日本への一時帰国でタイを出る機会がある方もいるでしょう。
タイに滞在するために必要なビザ。その中でも入国回数に制限があるのがシングルビザです。
シングルビザでは一度出国してしまうとビザが失効してしまいます。
国外旅行を断念したり、日本への一時帰国の計画が頓挫してしまったりしていませんか。
今回はタイのビザを持つ方は知っておくべき、リエントリーパーミットについてご紹介していきます。
具体的には
- リエントリーパーミットの詳細について
- リエントリーパーミットの申請方法
こちらの順番でご紹介していきます。今回は友人のシンゴ氏の体験談です。
この記事を読んでタイ出国の手続きに漏れがないようにしっかりと準備してくださいね。
目次
ビザを失効しないためにリエントリーパーミットが必要
まず、先ほどお話ししたシングルビザについて説明します。
これは一度そのビザを利用してのタイ入国が一度しかできないビザです。
一度でもタイから出てしまうとビザの滞在期間が残っていてもビザが失効してしまいます。
同じビザでの入国ができなくなるのです。
その名の通り、再度入国する許可をもらう申請のことをリエントリーパーミットと呼びます。
この申請をすることで、シングルビザであっても同じビザを利用して再度タイに入国できるようになります。
逆にこの申請を忘れると通常の規定通り、ビザが失効してしまい、新たにビザの申請が必要となります。
スワンナプーム空港でリエントリーパーミットを申請しました!
今回、国外旅行に行くにあたって、リエントリーパーミットの申請が必要でした。
実際の申請を通して、事前に必要だったもの、現地で入手可能なもの、申請の方法等をご紹介していきますね。
空港に行く前に準備すること
まずは空港に行く前に準備することです。
結論からお話しすると、事前準備は行わなくてもスワンナプーム空港にて申請可能です。
しかし、事前に必要書類を準備することでスムーズに申請を行うことができるので事前準備をおすすめします。
申請の際に必要なものは下記の通りです。
- パスポート
- 申請書類
- 顔写真
- 1,000バーツ(申請料)
このうち必ず持って行かなければならないのはパスポートです。
パスポートを忘れる人はいないと思いますが、こればっかりは替えがきかないので注意してください。
残りは現地で調達可能です。申請用紙と写真はリエントリーパーミット申請のカウンターで入手できます。
申請書はブランクフォームを無料でもらうことができますが、写真は有料です。
申請料の1,000バーツは空港のATMでおろせますね。
空港に着いたら?
空港に着いたらまずは航空会社のカウンターでチェックインを済ませましょう。
チェックインが済んだら手荷物検査の列へと進みます。
ここまでは通常の手続きと同じです。
1点注意が必要なのは、手荷物検査の場所です。
スワンナプーム空港には数か所手荷物検査をする場所があります。
しかし、リエントリーパーミットの申請をする方は必ずJとHの間の手荷物検査場へ進んでください。
リエントリーパーミットの申請カウンターがあるのがこの手荷物検査場を越えた場所のみなのです。
ここ以外の手荷物検査を通過してしまうとリエントリーパーミット申請ができなくなります。
必ずJとHのカウンターの間の手荷物検査場へと進んでください。
空港で申請するときの注意
空港で申請する際には時間をもって空港に到着するようにしましょう。
今回私が申請開始から申請終了にかかった時間は30分ほどでした。
2時間前には空港に到着していないと飛行機に間に合わない可能性がぐっと高まります。
時間を節約する方法として、現地調達できる書類を事前に準備しておく方法があります。
申請書類を書く時間は長くても10分ほどです。
しかし、事前に申請書を準備しておけば空港では申請書を提出するだけで済みます。
私は申請書記入も併せて30分ほどかかりましたが、事前に準備しておけば20分ほどで終わる計算です。
利用者の多いスワンナプーム空港。
手荷物検査やイミグレーションが並んでいた場合のことを考えると、とても貴重な10分です。
空港以外で申請する方法
空港での時間を節約する方法としてもう一つ挙げられるのが事前に申請する方法です。
今回はスワンナプーム空港にて申請を行いましたが、ドンムアンのイミグレーションでも申請が可能です。
出国までに時間があれば、イミグレーション(移民局)で事前に申請することもできます。
もちろん必要書類や申請料は空港での申請と同じです。
曜日によってはイミグレーションはとても混雑し、場合によっては空港よりも時間がかかるケースが多いです。
しかし、空港で時間の心配をすることを考えると事前に申請できるのはかなりありがたいですよね。
スワンナプーム空港でリエントリーパーミットを取得する方法:まとめ
記事のポイントをまとめます。
- リエントリーパーミット申請はシングルビザ取得の場合は申請が必須
- パスポート以外の必要書類は現地調達可能
- 慌てないためには事前に書類を用意しておくことがおすすめ
- ドンムアンのイミグレーション、移民局でも申請可能
シングルビザで滞在している方には避けて通れないリエントリーパーミットの手続き。
最近空港のイミグレーションが厳しくなっているという話をタイでよく聞きます。
そのこともあり身構えて行ったのですが、書類さえ揃っていればトラブルなくスムーズに申請できました。
心配な方は最後に紹介したように事前の申請にチャレンジしてみてくださいね。
注意点、手続き、就職活動に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください
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