海外に長期滞在しなければいけない海外赴任では、国際通話料金が高くなるのが悩みの種ですね。
そんな国際通話にかかる費用を抑えられるのが「楽天モバイル」です。
国際通話だけでなく、国内通話もお得に利用できるサービスとして「楽天モバイル」を利用する方も増えています。
目次
海外赴任で日本の携帯電話番号が維持できるメリット
一時帰国で外国人向けの容量無制限の31日SIMを空港で購入して利用中
ただ同じように中長期で帰る予定がある人は楽天モバイルの契約をして良いかも。初回契約なら3ヶ月無料だし、要らなくなったら違約金無しで契約解除可能
維持費は使わなければ0円なので、僕は国内用の携帯として維持契約する予定😗 pic.twitter.com/hGbPONCqXO
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) May 24, 2021
ただ同じように中長期で帰る予定がある人は楽天モバイルの契約をして良いかも。
初回契約なら3ヶ月無料だし、要らなくなったら違約金無しで契約解除可能。維持費は使わなければ0円なので、僕は国内用の携帯として維持契約する予定。
長期海外滞在の場合、利用しない日本の携帯番号をキープするべきなのか悩んでしまいますよね。
海外に長期滞在しなければいけない時は、日本の携帯電話番号を維持しておくのがオススメです。
同じ携帯番号を維持していれば、日本帰国後に新しく携帯電話番号を伝えて回る必要もありません。
海外赴任中に日本の携帯電話番号を維持するメリットは以下の3つです。
メリット①:SMSのワンタイムパスワードで利用する

何かオンラインで買い物をする際や、新しく日本のアプリをインストールして利用したいときに出てくるワンタイムパスワード。
認証をするために、必要な手続きとして立ちふさがります。
番号を維持しておけば、利用できなくなる心配もなくなりますね。
メリット②:登録済み電話番号の変更手続きが大変
これまで日本で利用してきた様々なサービス。
今後本帰国になった際に、また改めて電話番号を取得して登録しなおす手間を考えると、正直嫌になりませんか?維持しておけるなら、その手間を省けます。
海外赴任は期間限定ですからね。電話番号を維持しておけば、本帰国後の生活もスムーズに開始できます!
メリット③:一時帰国で大活躍する
日本に来てイライラすることNo1は役所や銀行の事務処理ですね。
このやり取りの時間は1円も生まないのに非効率なことが多すぎます。
・本人確認本人確認本人確認…
・書類郵送返送郵送返送…
・印鑑印鑑印鑑印鑑…未だに書類が郵送されて来ないし、もう滞在中に終わる自信ないっす😇
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) October 13, 2019
私がタイに移住した平成の時代は、一時帰国した際の音声通話は、非常に不便でした。
「LINEがあるから必要ない」って思う方も多いかもしれませんが、日本の番号を活用する機会が意外と多いんですよね。
飲食店の予約、役場、法人企業への問い合わせ、緊急連絡先の記載etc。毎回外で公衆電話を探すのも一苦労(しかも10円の減りが早く焦る 笑)。
楽天モバイルはその不便さを解消してくれる、わたしにとっては神サービスです。
海外赴任にオススメの携帯電話番号を維持できる通信プラン3選
海外赴任中でも日本の携帯番号を維持したいなら、検討すべきは以下3社です!
3社比較表
↑モバイルから見る場合は横にスクロールできます
楽天モバイル
- 日本では楽天経済圏で暮らしている
- 赴任先以外の海外旅行や一時帰国で毎回設定を変えるのが面倒
- 日本の固定電話によく電話をかける
楽天経済圏の方はポイント付与UPの対象

楽天市場のポイント付与率が2022年頃に比べ、ポイントアップしています。
会員ランクに応じた特典分ポイントがあり、ポイント倍率は最大で3倍。
私はたまった楽天ポイントを友人へのギフトに活用したり、2拠点生活をしているので、長めの一時帰国中には楽天市場で食料品などをまとめ買いしています。
日本との国際通話が無料

画像参照:楽天モバイル
2022年7月以降は、基本料金は月額1,078円(税込)~。
海外で利用していても、仕組みは日本にいる際と変わりません。

画像参照:楽天モバイル
基本料金以外の通話料ですが、海外から日本の電話番号へかける際の費用は「0円」です。
海外の滞在先から、日本の自宅にいる家族への通話だったり、役所や法人への電話など何かと連絡をせざるを得ない状況は出てきます。
料金を気にせず連絡できるのはありがたいですよね。
2023年1月27日時点時点で、対象国は69カ国を超えており、世界中で利用できます。
海外ローミングの手続きが簡単
海外で自分の携帯を使って電話やインターネットを利用して、高額請求をされて問題になるケースがある(いわゆるパケ死)ことをご存知でしょうか?。
基本的に日本での料金プランや定額サービスは、海外では適用されないことから発生する事象です。
この悲劇を避けるために、海外で使用するには、基本的にスマホの「データローミング機能」をオンにする必要があります。
携帯電話を海外でも利用することを「国際ローミング」といいますが、これは携帯各社によっては色々と申し込み手順や追加料金がかかるケースも多いです。

