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50代からのセカンドキャリアで失敗しない方法【キャリアの再構築】

50代からのセカンドキャリアで失敗しない方法【キャリアの再構築】
40代男性
これから人生後半のセカンドキャリアをどう生き抜いていこう・・・
40代女性
子供が育った後の自分の人生、どうせなら自分らしく暮らしたいわ

セカンドキャリアとは第二のキャリアを築くことを指し、近年多くの人々が興味を持っています。

現代社会は急速に変化しており、一つの職業に一生を捧げれば老後まで安心して生きていける時代ではなくなりました。

この記事では、セカンドキャリアの意識と需要についての調査結果をまず紹介します。

そしてどのような人々がセカンドキャリアを考えているのか、その需要と対応策はどのように変化しているのかを明らかにします。

チャイカプ(私)
私自身、人材業界で7年以上働いていますので、50代以降のキャリアで困っている人を数多く見てきました。
そういったセカンドライフへの危機意識を持った方が、どのように乗り切っていったか、お伝えできればと思います。
記事を読み進める前に。 セカンドキャリアで成功するのに大事なのはやり続ける「覚悟」と「忍耐力」、そして信頼できる「情報」です。 まずは環境を整える、新たな門出で失敗したくない方はキャリアコーチを付けるのがオススメです
\40代以降のセカンドキャリアなら/

セカンドキャリアを50代(アラフィフ)で考えるべき理由

よくプロ野球やサッカーの選手が第2の人生をかけてトライアウトを受けたり、転職活動をしているシーンがTVで放映されていますよね。

若く才能があるとされてきた人が、かなり早いうちから次の人生を決めることになるため、注目を浴びているわけです。

昔の選手と違い、これだけ話題になると若いうちから嫌というほどセカンドキャリアを意識している方が増えています。

そして、プロスポーツ選手という他人事ではなく、50代ともなると、自分自身に降りかかってくる話題となります。

このタイミングで考えなければならない理由は大きく5つあります。

終身雇用の崩壊

トヨタ社長の終身雇用は難しいの発言 参照:news.tv-asahi

終身雇用制度は崩壊してきています。

2019年5月にはあのトヨタ自動車でさえも、社長・豊田章男氏が自ら「終身雇用の維持は難しい」と発言しています。

世界時価総額ランキングで日本企業の中でTOP(それでも2023年度は52位ですが)の企業でさえ厳しいのであれば、その他大手や中小ベンチャー企業は言うまでもありません。

余剰人員を直接雇用して抱えていられる体力は日本中どこを探しても、もう無いのです。

終身雇用が難しい理由

終身雇用の維持が難しい背景には、少子化や日本経済の停滞、独自の雇用制度が挙げられます。

昭和のように年功序列賃金を維持するとなると、50代の人件費が1番高く、コストパフォーマンスに見合うわないため削減すべきコストと見なされることが多いです。

とはいえ、日本は諸外国に比べ解雇規制が異様に強いため、簡単に首を切ることはできません。

そのため、最近では早期退職者の募集が増えたり、とにかく給与水準が低い子会社やポストに転籍させるなど、なんとかして辞めてらもう方向に舵を切っています。

定年まで在籍できる人の方が、これからはむしろ稀になるのが令和時代の日本企業です。

老後の年金に大きな期待ができない

上図は年金の支払い金額に対する世代間の格差を示しています。

日本の年金は賦課方式ですので、現役世代が受給世代に仕送りするシステムです。

今、老後を迎えて暮らしている人は「定年後は年金だけで生活する」ことができていますが、今後は厳しいです。

なぜならば、1950年時点では12.1人の生産年齢人口で1.0人の高齢者を支えていましたが、2020年は2.2人につき1人、2065年には1.3人が1人に仕送りする計算になるからです。

年金負担の増加の図

少子高齢化は今後も続くため、現状では将来の年金にあまり期待できません。

安易に早期退職や定年退職をしてしまうと、老後の生活が苦しくなる人が今後はさらに増加していくことでしょう。

老後生活を安定させるためにも、セカンドキャリアを考える人が増えてきています。

退職金課税優遇の見直し

退職金課税優遇の見直し 参照:日経新聞

退職金を受け取る際にかかる税金が上がり、手取りが減る可能性が高いです。

今までは長く勤めるほど優遇されてきた退職金の課税制度を改める方針。雇用の流動化を図り、成長分野への労働移動を促すことに繋がります。

長年勤めて退職金を貯金して老後資金にしようと考えている人や、退職金を元手に投資など資産運用して老後資金をプラスにしようと考えている人は、その計画の見直しが必須ですね。

