海外旅行に行くためには、いま多くの国で隔離期間が必要とされています。
たとえばタイのバンコクであれば15日間の指定ホテル隔離です。その間はホテルからは一歩も出られないんですよね。
ただし、プーケットサンドボックスであれば隔離期間なしで入国できるんですよ!
プーケットサンドボックス制度は日本人で利用した人がまだかなり少ないです。
せっかくなのでこちらの入国条件、手続き方法とオススメ手順、実際に利用した様子を記載していきます。
なおプーケットでは2021年8月3日~16日までタイ国内他県からの入域が原則禁止されていました。
しかしプーケットサンドボックスを含む海外からの入国・帰国に関してはこれまで通りで変更なしでした。
最新情報については各自で大使館等で確認してくださいね。
目次
プーケット・サンドボックスとは?
新型コロナウイルスワクチン接種済みの外国人観光客向けのプランになります。
隔離措置が免除され、プーケット県内を自由に旅行できる観光再開計画です。
2021年7月1日から開始され、14日間のプーケットでの滞在後は、タイ国内の他の地域への移動も可能となります。
延べ宿泊日数は7月が190,843泊、8月は176,128泊。9月についても既に95,000泊以上の予約が入っているんだって。
国籍別では67カ国・地域からの利用者がありトップ5は以下の通り。
2位:タイ
3位:イギリス
4位:イスラエル
5位:ドイツ
タイ人も多いですね。海外からの帰国で利用してるのかと思われます。
プーケット・サンドボックスの利用条件
プーケット・サンドボックスを利用してプーケットへ行く場合には以下の条件が満たされてる必要があります。(2021年9月4日現在)
・直行便、または許可対象国・地域を経由する便でプーケットへの渡航。
・タイ国籍を有しない者は、渡航日までの21日間以上、タイ王国政府が定めた許可対象国・地域で滞在していること
・渡航日の14日前までに、世界保健機関(WHO)もしくはタイ王国保健省が承認した新型コロナウィルスワクチン接種を規定の回数終えている方。
現時点では日本からの直行便もなく、スワンナプーム国際空港経由でのプーケットへの渡航もできません。
上記対象国のいずれか経由で向かうことになります。
余談ですが、タイに居住しているタイ国籍を有しない者及びタイ国籍者は、この21日間の要件が免除されるそうです。
タイ国内→国内の移動は制限も頻繁に変わるのでご自身で確認してみてください。
プーケット・サンドボックスで準備するもの
渡航する場合には大まかに以下の準備が必要です。
渡航前にCOEと呼ばれる入国許可証の申請や、新型コロナウイルスワクチン接種完了を証明する書式の用意など多くの準備が必要となります。
バンコクに入国する場合と共通するものも多いですね。詳細を見ていきましょう。
①ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)
ワクチン接種の定義についてはJETROによると以下の通りです。
シノバック(1回目)とアストラゼネカ(2回目)を接種
アストラゼネカ、ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、いずれかのワクチンを1回接種
どうしても急ぎとかでない限りは、2回接種しておいたほうが安パイかなぁとは思います。
ワクチン証明書をGetしました。英訳を作る必要有りって書いてあったけど、英語表記あるからいけるかな?