画像参照:楽天モバイル
しかし、楽天モバイルは追加料金や手続きなしで海外ローミングの利用が可能です!
海外で使うためにやるべきことは「my楽天モバイル」アプリの海外ローミングボタンを押すだけ。
他の大手キャリアと違って、海外利用手続きの申し込みも不要です。
以下のようなケースで重宝しますよ!
海外へ到着直後の現地連絡
日本への一時帰国時
赴任したばかりで現地のSIMを購入していなくても、通話や通信ができる安心感!海外の空港WiFはとにかく弱くて使えないことも多いですからね・・。
また、海外に長く滞在する人は現地SIMを買うと思いますが、帰国時も飛行機の機内でSIMを入れ替えておけば、すぐに利用可能です。
海外ローミングも毎月2GBまで無料

画像参照:楽天モバイル
そして、利用料は3,278円(税込)が上限。
「パケ死」になる心配がありません。
請求の例

【利用データ量/国内海外合算して計算】
- 0GB超過後~3GB:980円/月(税込1,078円)
- 3GB超過後~20GB;1,980円/月(税込2,178円)
- 20GB超過後~無制限:2,980円/月(税込3,278円)
【例】
国内で3GB利用
海外で2GB利用(高速通信分)
海外で5GB利用(低速通信分)
=総データ利用量は10GBとなりますので3GB超過後~20GB;1,980円/月(税込2,178円)

なお、どうしても早い通信速度で使いたい方は、高速データ容量を1GBあたり500円からチャージも可能です。
楽天モバイルが「Rakuten最強プラン」を発表! au回線も無制限で利用可能に
上記メリットに加えて、新たに嬉しい話が!
楽天回線に加えてau回線もデータ無制限で利用可能になる新プラン「Rakuten最強プラン」を発表されました。
これまではパートナー回線であるau回線エリアの高速通信については、月間5GBまでという制限がありました。
「Rakuten最強プラン」ではこの制限が撤廃され、楽天回線エリア、au回線エリアのいずれにおいても、データ無制限で利用可能になります。
月額料金は従来プランと同様、人口カバー率はドコモ、ソフトバンク、KDDIと同水準の99.9%となり、屋内や繁華街、高層ビル等でもつながりやすくなりますね。
2023年6月1日より利用可能です!日本にいるときに、さらに使いやすくなりました。
なお、現在「Rakuten UN-LIMIT VII」を契約しているユーザーは、同日に自動で新プランへ移行されるとのことです。
Rakuten Linkはアプリをインストールすれば利用可能
Rakuten Linkは、申し込み後に無料アプリをスマホにインストールするだけで利用できます。
楽天回線を利用しているAndroid端末もしくはiOS端末に、追加料金不要でインストール可能。
アプリインストール後は、アプリから楽天モバイルの携帯番号を登録してログインするだけなので、お手軽です。
楽天モバイル申し込みの注意点
ここまで読んでいただき、申し込みをされようとした方もいらっしゃるとは思います。
ここで、申し込み前の注意点とデメリットも記載しますね。
非居住者は申し込めない
申込者が申請時に日本国外に住んでいる場合は契約できません。日本国内の住所が必要など、申し込み規約にあった文章を記載してください。
また、クレジットカードや公共料金支払いを滞納している場合は、申込審査が保留にされてしまう可能性があります。
海外赴任の予定が決まった場合は、日本滞在中に楽天モバイルを契約しておくことで海外利用できますよ。
わたしはこの方法で一時的に居住者となり、加入できました。
iosはRakuten Linkアプリ以外だと着信できない

iOS製品をご利用の場合、Rakuten Linkアプリを利用していない相手からの電話(固定電話や、OS標準の電話アプリ)は、Wi-Fi接続中であっても圏外の場合、着信できません。
iosの場合は楽天リンク同士じゃないと、wifi環境下でも着信できないです。
試しに日本の友人がrakutenlink以外の通常の携帯電話から、タイにいる私宛にコールをしました。
するとコール音は鳴るのですが、着信ボタンを押しても強制留守番電話モードになってしまい、話すことができませんでした。
また、こちらから発信した場合の通話はできました。
半年(180日)連続未使用だと、利用停止させられます
2021年7月1日から利用規約が変更されました。
ですので、海外においても半年に1回は「通話する」「SMS利用する」などお忘れずに。
「事前予告をした上で利用停止」らしいけど、SMSで通知されたら気付かないですよね。
そして実際に5か月半経過した段階で、SIMを挿入して対応しました。
ただここで問題が2点ほど。まずwifi環境下じゃないと、一切なにもできません。
ここで心配なのが、「wifiを利用してたら、SIMを利用したことにならないのでは・・・?」という疑問。
こちら楽天モバイルに問い合わせしたところ、

wifi環境下にてご利用いただいている場合はサービスの利用を停止することはない
上記の回答をいただけました。ただし、データ通信料を見ると、『0GB』だったんですよね。
これでは利用したことにならないのでは・・・?と思い、再度問い合わせ。

