていませんので、模索しながら生きている感じですよ。

タイで働くことについて:気をつけたほうが良いと思うこと、大切だと思うこと

自分の世界が広がるし、日本では出来ない経験が積めると思います。ただそれを今後の強みにするには、それなりの努力が必要かなと。

のんびりした空気に慣れすぎて、他の国で使えない人材にならないようにはした方が良いかなと。

大切かは分からないですけど、日本人としてのビジネスマインドは忘れてはいけないと思います。あとはタイ人を尊重することでしょうか。

最後にタイ就職を考えている皆さんに向けてメッセージをお願いします。

 

後悔のない選択を!ですかね。私は最初に海外就職を検討しはじめてから約8年近くかかりました。

しかし、もし8年前の当時にタイに来ていたらコールセンターで働くという選択肢しかありませんでした。

勢いで海外に行くのもよいですが、本当に自分がやりたいことを見失わないほうが良いのかなと思います。

なので「絶対に海外に出たほうが良い」、とは思いません。来たいなら今すぐに来れば良いというのも違うと思います。

私は年は経ってしまいましたが、給料も含め、今のタイミングでエンジニアとしてこれたのが良かったです。

「行きたい!」で勢いで来るのもよいけど、本当に自分がやりたいことは何か?を見失わないのも大事だと思います。

インタビューを終えて

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フリーターとして経歴をスタートしたかおりさん。与えられた目の前の仕事をこなしつつ、指示されたわけでもなく自ら工夫をこらし、生産性をあげる。

そして自身でも就業後に勉強をしてスキルを上げ、自らのキャリアの幅を広げている、そんな努力家の方です。

業務に関連のある範囲で自ら工夫をして業績に貢献する姿勢はすばらしいですよね。

日本で働いていれば、それこそ有象無象のキャリアパスや成功例が見つけられると思います。しかしながら海外就職、現地採用としてのキャリアパス、成功の道の模範があるわけではありません。

彼女も言っていましたが、それだけに模索しながら生きることが大事ですよね。自分の幸せの道は他人が教えてくれるものではないし、真似すれば良いってわけでもありません。

日々の目の前の仕事を頑張りつつ、それと平行して先を考え、そしてしっかり思考し行動に移す時間を作るのも大事だなと思いました。

動かないと、何も現状は変わりませんからね。海外就職を検討している方は、オンライン講座を受けたり人材エージェントに登録して、まずは相談してみましょう。

相談は無料です。もちろん、相談する・しないはあなたの自由です。ただし未来のあなたを変えるのは、間違いなく今のあなたの1歩です。

タイで就職を検討するなら、こちらも読んでみましょう

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チャイカプ

タイで複業(パラレルキャリア)をしています。2013年12月から海外就職。日本と海外の人材業界における経歴は合わせて6年程度。転職支援×Web Marketingが強み。35歳から複業開始(2サイト運営)。▶詳しいプロフィール
もう迷わない! タイ就職完全MAP
タイでこれから暮らしてみたい方は、こちらのタイ就職までの流れを読めば完璧です。