タイ語あればベストだろうけど、なくても西洋人はプーケットに入ってそうだよね🏖
英訳フォーマット
▶︎https://t.co/GzXuTRN1ra#ワクチンパスポート pic.twitter.com/NrG5jZPRdz— チャイカプ@海外リモートワーク(一時帰国中) (@genchisaiyou) August 6, 2021
証明書の受け取り方は、役所直接の手渡しだったり郵送だったり地域によってまちまちかと(私は郵送手続きでした)。
役所のHPには6営業日くらいを目安にとのことでしたが、5営業日で送られてきました。
ワクチン証明書には英語訳が必要とのことですので、英語訳フォームも用意されています。
ただ厚生労働省のHPをみたところ、私が受け取ったものは2021年8月5日更新バージョンでした。
海外渡航時に利用できるよう、旅券番号等を記載することとしており、これらの情報を日本語と英語で表記します。また、偽造防止対策を行っています。
参照:厚生労働省
こちらのバージョンの場合は英語訳を別途付ける必要はありません。
②パスポート/ビザ/再入国許可証
タイ入国時に残存有効期間が6カ月以上のパスポートが必要です。
そしてビザ、再入国許可証(リエントリーパーミット)、働いている方はワークパーミットを所持していない場合はCOE申請前にビザ等を申請し取得しましょう。
ビザ申請の詳細情報は、タイ王国大阪総領事館を参照してください。
既にタイに住んでいた方は有効なビザと再入国許可のスキャン&コピーして保存しておきましょう。必要なページは以下の通り。
- パスポートの顔写真のページ
- ビザスタンプのページ
- 再入国許可のページ(タイで滞在していた方)
- ワークパーミット(タイで就労していた方)
③英文医療保険証
新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万USドルの治療補償額の英文医療保険証が必要です。
タイ政府の要件に合う契約条件の新型コロナウイルス保険補償プログラムを購入しましょう。
保険証には新型コロナウイルス関連疾病治療費をUSドルの表記で付保することを、英文で明確に記載されている必要があります。
(例:COVID-19 is covered by “Medical Expenses” or “Medical and Rescuer’s Expenses.)
保険費用を少しでも抑えたい人は、飛行機チケットを購入して正式な入国日から起算して買うとよいですね。
保険についてはAXAやThai General Insurance Associationで確認してください。
ウェブ上で申し込みをし、クレジットカードで決済すると英文医療保険の証明書が発行されます。
なお、この保険は、現在タイに住んでいる外国人やタイ国民を対象としたものではありませんのでご注意ください。
なお、滞在期間が1か月未満の短期旅行の場合、JALコロナカバーで代替できるようですね。2022年1月10日の出発便まで期間が延長されています。
JALを利用する予定がある人はこれいいんじゃないでしょうか。
④COE事前承認
入国許可証(COE)申請の方法を記載していきます。言語はタイと英語が選べますので、ここでは英語を選択しています。
入国許可証(COE)取得方法の説明を確認
入国許可証(COE)申請ページにアクセスして「For non-Thai nationals」をクリック。
入国許可証(COE)の取得方法のYoutube動画へのリンクと英文説明が続きます
1番下にある□にチェックを入れて、「NEXT」をクリック
申請項目の選択
申請項目を埋めていきます。選択項目は以下の5つ。
- Place of origin:出発点
- Embassy / Consulate-General / Thailand Trade and Economic Office:管轄となるタイ大使館/領事館
- Types of permitted persons:滞在許可のタイプ
- How do you want to enter Thailand?:どうやってタイへ入国するか
- Which Sandbox Progrmme will you travel to?:どのサンドボックスプログラムを利用するか
まずはPlace of origin:出発点で「JAPAN」を選択。
次に管轄となるタイ大使館/領事館を選定してください。
滞在許可はご自身のビザのタイプに合わせて選択。以下は一例です。
「Work Pemit Holders or have been granted permission to work in Thailand」
→ワークパーミットを既に所持している方、もしくはタイ国にて就労する許可を与えられた方
