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【2023年版】タイの治安とバンコクの危険性を現地からレポートします

これからタイの地方にも旅行に行くんだけど、治安ってどうなの?
首都のバンコクだけなら日本と同じで発展しているから大丈夫かな?

これからタイ旅行に行きたいと思ったときに、その国の治安ってすごく気になりますよね。

タイ・バンコクの治安
  1. タイ全体の治安
  2. タイ郊外の治安
  3. 首都バンコクの治安
  4. バンコク市内でよく発生している軽犯罪
ここを解説!

本日は2013年からタイで暮らしている私や周りの実体験をもとに、現在のタイと首都バンコクの治安状況についてご紹介したいと思います。

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海外で事件に巻き込まれる確率は、日本の何倍もあります。

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タイ全体の治安

タイ全体の治安

参照:外務省

これは日本の外務省が発表しているタイの治安状況です。色付きのところが危険視されており、濃いほど危ないことを示しています。

状況は急に変わったりもします。外務省の最新公式情報は念のため目を通しておくと良いですよ。

ご覧いただいているとおり、基本的には国をあげて注意喚起をするほど危険なエリアというのは限られています。

まぁ記載がないだけで、小さな事件はいたるところで発生しているんですが、(笑)

そもそも旅行者が大勢訪問するような地域ではないので、目立っていないだけの場所もあります。

基本的には日本にいる時とおなじように行動していると、被害に合う可能性が非常に高いですね。

日本人って個人レベルだと世界一危機管理能力が低い民族な気がしています。

平和な国ということで、素晴らしいことではあるんですけどね。

それぞれ色付きの場所の詳細な治安状況をご紹介していきます。

タイの郊外の治安

タイの郊外の治安

基本的には隣の国との国境付近が危ないケースが多いです。日本は海に囲まれていますが、タイは東西南北に別の国と陸続きでつながっています。

隣国との国境付近は民族も入り乱れており、なにかと問題が発生しやすいんですね。

その中でも特によく問題にあがるのが、南のマレーシアと東のカンボジアとの国境です。

マレーシアとの国境

まずはタイの中で最も危険とされている地域。それがマレーシアとの国境です。

ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡)

警告レベルは3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)

タイって仏教度が多いんですけど、この地域はマレーシアに近いこともあって、イスラム教の人員が多いんですよね。

分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆弾事件が頻発しています。ここは行かないほうがいいですね。

ソンクラー県(レベル3のジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)

警告レベルは2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

上記であげた南の3県の1つ、ソンクラー県のうち、レベル3扱いされなかった地域全体がレベル2です。

ちなみにタイの第3の都市といわれるハートヤイ(ハジャイ)はこのエリアです。私の知り合いも住んでいるんですが、南3県に比べると平和なようです。

カンボジアのプレアビヒア県との国境地域)

レベル1:十分注意してください。(引き下げ)

タイ・カンボジア間の国境の一部は、過去に両国軍等の衝突が発生したことがあります。

プレアビヒア寺院近辺への渡航にはご注意ください。

首都バンコクの治安

警戒レベルは1:十分注意してください。

ご存じない方も多いかもしれませんが、タイって北朝鮮と同じ軍事国家なんですよね(2019年3月現在)

たびたび政権へのデモ活動が起き、経済がストップしてきた経緯があるんですよ。

わたしもデモ真っ盛りの時に移住してきたので、当時のことはよく覚えています。ちょっと暴徒化している人もいて、場所によっては危ない雰囲気でした。

そのため2014年5月に軍事政権が発足。それからは治安維持に係わる,言論や集会の自由が制約される等の規制が続いています。

また、2015年8月には首都バンコク中心部のラチャプラソン交差点(エラワン祠)において爆発事件が発生しました。

外国人を含む20名が死亡しています。ここは私も何度も通ったことがあるので、怖かったですね・・・。上記の爆弾騒ぎの後にも、

  • サートンピア(バンコク中心部チャオプラヤ川のタクシン橋付近の船着き場の水中)
  • バンコク戦勝記念塔付近の軍関連病院内
  • 民主記念塔付近
  • 国立劇場付近
  • UNESCOの事務所付近

