実際どうなのかな?
私は社員数30名くらいの人材ベンチャーで2006年〜2010年の4年半働いていました。
当時の働き方、年収、労働時間、ブラックな話など色々と紹介しますね。
なお、当時の会社に現役で働いている後輩にも話を聞いてみました。
仕事を辞めたい…と感じたら、限界がくる前に転職のプロに「話だけでも聞いてもらう」のがおすすめです。
完全無料で悩み相談ができるので、ぜひ利用していきましょう。
目次
入社した人材派遣会社の状況
新卒2期生で入ったベンチャー…というと響きが良いですが、要は中小企業です。
先輩は1個上の世代しかおらず、社員数は30名程度、派遣の方を入れても50名くらい。
社長も当時で40歳くらい。マネージャーと呼ばれるリーダークラスも30歳程度の若い会社です。
制度もないし、朝令暮改も当たり前のような環境で、朝から晩まで働くような会社でした。
入社前の段階である程度遅くなることは覚悟していましたし、当時のわたしはそれでも全く問題はありませんでした。
人材派遣会社への志望動機
友人や先輩から志望動機として良く聞いていた話としては、「人が好き」「人生の中で大事な仕事探しのサポートがしたい」などでした。
ただ私の場合は「圧倒的にビジネスマンとして成長したい」というこの気持ちだけでした。ですので、基本的にはベンチャーと呼ばれるような企業しか受けていません。
浪人や留年をしていたので、妙に焦っていたんですよね。周りはもう社会人。自分はふらふらしてたし・・・と。
今考えたら、1~2年程度であれば充分に巻き返せますので、無理に会社選びで焦る必要なんてないんですけどね。
人材派遣会社で働いたメリット
やはりあれだけ頑張ったので、今が多少しんどくても何となるという変な自信はあります。
あれに比べればまだまだ努力がたりないよな、と。
私は周りに比べて決して有能ではないので、人の2倍〜3倍やらないと成果は出ないと早い段階で気づきました。
まぁ結果論ですが、それでもダメでしたけどね 笑
働く市場、会社の環境、個人の人生目標がしっかりしていないと、脆くも崩れ去ります。特に市場が大事ですね。
人材派遣会社で働いたデメリット
デメリットは長時間労働です。残業時間は160〜200時間/月。おかしくなって倒れる人、出社できなくなる人もいましたね。
ただし当時は「倒れるそいつがおかしいくらい」の空気を会社が出していた気はしますw
私も最後の方は倒れました。その時に気付くんですよね。会社の常識=社会の常識ではないことに。
そこから転職、紆余曲折を経て、今では海外で働いています。
これだけ残業をしなければならない理由は単純です。経営者が業務の切り分けをしない、人件費を抑えて人を採用しないという怠慢です。
法人化してある程度の期間は必要悪であるとはいえ、株主でもない人間がずーっと長時間労働を続けないといけない会社は、本来この世に必要ではありません。
当時の私のタイムスケジュールはだいたい以下のような形です。もちろん、採用サイトとかには載せることはできませんよ?(笑)
まぁ業務に慣れた人間が馬車馬のように働いてくれれば、楽なんですよ。新しい人間の採用コスト、教育コストはかなり高くつきますからね。
- 7時:勤務開始
- 9時:朝会
- 9時半~18時:アポor飛び込み営業orテレアポ
- 18時~21時:派遣スタッフ方のフォロー電話
- 21時~24時:会議と事務処理
家に帰れないときは、漫画喫茶のシャワーを浴びて会社に泊まっていました。
年収について
当時はみなし残業代込みだったので、いくら残業しようが給与は増えません。
結局土日も出社してましたねえ…それでも給与は最終月の段階で手取り30万くらいでした。
今ならこの会社は絶対に選択しませんね(笑)たまに「素晴らしい会社である!」と、マスコミに取り上げられるような会社でしたが、、
あくまでも馬車馬のように働く社員がいてようやく成り立つ、労働集約型のビジネスです。
当時勤めていた人材会社の現在の様子
先日、日本に帰った際に後輩に聞いてみました。
だいぶ雰囲気も変わりましたよ。
一般的にはこれでも遅いのですが、私が所属していた頃に比べれたらだいぶ改善されてるようですね。
社員数も増えて、業務分担もだいぶされるようになったようです。
人材派遣会社に転職、就職する方法
まずは転職会議で口コミ検索をしましょう。
