社会人として働いていく上で、キャリアアップを狙っている人が一度は考えるのがヘッドハンティングですね。
では、一体ヘッドハンティングとはどのような方法で行われているのでしょうか?
一つの方法として挙げられるのが、電話でのヘッドハンティングなんです。
実情を踏まえてご紹介していきますね。
目次
ヘッドハンティングってどういう事?
今の会社でも満足しているけど、より上を目指したいと考えている人に魅力的なのがヘッドハンティング。
あなた自身の持っているスキルや、経歴に魅力を感じ「自社に欲しい人材だ」と企業に求められた時に行われるのがヘッドハンティングの基本です。
昔はとてもハイレベルだったヘッドハンティングも、実は今では身近なものになっているんですよ。
ヘッドハンティング電話の内容
最近では、ヘッドハンティングのアプローチも電話で行われるようになりました。
どのようなスタイルかというと、予告無しに会社に電話してくるのです。
一度お会いしてお話しする事はできますか?
このような電話が急に掛かってきた時、どんな対応をしたらいいのでしょうか?
そのヘッドハンティングの電話を信用していいのでしょうか?
これから、少し詳しくご紹介していきますね。
タイプ別ヘッドハンティング電話
まずは、掛かってくるヘッドハンティングの電話にも種類がある事を覚えておいてください。
必ずしも、全てのヘッドハンティングの電話が「本当の」ヘッドハンティングの電話ではないので気をつけましょう。
どのような種類があるのかを、頭の片隅において対応方法を読んでみてくださいね。
通常のヘッドハンティング
まず初めに、多くの人がイメージするのが一般的なヘッドハンティングです。
企業が「他社にいる求める人材」を引き抜いてくるよう、ヘッドハンティング会社に依頼をする事を言いますね。
この場合は、ヘッドハンティング会社も具体的な情報を持っている上に、今働いている会社よりも、良い給料や待遇をオファーしてきます。
現在の会社を辞めて、より良い条件で新しい企業への転職が可能でしょう。
実は単なる営業の電話
実は、このタイプのヘッドハンティングの電話も多いんですよ。
依頼元の企業がいるわけでは無く、あなたの持っているスキルや経歴があれば「他の企業でも求められる人材だろう」と考えて連絡をしてくるのです。
そのため、ヘッドハンティングの電話に魅力を感じてやり取りを始めたとしても、必ずしもすぐ転職できるわけでは無いと覚えておきましょう。
ヘッドハンティング会社が紹介してくれる様々な企業と面接を繰り返す為、少し時間がかかる可能性があるのです。
詐欺に近い偽ヘッドハンティング
本当のヘッドハンティングではないケース。
あなた自身の情報を狙ったものや「ヘッドハンティングされやすくなるためのスキルアップセミナー」などにお金を払わせようという場合もありますよ。
詐欺らしきヘッドハンティングの電話が多いのには理由があります。
「依頼主は匿名を希望している」や「今いる会社には秘密にしておきましょう」というような匿名でのヘッドハンティングのやりとりが多いからとも言えますね。
このような詐欺まがいの電話を判断できるようにしましょう。
ヘッドハンティングの電話が来たら確認しよう
ある日、急にあなた宛のヘッドハンティングの電話が掛かってきたら慌ててしまいますね。
実際にどのように対応したらいいのかを、具体的にご紹介しましょう。
これから紹介するポイントを、しっかりと会話の中で質問してみる事から始めましょう。
ヘッドハンティング会社の会社名
まずは、電話をかけてきたヘッドハンターの会社名をしっかりと聞いてみてください。
会社名を教えてくれた場合は、インターネットでそのヘッドハンティング会社の名前を調べてみましょう。
大手ヘッドハンティング会社などの情報は、インターネット上でも公開されています。
信頼できる会社なのか、ヘッドハンティング会社の中身を見極めるのも重要ですね。
偽名を使ったり、会社名は教えられないという場合には要注意ですよ。
相手先の会社名もしくは情報
どんな企業があなたをヘッドハンティングしたがっているのか、気になってしまいますね。
まずは、ダイレクトに「依頼主」の情報を聞いてみましょう。
もちろん直接会うまでは詳しい依頼主の情報を教えてくれないこともありますが、会社の規模や待遇などを教えてくれることもありますよ。
ヘッドハンティング会社が、依頼主の情報を少しでも教えてくれるのであれば安心もできますね。
このような情報をどうしても教えたく無いという場合は、営業の電話か詐欺電話の可能性もあると覚えておきましょう。
自分の情報をどこまで知っているのか
あなたをヘッドハンティングしたいと言うからには、あなたの情報を調べているはずですね。
どこまで、あなた自身の情報を持っているのか聞いてみましょう。
もし名前や部署しか知らなかったら、あなたをヘッドハンティングする理由になるでしょうか?
あなた自身の実績やスキルなど具体的に知っているとしたら、説得力が増しますね。
会話の中で、探ってみるようにしてみましょう。
情報の入手先
なぜ、あなたにヘッドハンターが電話をかけてきたのか気になりませんか?