上記のエリアでそれぞれ小型爆弾が爆発しています。

とはいえ、最近は爆弾騒ぎになることはあまりありません。よく治安で問題になるのは、以下のような問題でしょうか。

バンコク市内でよく発生している軽犯罪

バンコク市内でよく発生している軽犯罪

タイの治安が日本より悪いのは事実です。タイ警察が2017年に発表したタイ国内の犯罪統計によると、

盗難事件等が28,270件、傷害事件が10,390件、殺人事件が3,900件、強姦事件が2,279件、強盗事件が140件発生しています。

これはあくまでも警察が把握しているだけの件数で、タイは日本に比べ汚職も当たり前のようにあるような状態です。

警察の機能は弱体化し、この数値を基準に考えて甘い気持ちで渡航したら、速攻で事件に巻き込まれる可能性が高いでしょう。

よくある軽犯罪は以下の6つです。

  • 寸借詐欺
  • 見せ金詐欺
  • 家に誘われ詐欺
  • 抱きつきスリ
  • メーター使わないタクシー
  • バイクを利用したひったくり

寸借詐欺

最近よく聞くのはこのお金貸してほしいと寄ってくるインド人ですね。ターゲットは旅行者ではなく在住者なのかな。なのでデパートなどに出没傾向あり。

見せ金詐欺

男が近寄り「日本が好きだ」と言います。そして、簡単な英語を話して「お金が欲しい」と。

そして、観光客が財布を取り出し、お金を見せた瞬間、手際よくお金をひったくりダッシュで逃げていく手法です。

なお、財布からお金を抜き取ったことを気付かせずに、優雅に去っていくパターンもあるようですね。

そしてこれに似たバージョンで「タイバーツを見てみたい」という手法もあります。「タイに来たばかりで、まだ持っていない」とかなんとか。

とにかく、何を言われてもこういうう奴らは無視。そして、絶対に財布を取り出さないことですね。

家に誘われ詐欺

旅人の寂しさ、旅先で仲良くなって浮かれている人間に仕掛ける罠です。

「うちに寄らない?」と誘われ、その人の家に行くと、カードゲームが始まります。

金を賭けるゲームですね。そして、ゲームの参加者数が徐々に増え、抜け出しにくい雰囲気を作っていきます。

最初は勝っても、最後はボロ負けするように全員にハメられるという流れ。

昨日、今日で出会った人間の家に無防備で遊びに行く時点でゲームオーバーではありますね。

日本で地方に旅行に行って、いきなりゲーム誘われたら、怪しいんですけどね。海外だと非日常が連続しているので、麻痺しちゃう感じでしょうか。

抱きつきスリ

数人の男、もしくは女装をした男性が近づき、いきなり抱きついてきます。そして、抱きついた時に財布や貴重品を抜き取る手口です。

力は成人男性なので、振りほどくのもかなり大変。その隙にやられるわけですね・・・。

よく話題に上がるエリアはアソーク駅~ナナ駅にいる立ちんぼでしょうか。この対策としては、

  • 夜にそのあたりを1人で歩かない
  • 服にかけられるチェーン式の財布を利用する
  • バッグにはカギをかけておく
  • 小額紙幣だけをポケットに入れて、そっちを盗ませる

