どんな病気があるのかな・・
感染症とかやっぱりヤバイんだっけ?
わたしたち日本人は、普段はかなり清潔な環境で普段暮らしています。
そのため、欧米人に比べると病気にもかかりやすいかもしれません。
そして身体の抵抗力にもよりますが、タイだからこそかかりやすい病気もあります。
今日はタイで感染しやすい病気をシーン別にご紹介していきますね。
なお、海外に行く場合は海外旅行保険に入るなど、しっかりと準備を忘れずにいてください。
持っているだけで海外傷害保険を自動的に発動してくれるクレジットカードは、最低1枚は持ち歩くようにしておきましょう。
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目次
タイで発症しやすい病気:移動編
まずはタイ現地に赴くだけで、発症する可能性がある病気・感染症をご紹介します。
狂犬病
タイには野良犬が多くいるが、狂犬病のウイルスを持っている可能性があります。
狂犬病は噛まれることでウイルスに感染し、発病すると神経系統が冒され、やがて死に至る病気です。
万が一噛まれてしまった場合は石けんと流水でよく洗い、アルコールなどで消毒し、すぐに病院へ行きワクチンを打ってもらってください。
24時間以内に打ってもらわないと、発症する可能性が高くなります。
なお、ネコ、コウモリ、サルなども危険。なので、野生の動物にむやみやたらに触らないようにしましょう。
私の友人も2人噛まれて、速攻で病院へ行っています。いずれも夜中にランニングしていた時にやられていました。
風邪
わたしもちょいちょいかかるのですが、気温の寒暖差が激しいんです。基本的に外は暑いのですが、室内はめちゃくちゃ寒いです。
特にタイのデパートや映画館、長距離エアコンバス、コンビニなどはエアコンがガンガンに効いていいます。
上に1枚上着を着るなどして対策しておきましょう。
デング熱
蚊を媒体として感染します。突然の高熱、頭痛、吐き気などが出てきます。
赤い発疹が発生し、それが体全体へと進行。
まれに、より症状の重いデング熱出血熱にかかるケースもあり、この場合は死に至る場合もあります。
また、ジカ熱も東南アジア地域で発症しやすく、いずれの場合も予防するには蚊に刺されないようにするくらいしかありません。
以下記事も参考にどうぞ。
レプトスピラ症
タイは毎年5月~6月くらいになると、雨季に入ります。
この時期は実はバンコクの各病院では「感染症」の患者が急激に増えています。
タイにもいろいろな感染症がありますが、この雨季の時期に増えやすいのが、「レプトスピラ症(ワイル症)」です。
特に気をつけなきゃいけない人は
- 自宅やホテル近くがスコールが降ると冠水して歩けなくなる
- タイでウェイクボードなどのウォータースポーツを楽しむ
- サンダルで冠水の中をよく歩く
こういった方は特に注意が必要です。
レプトスピラ症の感染経路
病原性レプトスピラという細菌に感染して起こる感染症です。
ネズミやイヌなどの保菌動物の尿で汚染された水や土壌 から、経口・経皮感染で人間にも感染します。
こちらに住んでいるとよく見かけるのですが、ものすごいデカいネズミが走っていますからね・・・
そういったネズミが触れた皿やコップを利用した屋台飯などを食べたり、水に浸かった脚に切り傷や発疹などがあると・・・
感染の危険が何倍も増加します。タイでは毎年数千人規模で流行し死亡者も出ていますよ。
レプトスピラ症の症状
レプトスピラ症は急性熱性疾患です。
5-14日間の潜伏期間があり、38~40度の発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、目の充血などが発生します。
治療にはペニシリンなどの抗菌薬の投与が必要です。
軽い場合には風邪のような症状のみで良くなる場合もあります。
しかし黄疸、器官からの出血、腎不全を伴って重症化、最悪の場合は死に至るケースもあります。
タイで発症しやすい病気:食事編
生きていくうえで欠かせない食事。
特に旅行だと海外現地の料理を楽しみにしている人も多いでしょう。
食事をするうえで注意すべき病気を載せていきます。
細菌性赤痢、アメーバ赤痢
赤痢菌が体内に入ることによって感染する病気です。
感染源は菌に汚染された食品や水です。
よくあるルートとして気を付けるべきは、生水や氷、火の通っていない魚介類です。
屋台とかで売っていますね。タイ人が食べてOKでも、日本人はダメってケースは多々あります。
コレラ
コレラ菌も感染ルートは水や食品です。
感染した場合は抗生物質が必須になります。すぐにタイの病院へ行きましょう。
脱水症状になる恐れもありますので、水分はたくさん取ってください。
事前の予防接種でも防げますが、それでも50%程度の確率でやられてしまうようですね。
腸チフス
すでにかかっている患者や、チフス菌を所持しているネズミなどの排泄物に侵された水や食品などからの経口感染が多いです。
こちらも感染した場合は抗生物質の投与が必要となります。
そして間違いなく入院を勧められる(半強制)ので、高額な医療費がかかることになります。
A型肝炎
A型肝炎ウイルスに汚染された食べ物や水を摂取すると感染します。
その辺で売っている生ガキは要注意ですね。
発症したら安静にして十分な休息をとり、肝臓の回復を待つしかありません。
タイで発症しやすい病気:性行為編
男性に多いのが、こちらのリスクでしょうか。
特にバンコクは夜のスポットが多いので、そちらが目的の方は注意しておくべき病気ですね。
エイズ
タイ国内にはすでに100万人以上のHIV感染者がいるようです。
世界の感染率ランキングを見ると、南米や南アフリカが上位を占めるなかで、ロシアと並んで上位に食い込んでいます。
海外旅行で浮かれてそのまま・・・なんてことになると悲劇です。
しっかりとコンドームをつけるなど、避妊・感染症対策はしてください。
タイでも売っていますが、心配な方やサイズに拘りがある方は、日本から持参しておきましょう。
B型肝炎
B型肝炎は血液を介して感染します。
主な感染ルートは性行為だけにとどまらず、注射針の再利用や輸血なども含みますので、夜遊び目的の男性のみならず、女性も注意が必要です。
たとえばカミソリの使いまわしや、ピアスの穴あけなども要注意。
感染するとA型肝炎よりも症状が重いです。症状が進行すると、肝硬変や肝臓がんになる可能性もあります。
タイの病気や感染症:まとめ
タイに限らずですが、海外の衛生環境は日本とは比べ物にならないくらい汚いです。
屋台の裏側とか覗くとびっくりしますよ。洗い物や食材管理がいかに不衛生かがよくわかっちゃいます。
海外では風邪をひいて病院に行くだけで、かなりの費用がかかります。
ましてや本日紹介してきたような大きな病気にかかって入院をすることになると、数十万円以上と高額な費用がかってしまいます。
万が一のために、海外旅行保険に入ったり、保険が自動で適用されるクレジットカードは持っておきましょう。
海外旅行保険のAIGなどで海外旅行保険の予約が可能です。
とはいえ、海外旅行保険は結構な費用をとられてしまいます。
旅行費用を少しでも節約したいなら、キャッシュレスで保険が自動付帯でついてくるクレジットカードを持っているほうがお得ですね。
年会費は永久無料!エポスカードは費用もかからないのでおススメです。
詳細は以下リンク先も参考にどうぞ。
注意点、手続き、移住後に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください
▼タイ旅行するなら、こちらも読んでみましょう▼
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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