どこで働いている会社や部署を調べた上に、あなたの名前まで調べることができたのか聞いてみてください。
なかには
という場合もあります。もしくは、他の転職サイト等から情報を手に入れた可能性もあるんです。
この質問も、そのヘッドハンターを信頼できるか判断する材料にもなりますよ。
「指名スカウト」か「ロングリスト」
ヘッドハンティングには「指名スカウト」と「ロングリスト」と呼ばれる、二種類のアプローチ方法があります。
「指名スカウト」は、単純に企業から「この人をヘッドハンティングして欲しい」という直接アプローチになりますね。
「ロングリスト」とは企業から指名されているわけではありません。
「このような人材を求めているだろう」というようなヘッドハンティング会社の予想で集められたリストを元にアプローチしてきているのです。
企業と求職者が、上手くマッチすればヘッドハンティング完了というイメージですね。
ヘッドハンティングの電話後の流れ
ヘッドハンティング電話の内容に興味を持った場合は、次の対応をどうしたら良いのかをしっかりと聞いておきましょう。
まずは、メールでやり取りをしたいというヘッドハンターもいれば直接会う場合もあります。
もちろん、ヘッドハンティングはキャリアアップの第一歩なので魅力的な案件の場合は対面してからしっかりと判断できるといいですね。
すでに紹介したポイントを意識してヘッドハンティング電話の内容から、信頼できるかどうか判断できるようになりましょう。
信用できる場合
電話を受けてみて、信頼できるヘッドハンターだと感じた場合は最終的に対面で会う事になります。
実際に会うまでに、ヘッドハンティング会社の情報をしっかり調べておくようにしましょうね。
ヘッドハンターの面談の後は、実際の企業との面接になります。
事前にヘッドハンターから面接先の企業についてしっかりと聞いておけば、企業との面接でもアプローチしやすいですね。
もちろん、実際に企業と話してみて納得できなければ交渉することもできるでしょう。
ロングリスト形式のヘッドハンティングの場合は、他の企業を紹介してもらうこともできますよ。
怪しい場合
悪質な詐欺の場合は、あなたの名前がすでに知られているという事を頭に入れておきましょう。
もしも、電話の段階で信頼できないと判断した場合は、丁寧に断りましょう。
ヘッドハンティングの電話を受けた段階で判断できると良いですね。
ヘッドハンティング型の転職エージェント
キャリアップを目指す方法の一つであるヘッドハンティングですが、詐欺など不安な場合もあると紹介しました。
少しでも不安を無くしたい方は、積極的に大手のヘッドハンティング会社を利用するのがおすすめですよ。
最近では、WEB上でもヘッドハンティング型の転職エージェントがあるのでおすすめですね。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは年収800万円〜2,000万円と幅広く求人を取り扱っている転職エージェントです。
サイト登録の後は、担当のヘッドハンターが条件にあった企業を紹介してくれる仕組みなので安心ですね。
おすすめする3つの理由
- ヘッドハンターを様々な条件や経歴から選ぶことができる
- 4000件を超えるハイキャリア求人とマッチングできる
- 直接相談することで、自分にあった求人先を探してもらえる
注意点としては、ハイクラス転職になりますので、現年収800万円が最低基準となります。
その分、リクルートダイレクトスカウトでは求人も厳選されています。
30代以上の方で、今の年収が800万円未満の方は、ハタラクティブを利用しましょう。
ビズリーチ
ビズリーチは国内でも大手の転職エージェントで、取り扱い求人数が多いことで知られていますね。
サイトに自分自身の情報を登録することで、その経歴を見たヘッドハンターからスカウトが届くようになっています。
定期的に、職務経歴書をアップデートしていくのがコツの一つですよ。
おすすめする3つの理由
- 年収600万円以上で高い転職成功率を誇っている
- ヘッドハンターからのスカウトに加えて、自分から応募しアプローチもする事ができる
- 一部有料だが、ヘッドハンターの数は業界最多数である
Linkedin(リンクトイン)
リンクトインは世界中で使われているビジネス向けのSNSですね。
日本ではまだあまり知られていませんが、海外で活躍したいと思っている多くの転職者が利用しています。
また、SNSなので求職者と企業だけのやりとりではなく求職者同士でコミュニケーションをとり意識を高める事ができると人気なんです。
おすすめする3つの理由
- 英語で履歴書を出せれば海外就職の可能性も高まる
- 企業がスカウトしてくれることもあれば、自分から直接企業にコンタクトを取れる
- 海外志向をもった求人者同士の情報交換ができる
ヘッドハンティング電話の注意点:まとめ
今回の記事で紹介したポイントはこちらです。
- ヘッドハンティングの電話は、企業からのスカウトの場合だけではなく営業電話の場合もある
- ヘッドハンターが信頼できるのかを電話で判断できるようになろう
- ヘッドハンティング方の転職エージェントを上手に利用してキャリアアップを狙おう
今のご時世、ビジネスで上を目指すのであればヘッドハンティングの誘いはとても魅力ですね。
会社にヘッドハンティングの電話がかかってきたとしても、貴重な機会を逃さないようにしっかしと見極めましょう。
ヘッドハンティング電話を会社で待つのも良し、ヘッドハンティング方の転職エージェントに登録してアプローチしていくのも試してみてくださいね。
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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