通話の発信と着信をwifi環境下で行ってください。
通話の発信はできましたけど、着信は留守番電話しかできていないんですよね。
細かい話ですけど、「留守番電話だから着信したことにならない」とか言われたら鬼ですよね。
というわけで、再度問い合わせ。

Wi-fi環境下でも留守番電話で着信・留守番電話の再生をいただいた場合は利用停止に該当しない
というわけで、留守番電話の件は問題ないようです。
そして利用停止の案内はSMSではなく登録したメール宛に飛ぶようなので、最悪気付けそうですね。
もし止められた場合は、再度問い合わせしましょう。
日本通信SIM

画像参照:日本通信
- 電話番号は維持したいが、なるべく安く抑えたい
- 電話は掛けるときだけ、有料オプション買いの手間が苦ではない
- SMSの受信がメイン利用
基本料金は290円

画像参照:日本通信
基本料金のプランでは、
- 日本国内の音声通話機能(11円/30秒)
- 1GBのデータ通信(海外利用可)
290円内に含まれる1GBを使い切ったら、220円で1GB毎に追加購入する仕組みです。
海外滞在中の電話が受け取り専門で、データを1GB以内に抑えられるならば、月々290円で電話番号の維持ができます。
国際ローミング可能
国際ローミングは当然対応しています。
通話量は通話先の国・地域により異なりますが、通話量の上限額は5万円と定まっています。
楽天モバイルと同様に、SMSのワンタイムパスワードを受信できますので、楽天経済圏をあまり活用しない方や電話をかけることがない方にはオススメです。
日本通信SIMのデメリット
日本通信SIMのデメリットは2点
- 国際通話料が高い
- 初期手数料がかかる
国際通話料が高い
海外ローミングはできても、楽天と比較して通話料が高いです。
ドコモのネットワーク回線を活用しますので、国際通話料もドコモの料金に準じます。
例えばタイ在住の場合の通話料は以下のとおり。

- タイから日本へ発信する:175円/分
- 日本からの電話をタイで着信する:155円/分
緊急時の連絡手段くらいに考えるなら良いですが、日常的な会話に使うには高すぎますね。
数分話すだけで、ランチ代くらいは飛んでいきます。
初期手数料がかかる
日本通信SIMは初期手数料(3,300円)がかかります。
Amazonのスターターパックを購入して申し込めば、初期手数料が10%OFF(3,000円)になります。
手続きは、公式HPから申し込んだ場合と同じです。
povo

画像参照:povo
povoの現在のプランは「povo2.0」、オススメな人は以下のような方。
- 無料であることが最重要!でも電話番号だけは維持したい
- 海外赴任中は電話もSMSも一切使わない
povoの基本料金は無料
基本使用料は無料です。
「トッピング」と呼ばれるオプションを必要なだけ足していくスタイルです。
povoは半年に一度トッピング購入が必要になります。180日以上有料トッピングの購入ない場合、利用停止、契約解除となる場合があります。
一番安価なトッピングは「データ使い放題」。

参照:トッピング一覧
1回あたり330円なので年間で660円。
ご利用される方は契約維持のために、半年に一度は忘れずに購入しましょう。
povoのデメリット

画像参照:povo
2023年4月現在、povoは海外ローミングの利用ができません。
以前提供していたpovo1.0ではauと同様に海外利用ができましたが、現在提供されているpovo2.0では利用不可です。
つまり海外からは一切、電話やSMSを利用できないことになります。
海外での通話やデータ通信(国際ローミング)には対応していますか?
サービスの提供を予定しています。
開始時期は決まりしだい、「povo2.0ウェブサイト」でご案内します。引用:povo
今後、海外ローミングを提供する予定であるとアナウンスしているものの、具体的な時期は未発表です。
回答も2021年で止まっていますので、すぐに導入することはなさそうです。
海外に赴任中もワンタイムパスワードの入力が求められることはあると思います。
ワンタイムパスワードはSMSで届くことが多いため、海外からの銀行手続きや買い物、アプリ導入や更新時に支障が出る恐れがあります。
povoを活用する際は、他にも日本との通信手段を持っている方が対象になりますね。
わたしはタイで楽天モバイルを継続中
3社を比較した結果、わたしは楽天モバイルを利用しています!理由は以下の3つ。
- 一時帰国のタイミングに空港ですぐに使いたい
- 楽天は格安SIMとしては利用者も多く、無料通話しやすい
- 楽天市場でよく買い物をする
実際に私が申し込んだ様子はこちら。
まとめ:海外赴任で電話番号を維持するなら
海外赴任中におすすめの通信会社は以下3社です!
格安SIMもだいぶ浸透してきましたが、まだご利用されていない方は、この機会に積極的に活用していきましょう!
海外赴任で渡航してしまうと、なかなか頻繁に日本に帰国することはできません。
また、帰国時も日本にいたときと同じようにスムーズに生活できるように、海外に出る予定の方は申し込んでおきましょう
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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