定年の延長

2021年に高年齢者雇用安定法改正で定年の基準年齢も70歳へと引き上げられました。

ただし純粋に働く期間を増やしても、再雇用制度を利用した場合は給料は激減します。

さらに、上述した退職金への課税に加えて扶養控除廃止、社会保険料の増額など税金を多く取られる未来が待ち構えています。

インフレによる物価の高騰もあり、今まで通り働いているだけでは幸せな未来は訪れては来ないでしょう。

仕事が見つからない

総務省の統計によると、65歳以上の高齢者の就業者数は2004年以降18年連続で増加し続け、2021年は909万人と過去最多となりました。

2021年の高齢者の就業率(65歳以上人口に占める就業者の割合)は25.1%と、4人に1人以上が就業している状況です。

年代別にみても、65~69歳の就業率は10年連続で上昇、70歳以上の就業率も5年連続で上昇しています。

求人検索エンジンIndeed上での求人においても、「70代」をキーワードに仕事が検索された件数は5年間で53.7倍、「60代」をキーワードにした検索数は5年間で7.9倍に増加。

高齢者による仕事の検索が急激に増えてきている一方で、「高齢であることを理由として仕事がなかなか見つからない」と感じている方が多いという結果が出ています(2022年4月時点)。

50代以降のセカンドキャリアの意識調査結果

ここまで上げてきた理由を、多かれ少なかれ肌で感じ取ってきたのが、現役の50代以降のシニア世代の人々です。

50代以降の彼らはセカンドキャリアについてどう考え、実際にどのように感じ、動いているのか?

求人検索エンジンのIndeed(インディード)が2022年9月7日~9月8日に実施した、シニアの就業に関する意識調査の結果をご紹介します。

50代〜70代の58.3%がシニア期も「働きたい」「働く必要がある」と感じている

50代から70代の人(1,800名)に、シニア期に働きたいかどうかという質問に対する回答が上図です。

全体の58.3%が「働きたい」もしくは「働く必要がある」と回答。

年代別にみると、50代は75.5%と非常に高く、60代で58.3%、70代で41.0%と年代が上がるほど下がります。

50代は老後に就業する意欲や必要性を高く持っているんですね。

なお、現在就業している人(802名)を対象にみると、シニア期も「働きたい」もしくは「働く必要がある」と回答した人は、全体の89.7%にのぼっています。

働くことの不安や課題を抱えている人は92.7%

シニア世代の働く意欲や必要性がある人の中で、何らかの不安や課題がある人の割合は92.7%にのぼりました。ほぼ全員ですね。

不安や課題の内容の上位は「健康状態が維持できるか」が59.6%、「働くための気力を維持できるか」が38.5%、「肉体労働に耐えられるか」が28.1%でした。

不安を抱えているのはよくわかりました。では、実際に行動に移している人はどの程度いるのでしょうか?

シニア期の労働に関して具体的な検討や行動をしている人は55.9%

50~70代で、老後を見据えて検討や行動を開始している人は、全体の55.9%でした。

40代が10.6%、50歳以降で54.9%、60歳以降で33%。

つまり、具体的な動き初めは50代に入ってから始めている人が多いことがわかります。

シニア期に働くことを見据えた行動を起こした理由

シニア期も働く意欲と必要性があると答えた50~70代のが答えた理由としてあがった上位3つは、

  • 「年齢が理由で仕事が見つからなさそうだから」(35.9%)
  • 「考えてもどうなるものでもないから」(21.1%)
  • 「考える必要がない(現在の状況で問題がない)」(16.0%)
  • 見てわかるように、かなりネガティブな理由が多く並んでいます。

