土日まで出社して俺は何をしているんだろう・・・
社会人として働いていると、どうしても目の前に仕事に追われ過重労働になりがちですよね。
わたしも以前は残業だけで200時間(月の合計労働時間は360時間)働き、最後は倒れました。
自分が生きる給料のためとはいえ、目の前の作業だけを見つめ、ほぼ無償で会社のために働き続ける。
ずっとそんな生活で人生を後悔しませんか?あなたは何のために会社に入ったんでしたっけ?
入社当時とは環境も変わり、あなたも年を重ねていっています。
これから目指すライフスタイルは当時のままで大丈夫ですか?
今の生活とのギャップは広がるばかりになっていないでしょうか。
今回は私の経験も踏まえて、仕事を休めない環境の理由と原因、そしてそこから抜け出して幸せに生きるための方法をお話しします。
なお結論から申し上げますと、そういう職場は一刻も早く辞めたほうがいいです。
どうしても辞められない人は退職代行を利用して辞めましょう。
目次
休めない職場はなぜ発生する?それは儲かっていないから
どうしてまともに有給を取ったり、残業せずに帰られるようにならないか?
ものすごくシンプルにいえば、会社が儲かっていないからです。もっと言うと、経営者が儲かっていないからですね。
自分の懐に入るお金がすくなければ、当然それを社員に還元しようなどと思わないですもんね。
会社が儲からない原因は多々ありますが、あなたの会社だけなのか、業界全体なのか。どちらでしょうか?
- 休むと言えない職場の雰囲気がすでにある
- 少ない人数で作業を回しがちになり、1人当たりの負担が増える
- 属人性の仕事ばかりで代わりがいない
休むと言えない職場の雰囲気がすでにある
体調管理も仕事のうちだろ。プロなら休むわけがないよな?
当然、そんな状況化で休むこともできず。
狭い室内にウイルスは蔓延し、風邪をひいてもまた移る・・・そんな悪循環の環境でしたね。
少ない人数で作業を回しがちになり、1人当たりの負担が増える
この言葉を合言葉に、若かった私は馬車馬のごとく毎日毎日働いていました。
当時は営業職だったのですが、日中は営業として法人先をかけまわり、帰社後はスタッフさんのフォロー。
それが終わってから事務作業をしていたので、毎日が終電。面倒くさくなって、よく会社にも泊まっていましたね。
もしくはインターンとかね。当時はまだインターンもそこまで主流ではなかったですが。
しかしどんなに働いてもみなし残業。生活が豊かになることは決してありません。
自分のスキルUPというよりも、単純に作業をただこなすしかない人生でした。
属人性の仕事ばかりで代わりがいない
代わりにできる人がいないので、自分が休むと作業が溜まる一方なんですよね。
もし何かトラブルでも発生しようものなら、まったく仕事が回らない。。。
それであれば出社するか。
こう考えて無給で土日も仕事をしていました。
こういう環境にいると、普通は起こらないような惨劇が結構頻繁に起こるんですよね。
- 異常に太り始める先輩女性社員
- 朝、起きられなくて毎日遅刻をする同僚の女性社員
- なぜかノーブラで出社する後輩女性社員
- 営業中の道路で倒れてそのまま入院する先輩男性社員
- ないはずのアポを上司とセッティングする同期の男性社員
これ、全部実話ですからね・・・。追い込まれると、人っておかしな行動を取り始めます。
こうなる前に、とにかく休んだり逃げ出したりする勇気が大切です。
会社や上司はあなたのことなんて絶対に守ってくれません。絶対です。そこは期待してはだめです。
自分の身は自分で守らなくてはならないんですよ!意思をゆだねて思考停止は本当に危ない行為です。
休めない仕事を休む方法
休めない会社の理由を色々とみてきましたが、できない理由をいくら述べてもあなたの現実は何も変わりません。