「Spouses or Children of Work Permit Holders」
→ワークパーミットを所持している方の妻子
「Family of Thai nationals」
→タイ配偶者のOビザを持っている方(ビザの欄に配偶者のパスポートもしくはID、婚姻関係証明書も添付)
Entering Sandbox Programmeを選択してphuket-sandboxを選択。
するとポップアップでサンドボックスの注意事項が出てくるのでAcknowledgeをクリック。
登録が終わったら「Register」をクリック。
利用規約を承諾&申請書記入
利用規約を承諾するので「Confirm」をクリックします。
Name of Agency’s company:旅行代理店を利用した場合は代理店名を記入。利用していなければ空白。
Phone number of agency company:代理店の電話番号を記入。利用していなければ空白。
Position:役職を記載。なければ職業等で入力。Type of passport:一般旅券のOrdinaryを選択。
Expected date of travel (If any):旅行予定日(もし決まっていれば)
Overseas address:日本国内の住所をローマ字で
Overseas mobile number:日本国内の電話番号を+81からハイフン無しで。
例:+819011112222
Current address in Thailand:タイ国内住所をローマ字で
Mobile number in Thailand:タイ国内の電話番号(国番号なしで)
Contact person in case of emergency (family members/relatives/close friends or work colleagues):タイ国内での緊急連絡先
Phone number of contact person:その人の電話番号(国番号なしで)
Contact person’s Email address:その人のe-mail
Name of COVID-19 Vaccine:ワクチンの種類の名前を選択
Date of 1st COVID-19 vaccination:最初に打った日付
Date of 2nd COVID-19 vaccination:2回目に打った日付
Drag & drop files here:ここにワクチン証明書を添付(英語の記載がない場合は英訳も)
Drag & drop filesにパスポート画像を添付。
送信したいデータファイルを選択したら添付画像内に出る↑マークをクリックしましょう。
仮置きの状態になっているので、押さないとデータファイルは送信されません。
ビザスタンプのページ、再入国許可、ワークパーミット、配偶者のパスポートもしくはID、婚姻関係証明書などのデータファイルを選択してアップする。
「Browse Files」をクリック(もしくはドラッグ・ドロップ)して保存した、保険証明書のデータファイルを選択する。
最後の□にチェックを入れて、「Save」をクリック。
6桁のコード&事前承認登録完了メールを受信
6桁のコードが発行されます。後日、申請結果を確認するために必要となりますので、メモを取り残しておいてください。
この時点ではまだ入国許可証(COE)は発行されてません。あくまでも事前登録が終わった通知だけです。
事前承認が無事に通過された場合のメールを受信
無事にメールを受信しても、まだ入国許可証(COE)は正式に発行されていません。
事前承認が承認されてから15日以内にこのシステムに航空券予約確認書と隔離措置施設 (ASQ)の予約確認書をアップロードする必要があります。
15日以内にアップロードできなかった場合、事前承認は取り消されてしまいます。
⑤航空券の手配
お好きな航空便を買いましょう。日本からは直行便がないので、私は羽田からシンガポールのチャンギ空港経由、プーケット行きにしました。
以下はシンガポール空港に問い合わせした内容とその答えです。ご参考までに。
日本からの渡航の場合、シンガポールは8月6日現在、観光制限をかけているため直接シンガポールに入る人は少ないはずです。そのため基本的には全員誘導されることになるかと存じます。
なお、日本以外からお越しの方は対象国・地域リストを参照に渡航可能国へ渡る準備も忘れずにどうぞ。
経由地におけるPCR検査の陰性結果について(2021/9/18)
トランジットの条件が変わり、PCR検査の証明書の有効期限が従来より24時間短縮されました。
日本でPCR検査を受ける際はご注意ください。すでに予約した方で48時間をクリアできない方は日時の再設定を。
⑥SHA+ホテルの予約とタイPCR検査予約確認書
ホテルはどこでもよいわけではありません。