    また、年代別に見ても「年齢が理由で仕事が見つからなさそうだから」が最も多く、年代が上がるにつれて割合も大きくなっています。

    チャイカプ(私)
    これだけ見ていると絶望しかありません。しかし、実際にセカンドキャリアのために行動を起こした人達の意見は違うようです。

    セカンドキャリアを開始している人の56.8%がやりがいを感じている

    シニア期に働くことを見据えて行動し、現在就業に成功しているセカンドキャリア実践者は、全体の19.1%でした。

    年代別では50代が15.3%、60代が29.8%、70代が12.0%と、セカンドキャリアを実践している人の割合は60代が最も大きい結果に。

    「今の仕事にやりがいを感じているかどうか」を聞いたところ、56.8%が「そう思う」もしくは「ややそう思う」と回答ています。

    セカンドキャリア実践者の約6割が現在の仕事にやりがいを感じているというのは、大いなる希望と言えますよね。

    50代からのセカンドキャリアを組み立てる方法×5つ

    50代からのセカンドキャリアを考える上で、次の項目を実行していきましょう。

    できることを整理する(スキル・キャリアの棚卸し)

    セカンドキャリアを考える際には、まずが自己分析が重要です。

    自己分析では、自身の得意なことや自分が取得したスキルや資格、経験など利用して何ができるのか?振り返ります。

    新卒の頃やったきりで、どうやるかも覚えていない・・・

    転職活動をしたことがない方であれば、こういう方も多いのではないでしょうか。

    まずは職務経歴の棚卸しをして、自分に何ができるのか、何を活かせそうか?自分なりに整理してみましょう。

    また、その実績は違う環境がでも有効かどうか?考えてみてください。

    やりたいことを整理する(セカンドキャリアに求めること)

    次にセカンドキャリアの希望、どういう老後を送りたいか?リタイア後の生活も含めて自分の人生の理想を設計しましょう。

    例えばあなたが今45歳だとしたら、定年後まで見据えてザックリでもいいので、まずは作ってください。

    セカンドキャリア例
    50歳:今の会社を早期退職(退職金は〇〇円)し、次の仕事を開始している

    51歳:落ち着いたタイミングで副業(自身の事業)も開始

    60歳:再度退職。投資の配当金とアルバイト収入を得ながら生活

    65歳:バイトは終了し、労働は自身の副業1本のみにする

    70歳:繰下げ受給で年金をもらい始める&副業は死ぬまで継続(ボケ防止)

    正解はありません。あなた自身が心から実現したいキャリアを考えてみましょう。

    誰かがオススメした人生ではなく、自分の希望です。

    譲れない条件や実現したいことを、時期も含めて明確にすることが大切です。

    市場理解を深める(どこで何を求められているか)

    セカンドキャリアを形成するための土壌がだいぶ変わってきています。

    少子高齢化とグローバル化に伴い、旧来の護送船団方式では勝てないからです。

    昭和    :滅私奉公、24時間働けますか
    平成(前半):35歳以上は転職不可能
    平成(前半):35歳超えても転職可能
    令和    :リモートワーク&ジョブ型雇用

    リモートワークはもとより、総合職のようなメンバーシップ型から、職務内容に基づいて必要な人材を採用するジョブ型へと変化してきています。

    だからこそ、何ができるか?は大事になってきます。

    実績を作っておく

    私もキャリアアドバイザーとして数多くの人を見てきましたが、

    部長やってました!