休みたい意志を伝えても休むことを認めてくれない職場もありますし、周りへの迷惑を考えるとどうも‥という人もいるでしょう。
どうやったら休めるか?私もとった方法も含めてご紹介します。
- 仮病で強引に休む
- 周りに相談する
- 脅迫する
仮病で強引に休む
過去の私がとった方法がこれですね。家にまで押しかけてくるようなことはなかったので、寝てました。
年に1~2回やれるかな?くらいでしたけど、平日の昼間にぼーっとするだけでもだいぶ気持ちが楽になります。
この時に大事なことは、何が何でも休むという強い気持ちですよ。
同僚や上司からどう思われるのか、休み明けに何を言われるのかなどを気にしない。シカトです。
でも彼らの人生のためにあなたが生きているわけではないんですよ。
会社も上司も同僚もあなたの人生を決める主君ではないんです。あくまでも今この瞬間だけ一緒にいるだけですから。
周りに相談する
大手であれば普段は関わることのない人事部などに相談するのもアリですね。
社員の労働時間にも敏感になっている昨今ですので、話を聞いてもらえる可能性はあります。
会社にお抱えの産業医がいる場合はそこを頼るのも手ですね。
脅迫する
まぁ労使対等なので、そもそも脅迫という表現はどうなんだ?という話なんですけど。
最終手段として「休めないなら辞める」と伝えてると休めますよ。あなたに急にいなくなられるのはかなり痛いですからね。
ただリスクもあります。万が一
と言われれば、その瞬間に職を失う(当月給料すら払わないブラック企業かも)可能性があるかもしれません。
引継ぎすらできず、同僚や先輩に迷惑をかける可能性も。
また問題なく休めたとしても、
という理由で、昇進昇給に響く可能性が高いですね。 本気で辞めるつもりの時に、覚悟を持って実行した方がいいですね。
仕事を休めない会社はオワコンです
「令和の常識:残業をしない人が正義の時代がやってきました」でも話しましたが、いまどき社員にしっかりと休みを取らせる仕組みができていない会社は終わっていますよ。
会社側に問題があるのであってあなたの責任ではありません。そういう組織体制を放置していることが問題なんです。
先ほども申し上げましたが、本来、労使対等です。会社という組織は個人がより働きやすい環境を作るのが使命です。
一人いないだけで仕事が回らないような会社は、もはや組織として機能していません。
人件費を削るために、社員をギリギリまでこき使わせたり。
こういうリスクヘッジを取る余裕がない会社は本来淘汰されるべきなんですよね。
会社を辞めた人とゆっくり話したことはありますか?
そこには他社と比べた時の不公平感などが秘められていますし。
同業他社の口コミや年収を見て「転職すべきかどうか」を判断するために登録している人が多いね。
これが本当に大失敗でした。忙しくでも他社や転職市場の環境を見ておかないと損するんですよ。
会社のために働くだけの生活は早くやめるべきです。実はまともな人ほど早く会社を辞めているんですよね。
大企業でよく早期退職制度の募集かけるじゃないですか?業績悪化に伴う人員整理。
あれも制度が出るよりも早く、優秀な人ほど先に去っていますからね。
冷静に考えるとわかるのですが、長時間拘束しないと業績を保てない会社に未来なんてないんですよ。
この事実から目をそらして、盲目的に働き続けても中年になってから切り捨てられるだけです。
仕事環境は変えられない。自ら効率よく働ける場所へ動くしかない
組織というのは強固です。1人の人間が改善を試みたところでビクともしません。
なぜなら人は変化を嫌うからです。
あなたがおかしいと思っていることでも、他人はそう感じていないかもしれない。
忙しい中1人1人を説得して、改善できる頃には何か月経過しているか。そしてその結果、あなたに休暇は訪ずれますか?