興味がある会社に知り合いがいる場合を除き、内部事情が分からない場合は、必ず事前に評判をチェックしましょう。
求人媒体や面接では、結局は良いことだけをうたっています。
また面接の場でいきなりネガティブなこと言われても、その場では「大丈夫」と言わないと内定でませんしね…
たとえば転職会議であれば、中にいた人のリアルな口コミが見れますので、必ず登録して事前に実態を確認しておいた方が良いです。
わたしは自分の過去の会社について書いてませんが、調べたら後輩が書いてました(笑)
在職中に転職活動をする
いきなり辞めてしまうと、当然ですけど今後の生活費に支障をきたします。
基本的には在職中に転職活動をすることをオススメしています。
仕事をしながら新しい仕事を見つけるのに適した人材エージェントは以下の3つです。
あなたの希望に合わせて使い分けてみてください。
最低2~3つは登録して比較してみることをおススメします。
- ハタラクティブ
- ビズリーチ
- JAC Recruitment
※20代向け
※30代でキャリアUPを狙う方
※海外や日本の外資の案件が多いです
詳細は以下のリンク先もご参照ください。
人材派遣営業ではなく、エンジニア周りの仕事へ
2019年であれば、間違いなくエンジニア関連の職につくのがベターですね。
2020年には学校の必須科目に入るくらい、国を挙げて必要としてるのがエンジニアスキルです。
もし日本で学生だったら
もしわたしが学生時代に戻るなら、アルバイトは速攻やめます。そしてお金を借りてプログラミングを勉強、IT企業でインターン。
就活ではDeNA、サイバーエージェント、メルカリ、Amazonやらそのあたりのエンジニアを目指します。
平行してブログとYoutubeとツイッターをやって、個人での収益も最大化しますね。
そして本業は生活費、個人事業の収益を事業or金融資産に投資して3年後にはフリー独立。
これを目指しますかね〜
人材派遣営業で食っていけるのか?
結論から言えば、ただの人材派遣の営業で食ってくのはしんどいですね。
わたしはベンチャーに入る=成長という安易な考えで企業を選んでしまいました。
もしどうしてもやりたいなら、副業で並行して稼げる仕事を確保しましょう。
以下リンク先は、忙しい営業職の方向けの副業です。
どうしても「営業職」で会社を選ぶのであれば、市場のニーズはしっかり感じた方が良いですね。
伸びていない市場でどんなに頑張っても、会社の売上は伸びないので給与も変わりません。
小さな市場でパイを食い合うだけです。これでは誰も幸せにはなれないですよね。
逆に伸びてる市場であれば、多少ゲタ履かせてもらいつつも、会社は伸びるし、給与も伸びやすいです。
もし日本で転職するなら
中途転職なら、今の仕事をしながらTechAcademy [テックアカデミー]などでエンジニアスキルを学びますね。そこから転職活動、ですね。
勉強する時間すら取れないのであれば、私のように残業がない会社へ転職するのも1つの手です。
私の場合は勉強もそうですが、個人で稼ぐための時間を確保したかったので転職しています。
複(副)業とのシナジーもあるので、転職は今のところは正解だったなと。
1番最悪なのは、現状に満足or不満あるのに動かない人ですね。それでは何も変わらないので…
少しでも生活を良くしたい人は、遠回りに見えるけど、自己投資が1番早い道のりですよ。
努力に勝る才能なし。コツコツとめげずに継続してやると花が開きます。
▼仕事をするなら、こちらも読んでみましょう▼
最新情報をお届けします
Twitter でchai krap bkkチャイカプをフォローしよう!
Follow @genchisaiyouチャイカプ
タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
▶詳しいプロフィール最新記事 by チャイカプ (全て見る)
- タイ航空のラウンジ|「ロイヤルシルクラウンジ」と「ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ」を利用してきました@スワンナプーム空港 - 2023年10月19日
- タイ航空ビジネスクラス搭乗記|バンコク→羽田へのAIRBUS 330-300【2023.8】 - 2023年10月9日
- ライフシフトラボの評判と口コミを受講生にも聞いてみました - 2023年5月30日