万が一カードも盗まれた場合は、すぐにカードを止めることができるように、カード会社の緊急連絡先は携帯にメモっておくといいですね。

あとは念のため、カードの裏は漢字でサインをしておくと多少の抑止力はあるかもしれません。タイ人は漢字書けませんからね。

メーターを使わないタクシー

タイも地方の都市ではメータータクシーがそもそもなかったりします。

ただし、バンコク市内では基本的にはメーターを使わないタクシーではなくメーターを使って移動しましょう。

使わない場合は基本的にはぼったくられています。

また、メーターは使っても、メーターの上がるスピードが異様に早い「タクシーターボ」がたまにいます。

タクシーには500回以上乗っていますが、わたしも1回だけターボメーターのタクシーには乗ったことがあります。

こいつらは人気の観光地や空港など、旅行者が集まるところにいます。どうもメーター改造を専門とする自動車修理工場が存在するみたいですね。

被害にあわないための方法などは、以下のリンク先を参考にどうぞ。

バイクからのひったくり

バイクに乗った二人組が、あなたを追い越しざまにバッグを引ったくります。

これ、わたしの友人(女性)もやられました。取られないように握っていると、そのまま地面をひきづられていき、かなりケガもしましたね・・・。

しかも彼女がやられたのって、まだ日が明るい夕方ですからね。バッグは道側ではなく建物側で持つようにしてください。

また、歩いているときに限らず、トゥクトゥク(三輪タクシー)に乗るときもご注意ください。

爽快感と景色に夢中になっているうちに、隣のバイクから荷物を引ったくられ他人が何人もいます。

乗車中は足の間に荷物を置いたり、スパイダーネットがついているトゥクトゥクに乗るなどしましょう。

タイや首都バンコクで何かあった場合の緊急連絡先

スマホと女性の両手の画像

万が一、何か問題が発生した場合は以下の連絡先を活用ください。

また、先ほども申し上げましたが、カードが盗まれた場合に備えて、事前に使っているカード会社の緊急連絡先もメモしておきましょう。

  • タイ国観光警察:1155(24時間対応)
  • バンコク首都圏警察部:191 or 123

在タイ日本国大使館

住所:177 Witthayu Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 タイ
開館時間:
(大使館)8:30~12:00、13:30~17:45
(旅券証明班・邦人援護班・査証班)8:30~12:00、13:30~16:00
電話:
(代表電話)02-207-8500/02-696-3000
(旅券証明班)0-2207-8501/0-2696-3001
(邦人援護班)0-2207-8502/0-2696-3002
(査証班)0-2207-8503/0-2696-3003

被害に合って凹まないためには?保険の準備しておきましょう

タイに限らずですが、海外旅行をするなら、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。

海外旅行保険に加入さえしておけば、これまでにあげたような盗難被害はもちろん、病気やケガを負ったときの治療費もカバーできます。

ちなみにタイのバンコクの病院は医療レベルが高く、日本の病院にもひけをとりません。 日本語ができる通訳さんが勤務しているところもあります。

日本で風邪をひいた場合は、国民健康保険があるので、皆さん3割程度の支払いですみますよね。

タイの医療費は日本での10割負担と同じ程度と考えてください。ただし、入院などをすればめちゃくちゃ高額になります。

海外旅行保険は普通に加入すると数千円~数万円はかかってしまいますが、一部のクレジットカードには海外旅行保険が無料でついてきます。

最低限の保険をかけておきながら、上手に旅行をしていきましょう。

タイの治安:まとめ

必要以上に警戒する必要はありません。ただ、私が見ている限り

警戒している人<<<無警戒な人

2:8?それくらいかなり無警戒な人が多い印象です。

上記はタイパンツ履いているのでさらにわかりやすいんですが、皆さんが思っている以上に、旅行者って残念ながらほんと目立つんですよね・・・。

話に夢中になっていたりするので、これは確かに盗んでくださいと言って歩いているようなもんです・・・。

せっかくのタイ旅行で悲しい思いをしないためにも、海外旅行保険など必要最低限の準備をしたうえで、上手に楽しんでいってください。

チャイカプ(私)
これから海外移住を始める人へ。

注意点、手続き、移住後に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください

タイ旅行をするなら、こちらも読んでみましょう

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チャイカプ

タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。

【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)

人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。

35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。

2031年からサイドFIRE予定です。

詳しいプロフィール