タイ王国政府の健康安全基準「SHA+(Safety and Health Administration Plus)」の承認を受けたホテルの支払済予約確認書を準備しましょう。
SHABAシステム(SHA Plus Booking Authentication system)もしくはEntry Thailandにより発行されたSHA+ホテル予約確認書のみ使用可能となります。
プーケット・サンドボックス用のホテルはタイのサイトでも見れますが、agodaが日本語サイトもあって見やすいです。
ホテル予約をする際に、ホテル側に私が確認した内容は証明書の発行と移動手段についてです。
- 予約後の支払済予約確認書
- PCRテストの予約証明書
- 14日間宿泊した証明書(県外のバンコクに行くために)
- 滞在中に行ったPCRテストの証明書
- 空港→ホテル
- ホテル→バンコクへの移動手段
①支払済予約確認書
20:48にメールをして先ほどの質問をしたら21:17にはレスが来てました。
そしてAgodaで予約をして予約番号を伝えたら翌日には証明書が届くスピード感。さすがヒルトン、ありがとう。
②PCRテストの予約証明書
プーケット滞在期間が14日間以上の場合、滞在期間中PCR検査を3回実施する必要があります。
プーケット国際空港到着時、6-7日目、及び12-13日目ですね。
ホテルの人が予約も有償代行してくれるかと思いきや、自分で予約しなさいとのこと。
Phuket Swab Appointment Systemというところで予約ができます。
保護者としての登録の場合はYour Appointment ( as a guardian )、わたしのように個人で行く人は上段のYour Appointmentから「Make New Appointment」をクリック
ホテル予約時に受け取った受領書に書かれているShaba IDを入力します。
滞在中にホテルを移る方はShaba ID1と2に入力しましょう。私は1か所のみの滞在なので、Shaba ID1のみです。
Shaba IDを入力すると真ん中の情報欄が自動的に埋まります。
その後にFright Arrival Date、Fright Arrival Time、Fright Arrival Number(便名)を入力。
国籍、パスポートIDなどを入力
PCR検査を受ける場所を選択します。1回目の空港でのPCRテストは自動で入力されています。
宿泊日数に応じて2回目や3回目を選択。
無事に購入を完了したら領収書をダウンロード。こちらをプーケット空港や検査場で提示します。
③④14日間宿泊した証明書
14日間の滞在を完了後にサンドボックスプログラムを完了したことを示すフォーマットをもらえるとのこと。
一応、確認しておかないと県外に出られないのは困りますからね。
⑤空港→ホテルへの移動手段
ヒルトンは空港までの送迎サービスがあるみたいでした。片道900B(約3,000円)とのこと。
公共交通機関を利用できないので、こちらは必須かなと。
ホテルの予約後に飛行機のエアーチケットを送付提示した際に、待ち合わせ場所と連絡先を受理できました。
⑥ホテル→バンコクへの移動手段
⑥に関してはホテル側からすると関係ない話なんですけど、知っていたら教えてもらいたかったので聞きました。
ホテルへの問い合わせに使った英語が必要な方は以下クリックしてどうぞ(きれいな英文ではないですけど、意味は伝わってました)
⑦COEの承認後の手続き
赤色の「Confirm /Edit travel」をクリックします。
- パスポート番号
- 名字
- 名前
- 6桁のコード
上記を入力して「Search」をクリック。以前に保存された申請書のページに戻れます。
渡航日時、帰国日、出国日、タイ到着日、フライトナンバー、出発空港、タイ到着前に寄る空港、タイ到着時の空港などを記載します。
片道のみの飛行機チケットを購入した方はOne-Wayを選択。自動的にDate of Returnは入力不可となります。
First port of departureは羽田空港であれば「tok」と打てば出てきます。
Last port (Before port of arrival in Thailand)は経由地ですね。シンガポールであれば、「SIN」と打ちます。
Port of arrival in Thailandは到着空港です。プーケット空港なので「p」と打つとHKT-Phuket出てきます。
なお、直行便を活用しない方はトランジットの渡航情報も記載が必要です。
私はシンガポールのチャンギ空港のみ経由しますので、1st transit flight~と書かれている2箇所のみ記入。
それ以上経由する方は、2nd 以降も要記載です。
フライトの支払い済み予約表を添付します。
