やったー!でも面接どうしよう。
何も対策してない
書類選考通過の喜びも束の間で「面接」という次の不安が押し寄せます。
しかし日本語パートナーズの面接は傾向を把握し対策をしっかりと練って臨めばクリアできる可能性は高まります。
そこで今回は日本語パートナーズの書類選考を突破した方に向けての面接対策を紹介していきます。
日本語パートナーズへの理解を深めた上で存分に自分の魅力をアピールし評価を高められる方法をしっかりとチェックしていきましょう。
これまでに日本・海外で6年以上、人材関連の仕事についてきた私の経験も交えてお伝えしますね。
目次
過去の面接形式や雰囲気をチェック

まずはこれまで行われた日本語パートナーズの面接形式をチェックしてみましょう。
面接形式は希望者3名から5名程度のグループ面接。
面接官複数名と、赴任を希望している国からの中継カメラ越しの面接官によって行われます。
はじめは面接官から希望者それぞれへの質問を行い、その後希望者同士のグループディスカッションを行うという流れになっています。
比較的優しい雰囲気の面接官が多いのですが
など、質問時は厳しい口調になることもあり、人によっては圧迫面接に捉えられることもあります。
まぁビジネス経験があれば分かると思うのですが、上司には結論から簡潔にまとめて話す癖がつくので、当たり前の行為なんですけどね。
全ての就職面接にも言えることですが、面接官がストップウォッチを持ち回答時間をしっかりチェックしています。
簡潔にそして時間を意識して話すことがポイントになります。
緊張を解き場の空気に呑まれずに自分を表現できるよう、事前にしっかりと面接のシミュレーションをしておきましょう。
過去の面接時の質問事例をチェック

次に日本語パートナーズにおける下記の個人への質問事例及びグループディスカッションの事例をチェックしてみましょう。
あなたが受ける面接でも同じ質問が来る可能性は高いですから、しっかりと自分の回答を準備しておきましょう。
またこれまでの質問事例と同じ質問が来るとは限りません。
自分なりに質問内容を分析し、想定される質問を考え回答を準備しておくことも大切です。
希望者個人への質問事例
- 日本語のパートナーズの役割の説明
- 日本語パートナーズの募集はどのように情報収集し知り得たか
- 自己紹介と日本語パートナーズの一員となったら何ができるか
- 希望する国に赴任したい理由とその国についての知っている知識
- 希望する国への思い
- 日本語パートナーズと同等のプログラムは他にもあるが、なぜ日本語パートナーズを希望しているのか
- 帰国後はどのようなキャリアプランを考えているか
- 苦手なタイプの人と接しなければならない状況の時どのように対応するか
- 派遣される場合田舎と都会のどちらを希望するか
- 海外では様々な困難が想定されるが対応できるか
グループディスカッション事例
- 「日本人は全員野球が好きですよね?」と聞かれたら「Yes」か「No」のどちらで答えるか
- 派遣先で授業をすることになった場合のテーマ
- 授業をしているとき、日本語パートナーズと現地での受け入れを担当する機関であるカウンターパートの立ち位置をイメージして説明する
- 派遣を希望している国ではどのように日本語を勉強していると思うか
- 英語でそれぞれのグループディスカッションを行ったメンバーに質問
日本語パートナーズの趣旨を理解し適切に回答する
画像参照:日本語パートナーズ
面接での質問の回答をする大きなポイントは、「日本語パートナーズ派遣事業」の趣旨を充分に理解した上で適切な回答を行うということです。
「日本語パートナーズ」の目的は何でしょうか?
国際交流基金を通じてASEAN諸国の中学校や高校等の教育機関に先生や生徒の「パートナー」として派遣されるいわゆる「公務」です。
公務であることをしっかりと自覚していること、そして責任を持って公務に取り組むことを考慮した回答を行うことで面接官の評価は高まります。
また日本語パートナーズは国の税金を利用してパートナーを派遣する事業ですから、誠実さそして真面目さは存分にアピールすることが大切です。
大切なのは相手目線です。あなたが頑張るのは当然ですし、あなたにメリットがあるのはわかる。
これを数字を入れて自身の体験談を交えて語れると強いですよ。
「やる気だけは誰でも負けません!」
「これまでも●●部で部長として頑張りました!」
これではだめなのわかりますか?やる気があるのは当たり前だし、応募に至るまでに何をしてきてどういう成果(数字)を出してきたのか?
それがどう会社(この場合は日本語パートナーズ)に貢献できると証明できるのか?
日本語パートナーズの派遣者は派遣先の国の日本のイメージに直結します。自身の体験を振り返り、しっかりと整理しておきましょう。
書類選考通過者必見!日本語パートナーズの面接対策:まとめ
今回ご紹介した内容をまとめてみます。
- 過去の面接形式や雰囲気をチェックしその場に呑まれない対策を立てておく
- 過去の面接時の質問事例をチェックし、自分自身の回答を事前に準備しておく
- 日本語パートナーズの趣旨を理解したうえで適切に回答する
面接では優秀な人材であることをアピールするだけでなく、自分がいかに日本語パートナーズに相応しい人材かということを示すことが大切なポイントになります。
後悔が残らない面接にするための事前準備を、しっかりと行い面接に臨みましょう。
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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