そこまでして会社のためを思って動いても、きちんと報いてくれないのが通例です。(できるならとっくにやってくれてますよね)
そして残酷なまでに、時間というのは無情に過ぎていきます。
何か外部で楽しそうなイベントがあっても参加もできず、ダメなおっさんとして愚痴ばかり言う人生はやだな・・・
私はこう考え、周りに何を言われようと自分の人生を生きることにしました。
そして、転職して人生が良い方向にガラッと変わりました。
実は最初、会社内で誰かに相談しようかと思ったんですよ。けど、まともな人はすでに辞めてしまっていたんですよね。
まだ会社に長く残っている人は他に行き場がない中高年か、会社に洗脳されている思考停止の残念な人ばかりでした。
結果的に外に相談するしかなかったんですけど、これが良かった。
私が利用したのは転職エージェントです。
転職するなら転職エージェントを利用した方がお得な理由
- 面談調整をしてくれる
- 給与交渉もしてくれる
- 自分に適した求人を選んで教えてくれる
- キャリアの見直しを客観的にしてくれる
- これら全てを無料で相談に乗ってくれる
転職エージェントを利用してお得だった点は上記5つです。
世の中には星の数ほど求人がありますが、その中から自分にだけ合ったものを選ぶのってかなり時間がかかるんですよね。
それを最初に言っておくだけで、自動的に探してきてくれるのはかなり便利です。
実際に転職活動をしていく中で出てくる面倒な日程調整、言いづらい給与交渉などもしてくれるのもかなり楽ちんですよね。
これを全て無料でやってくれるんですから、正直、使わない方がもったいないです。
希望別のおススメ転職エージェント
転職エージェントも星の数ほどあります。あなたに合ったところを選ぶことで、ミスマッチも減りますよ。
- ハタラクティブ
- ビズリーチ
- JAC Recruitment
※20代、経験が浅い人向け
※30代でキャリアUPを狙う方
※海外で働きたい人向け
細かい特徴を知りたい方は以下のリンク先も参考にどうぞ。
思っているよりもより高い給料がもらえる職場が見つかるケースも多いんですよね。
自分の市場における可能性を定期的に知っておかないと、気づいたら「使えない人」扱いにされているかもしれません。
半年に1回でいいので、転職エージェントには連絡を取りつつ、きちんと確認しておきましょうね。
登録する暇もないくらい追い詰められている人は
過去の私のように、何も考える余裕もないくらい追い詰められている人もいることでしょう。
そのような状況では冷静な判断も下せないこともあります。
そういう方に必要なことは会社との距離を取ること。
なかなか交渉する自信がない人は退職代行サービスの活用も視野に入れましょう。
退職代行サービス「SARABA(サラバ)」の概要
「有給を取得して辞めたい」方に特におすすめなのが、退職代行サービス「SARABA」です。
「SARABA」のおすすめポイントは、以下の3つ。
- 成功率98%の有給消化サポート!
- 追加料金なし!全てコミコミで27,000円!
- 「SARABA」は労働組合だから、弁護士法違反の心配なしで交渉できる
更には、SARABAに相談して、万が一退職できなかった場合は、全額返金保証してくれます。
有給を確実に取りたい方にも、会社と連絡を取りたくない方にも、SARABAはおすすめです。
仕事を頼める人がいなくて休みが取れない状況が続いているなら、まず先に「辞めること」を真剣に考えてみてください。
仕事の代わりがいないから休めない:まとめ
話をまとめます。
- 休めない会社で休む努力をして自分の生き方をしっかりと見つめる
- 休めない職場の未来がない残酷な事実をきちんと向き合う
- 外部意見をききながら、自分にとって大事な生き方を整理していく
会社や業界が成長し、給与に反映されて老後まで雇用が保証されているなら、まだよかったのかもしれません。
しかし元号はもう変わりました。
いまではそんな働き方をしていると時代に残されて使えない人材になっているのがオチです。
そしてあなたがどんなに頑張ったところで、残念ながら会社という組織の問題を解決することはできません。
会社の外に出れば、あなたがいる会社がおかしかったことに気がつくはず。
もっと労わってあげてください。
そして最初の勇気の1歩。ここで面倒臭らずに行動すれば、きっと望む環境は手に入れることができます。
ぜひ一歩踏み出してみてください。
- ハタラクティブ
- ビズリーチ
- JAC Recruitment
※20代、経験が浅い人向け
※30代でキャリアUPを狙う方
※海外で働きたい人向け
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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