SHABA IDを入力すると、自動的にホテルの情報も入力されます。
渡航先で受けるPCRテストの予約支払い証明書を添付しましょう。
医療保険の証明書は以前に添付したものがそのまま添付されているので、特に操作することはありません。
受付終了後のメールを受け取り、申請結果を待ちます。
入国許可証(COE)承認メールを受信する
渡航情報の登録後はスムーズにすすめば3営業日程度で入国許可証(COE)が承認されたというメールが届きます。
メール文中にあるリンク先にアクセスして入国許可証(COE)をダウンロードして印刷もしましょう。
⑧PCR検査の受検と英文陰性証明書
出国前にPCR検査を行います。これは渡航時間の72時間以内の検査である必要があります。
日本から出国72時間以内に発行された英文RT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書を英文で発行してくれるクリニックを検索しましょう。
シンガポールのチャンギ空港経由の場合は48時間以内のPCR検査証明書が必要となります。(2021/9/18追記)
通常は検査日と検査結果の診断書を受け取る日付は別で、合計2回はクリニックに行きますよ。(即日発行は料金割り増しになるケースが多々)
検査と証明書の発行費用を合わせて平均的に3万円〜5万円が相場のようですね。
検討項目はタイ渡航の検査実績、検査費用、滞在場所からの距離、オンライン予約、クレジットカード払いの有無でしょうか。
わたしはKARADA内科クリニックにしました。(web予約→総合内科・感染症内科→初診→海外渡航用PCR検査・陰性証明書を予約)
⑨アプリ×2のDL、T.8の記入
T.8 Form(タイ王国健康質問書)をダウンロードして記載します。入国時に必要な書類ですので、印刷もお忘れなく。
ただし、忘れた場合でもチャンギ空港からプーケット空港へ向かう便に乗る際にもらうことはできました。
Mor ChanaとThailand Plusのアプリもダウンロードしましょう。Thailand Plusは出国前に登録手続きまで行うように指示が出ています。
ただしモーチャナは必要です。DLしていない人は現地でさせられます。
空港でチェックイン・搭乗の手続きをする
これまでに準備してきたもので、原本やコピーを手元に準備しておく必要があるものは、以下の書類です。
- ワクチンパスポート(ワクチン証明書)
- 有効なビザ、パスポート(帰国者は再入国許可証も)
- 入国許可証(COE:Certificate of Entry)コピー
- 渡航前72時間以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書 (原本)
- 新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万USドルの治療補償額の英文医療保険証
- SHA+ホテルの予約確認書(予約確認書に「支払い済みの証明」が明記されていること)
- T.8 Form – タイ王国健康質問書
- PCRテストの予約証明書
- T.M.6(通常T.M.6は機内でもらい機内で記入します)
乗客は少ないのですが書類チェックで時間がかかって1時間立ちで待つことになりましたとさ#プーケットサンドボックス pic.twitter.com/XZ6PgYfR3U
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 2, 2021
私が行くタイミングではパラリンピックの選手団が帰国するタイミングでしたが、列に並ぶのは5組程度。
しかしそれでも多くの書類チェックなどが入るため、かなり待つことに。
待つのが嫌な方は、チェックインカウンターが開くタイミングより少し早く並ぶといいかもです。
羽田発の乗客は2〜30人くらい。夜と朝は食事が出ると聞いたけど、夜しか出ませんでした。乗り継ぎ後に朝食があるのかしら。
機内入り口でイヤホン、水、マスク等を受領。
エコノミーでしたけど周りに誰もいないので横になれました。#プーケット #サンドボックス #プーケットサンドボックス pic.twitter.com/EP87lHFtzE
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 2, 2021
チャンギ空港でのトランジットの様子
チャンギ空港に着いたら機内を出てすぐに係りの方が待っています。
トランジットの人は一列に並んで手首に目印を巻いて待つことに。
基本的にここで移動する際は、係員の誘導についていかなければいけません。
私はお腹が痛かったのでこの距離が本当につらかった・・・
トランジット者の待ち合わせスペースではコーヒー軽食を売る売店と自販機はあります。
利用できるのはシンガポール$かアップルペイなどの世界で使われているような決済手段です。
いずれも用意していない私のようなタイプの人は、日本の空港で出発前にお茶くらい買っておくといいですね。
ちなみにシンガポールはコンセントの形状が違いますが、IphoneのUSB端子で充電できるスポットはあります。
電圧は問題ないですが、パソコンなど充電したい方はコンセントの変換機を持参しておきましょう。
Bordingtimeが近づくと、係員が便名と行先をマイクで告げますので、「Assembly Point(集合場所)」の前に集合して移動します。
朝食はチャンギ空港からプーケット空港へ移動する機内で出ました。
プーケット空港到着後
プーケット空港到着後の流れは以下の通りです。
なお、空港で陽性の結果が出た場合、ホテルと契約をしている病院へ直行させられます。
- プーケット空港でPCR検査&アプリの起動
- ホテルが用意した車で空港からSHA+ホテル移動
- ホテルに到着後、PCR検査の結果が出るまで部屋内で待機。
- 陰性の結果が出た場合、プーケット内を観光可能
- 滞在中は1日1回のモーチャナの読み込みをしてもらう/li>
- 滞在中に予約したPCR検査を規定回数うける。
- 滞在終了後にプーケットを出る
プーケット空港を出るまでの様子(PCR検査など)
到着後は書類とアプリのチェックをするため、到着順に椅子に座って確認をしてもらいます。
モーチャナのDLと設定まで終わり、書類チェックをしてもらったあとにヘルスコントロールとイミグレで審査です。
通過後は預入荷物を回収し、PCR検査をうけます。
両方の鼻の奥まで突つかれる検査をして、結果を確認できるQRコードをいただき、ホテルの送迎担当の方を探しましょう。
QRから読み込まれたサイトに移動し、個人情報(パスポート番号、E-mail)だけを入力しておきます。
そこまで終われば、夜までには結果がメールで送られてきます。
日本の羽田を22:55に出発して、シンガポール経由で14時間後にプーケットのホテルに到着しました✈️
夜中にほとんど寝れずに移動し続けるのは、体力を使いますね😅
空港で受けたPCRの結果が出るまではお部屋待機。問題なければ、その後は県内を自由に動けます。#プーケットサンドボックス pic.twitter.com/TU5ZH3XDfT
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 3, 2021
夜中にほとんど寝れずに移動し続けるのは、体力を使いますね
空港で受けたPCRの結果が出るまではお部屋待機。問題なければ、その後は県内を自由に動けます。
プーケット空港でのPCR検査の結果を受け取る
昼寝か仕事でもしてのんびり引きこもって待っている予定でしたが、検査して4時間半後の14:30には結果が送られてきました。これでひとまずは完了です。
なお、滞在中は毎日フロントでMorChanaアプリの自分のQRコードをホテル側の端末で読んでもらう必要があります。
プーケットに存在していますよって確認ですね。私が泊まったヒルトンでは時間はいつでもいいよと言われました。
あとは宿泊日数に応じた規定回数のPCR検査を受けに行くだけですね。なお、ThailandPlusアプリの利用はありませんでした。
プーケット市内の様子
PCR検査結果も無事問題なかったので昨日の夕方は散歩できました。
写真は17時頃の様子。思ったより店が開いてますね。
ただパトンビーチ前のマックとスタバは閉まってるのが多い。#プーケットサンドボックス #プーケット #サンドボックス pic.twitter.com/zuAVfZMnrV
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 4, 2021
やっぱ西洋人多いなぁ。彼らが近くを歩いてると、ワイの代わりに勧誘されるから楽で良いですね。勧誘も様々。
「タクシー!」
「Tシャツ!」
「マッサージ!」
「スペシャル!」
「マリファナ!」…今日も平和なのかな🏖#プーケットサンドボックス pic.twitter.com/AIye9oUNBF
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 4, 2021
ショッピングモール内の店が全部閉まってますね@パトンビーチ
ビックCはやってますが、ビーチの反対側の入り口なのでかなり歩きますね💦#プーケットサンドボックス pic.twitter.com/txnFcwfJkG
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 5, 2021
プーケット滞在中のPCR検査の様子
滞在中はBig Cの目の前にある駐車場でPCR検査です。10人くらい先行者がいて到着後に20分経過して終了。
昔は箱から手だけ出してやるスタイルだったけど、今では駐車場の一角でそのままやるスタイルになってますね。#プーケット #プーケットサンドボックス pic.twitter.com/1O8sgudq2U
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 8, 2021
昔は箱から手だけ出してやるスタイルだったけど、今では駐車場の一角でそのままやるスタイルになってますね。
こちらは2回目のPCR検査の様子です。なお3回目はきちんと箱からやってました。誰かに怒られて対応を変えたのかもですね(笑)
2回目は9/8の10:30に受けて、9月9日(木) 11:44に検査結果が届きました。
3回目は上記の証明書も合わせて添付されています。
宿泊施設の様子
ヒルトン(DoubleTree by Hilton Phuket Banthai Resort (SHA Plus+))に宿泊しました。
悪い点
クリーニングはお願いしないと来ない可能性が高いですね。時間指定と毎日やってとお願いしました。
泊まった部屋ではコンセントが少なく、ベッド周りにないのは不便でしたね。
あとワーケーション用の部屋ではないので、部屋の中にデスクがなかったです。(ベランダからテーブルをもってきて利用しました。)
ただフロント近くに作業休憩スペースもありますし、カフェにでも行けばいいので大きな問題ではなかったですけどね。
良かった点
ビーチから70m、パトンビーチが道路を挟んで目の前にありますので、仕事の休憩合間や涼しくなった夕方にぼーっとできるのがよいですね。
朝食は洋食が多いので食べやすくてよかったです。タイ飯は外でいくらでも食べられますからね。
もちろんジムとプールはあります(プールBARも)。運動やダイエットしたい方には必須ですね。
部屋にデスクがなくて冷蔵庫の前で仕事してたら、何も言わずに延長コードを持ってきてくれました。
打算なく気が利くタイ人の子ってめっちゃ貴重なのでホテルスタッフは大事にしてあげて欲しいなぁ。 pic.twitter.com/oL6P4ZBHMU
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 4, 2021
掃除中に仕事をしていたら延長コードを持ってきてくれましたので、ベッド脇で寝る前のスマホもできるようになりました。
せっかくプーケットに来ましたので、15日目からはホテルを移動しました。ナイハーンビーチにあるThe Nai Harn (SHA Plus+)は非常に良かったです。
パトンからナイハーンビーチへ移動🚕何故か無料で部屋をアップグレードしてくれてスイートルームに👀
部屋が広くてオーシャンビュー🏖目の前にビーチもあるので、ロケーション拘りたい人にはかなり素敵でおススメです
(行ったことないけどギリシャ?みたいだなっておもた)#プーケットサンドボックス pic.twitter.com/UhuqgfyMjw— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 19, 2021
透明感のある海🏖足が透ける#プーケット pic.twitter.com/DRDrE7Hd1u
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 21, 2021
さすがに島ではないので、リペ島みたくビーチ沿いでも魚が見える状況ではありませんが、綺麗な海が目の前にあります。
のんびり過ごしたい方にオススメです。
日本で購入して持ってきた物
おそらくこの記事を見ている方の多くはタイへの帰国ではなく旅行だと思いますので、そんな方でもオススメできるものをいくつか記載しておきます。
まずはこれ。軽くて持ち運びも楽だし、押すだけなので楽ちんです。
部屋の掃除をしてもらうときって、基本的には開けっ放しにされるので蚊が侵入してくる可能性が大です。
初日に入る際と部屋掃除後に毎回プッシュするだけで、困らずに済みますね。
私のiPhoneは4時間くらいで充電が切れてしまうので、4時間以上、充電ができない環境にいる予定がある際に非常に重宝しております。
iPhone 11 / 11 Proを4回以上、Galaxy S10を約4回、iPad mini 5を2回以上満充電することができます。
デメリットは若干重いことですね。ただ容量は充分ですし、飛行機や船上など容易に充電できない環境でも活躍してくれています。
化粧水はタイでも売っているのですが、このスプレータイプってあまり見かけないので持参してます。
留め具があり押すところを固定できますので、移動する際にこぼれません。
本格的な移住も検討している方は以下の記事も参照にどうぞ。
Twitterでもらった質問とその解答
はじめまして!
バイクをレンタルして島内を適当にフラフラしたりできそうな雰囲気ですか?私もどうせタイに行くならプーケットサンドボックスを考えてまして😄
— maika (@MaikaDai) September 4, 2021
ホテル近くのレンタルバイク屋
300B/1日
1,900B/7日ガソリンはビン詰めで売るスタイル😌#プーケットサンドボックス pic.twitter.com/c8jrbalNai
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 13, 2021
レンタルバイク屋さんは通常営業していました。長く借りると安くなる仕組みです。
観光ビザは普通に発給してるかなと。事前申請とかお時間かかるのでお早めに。
ただもしかすると、「3ヶ月分の滞在先を証明する書類が必要」とか言われる可能性もあるので、最新状況は大使館に確認しておくと安心です。
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 20, 2021
ビザ関係などお役所関係は不備があると容赦なく突っぱねてくるので、事前にしっかり準備をして早めに動くことが肝要ですね。
1.
現在婚約者のタイ人とここ二年遠距離恋愛です。
プーケットサンドボックスを利用したいと検討しています。
SHA+のホテルの予約を取りたいのですが、その際に初日からバンコクから来る婚約者とそのホテルに一緒に滞在する事は可能なのでしょうか?
2.
2週間程、サンドボックスを利用し、プーケットに滞在予定ですが、私はその後、日本に帰国後に2週間の隔離はあるのでしょうか?
宜しくお願い致します。
質問今回はレスしますが、DM見逃しがちなのでリプでお願いします。
1.バンコク→プーケットもPCR受けてればタイ人の移動は可ですね。滞在証明書がいるので、2名名義で予約or別途証明書をもらえばokかと。
2.日本はまだありますが強制指定場所隔離の3日間は無くなりましたねhttps://t.co/RKmvUm0Aga pic.twitter.com/H5UA1Ei9jn
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 21, 2021
2021年の9月中旬時点ではタイ人の国内移動もある程度解禁されていますね。
ただし出発する県や移動先の県ごとに制限がある(国籍問わず)ので、どこからどこに移動するか?は大事です。
9/3時点の情報によるとバンコクは国内から入る分には規制ないみたい。
(サンド規定回数のPCRは前提)ただし、ハートヤイまたはナラーティワート県から来る場合はPCR72時間以内が必要
プーケットから行く分には追加検査や変更する必要ないと。やっぱ現地語が情報早いな…#プーケットサンドボックス https://t.co/OzdyxWfPew pic.twitter.com/yHstD0ywho
— チャイカプ@海外リモートワーク(隔離でプーケット) (@genchisaiyou) September 5, 2021
渡航にかかった費用
今回の渡航と滞在でかかった費用をまとめておきます。(現地における飲食費用やThe Nai Harnホテル代金は含んでおりません。)
項目 | 円 | THB |
---|---|---|
PCR検査(日本) | ¥30,800 | |
医療保険(1年分) | ¥94,467 | 28,540 |
PCR検査(タイ)×3 | ¥28,797 | 8,700 |
ホテル、PCR送迎料金 | ¥7,282 | 2,200 |
飛行機代(片道) | ¥70,370 | |
ホテル代14泊 | ¥79,741 | |
合計 | ¥311,457 |
1バーツ3.31円で計算
コロナ関連の費用を除けば約15万円で済むので、単純に2倍近くかかってますね。
コロナシフトが早く収まってこれまでのような日常生活に近い環境が整うことを願います。
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それでは良き旅を!
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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