    こういう発言しかできない方がごく稀にいます。残念ながら「部長ができます」はスキルではありません。

    そのポジションで何名マネジメントし、どういう課題を解決し、どの程度の売り上げを作ったか?など、定量的に測れる指標が大事になってきます。

    例えば、過去の経験を活かして人材採用のコンサルティング業務を行う場合、人材育成や労務管理、採用戦略の立案と採用実績などのスキルが求められます。

    転職者や業務委託者に対して企業が求めるのは、即戦力です。中高年を育てようという配慮はありません。

    育てるなら若手の新卒の方が吸収力もいいし、コストも安いですからね。

    周りと比べてそこまで実績がまだないな・・

    こういう方は、いま自分に何が足りないのか、目標に向けての課題や改善点をまずは把握しましょう。

    そのうえで、必死に今の職場で結果を出すか、早めに見切りをつけて1秒でも若いうち次の手を打つことが大切です。

    今が1番若いので。自分で振り返るのが難しい方は、以下にあげるように客観的なアドバイスをもらっていきましょう。

    相談相手や環境を見つけておく

    もし勤務先に労務相談室など経営陣と距離を置いた相談先があるなら、利用するのも手です。

    しかし、そういったものがないケースが多いと思います。

    基本的には社内に相談というのは噂が立つのも含め、よろしくないので控えましょう。

    転職エージェントなど、外部の人を頼るのが良いですね。

    自分の仕事状況やスキルなどを知っている人からアドバイスが受けられます。

    セカンドキャリアで失敗したくない人はプロに相談しましょう

    もしあなたが稼ぐためだけではなく、キャリアアップや自己成長のためにセカンドキャリアを構築したい場合は、これまでのビジネス経験で培ったスキルを活かすことが大切です。

    自己分析なんて新卒以来やっていないし。スキルを活かす方法も、自分の強みもよく分からないんです・・・

    そんな「キャリア形成手段としての副業」のデビューに伴走支援してくれるのが、45歳からの実践型キャリア複業スクール「LIFE SHIFT LAB(ライフシフトラボ)」。

    人生後半も活躍し続けたい40~50代のための、複業デビューのライザップのようなパーソナルトレーニングサービスです。

    実際に受講した方の評判は以下の記事をご参照ください。

    50代からのセカンドキャリアの選択肢

    50代からのセカンドキャリアの可能性をいくつかご提示します。

    今の会社に定年までいる

    今の会社に定年まで居続ける選択肢もありえます。

    たとえば今の給与水準が定年まで間違いなく保証される、再雇用制度が充実している、ステップアップのチャンスがまだまだある場合は別です。

    魅力的な条件がそろっている場合は無理して辞めなくても良いでしょう。

    ただし、上に行くほど席は減りますし、会社や業界が成長しない限りは席数の増加はあり得ません。

    また、再雇用制度も通常は今の給料の7割程度が相場です。

    転職の可能性とその利点と難点

    セカンドキャリアの選択肢としては、転職も考えられます。

    現在の会社で働き続けることが難しいならば、転職活動を積極的に行いましょう。

    転職によるメリットとしては、新たな環境での挑戦や成長の機会、給与や役職のアップ、自身のスキルや経験の活かし方の変化などがあります。

    異業種への転職によって、自身の視野を広げることもできますね。

    チャイ猫
    また、50代からのセカンドキャリアを考える際は、40代後半からの転職活動もアリだよね

    早い段階からセカンドキャリアを実現する会社に転職して、50代からは新しい道を進んでいく方もいます。

    ただし、転職には適性や市場価値の面での競争があり、50代の転職は難易度が高いため、転職活動期間が長期化することも視野に入れておきましょう。

    働きながら転職する方法は以下の記事をご参照ください。

    副業でリスクヘッジしつつ挑戦する

    セカンドキャリアを副業として始める場合でも、自身のスキルや経験を生かして収入を得ることができます。

    特に今の会社は続けたいが新しい可能性を見出してみたい方には副業がおすすめです。

    また、副業は未経験分野へのチャレンジを通して、異業種や異職種としてのキャリアを作ることで、新しい可能性を広げられます。

    チャイカプ(私)
    私自身、複業を通じて、それまでの経験とは全く関係ない異業種・異職種への転職に成功しました。

    近年はクラウドソーシングサービスなど含め、複業周りのプラットフォームは急増しています。

    セカンドキャリアとして案件を受注できるように、早い段階から動いておけると、実績を元に長く活躍できますよ。

    独立する

    会社員だけが働くキャリアではありませんので、独立するのも1つの方法です。

    誰かに雇用される立場ではなく、一国一城の主として、個人事業主や法人として自分で事業や人生を切り開いていけます。

    いきなり法人を作らずに、まずはフリーランスとして始める方が多いです。

    チャイカプ(私)
    私自身、元は普通のサラリーマンでしたが、2019年にフリーランスとして独立し今に至ります。

    独立開業の利点は、自身の理想を追求できることやスケジュールを調整しやすいことです。

    働きたくない時は仕事を入れないなど、やり方は様々です。私は2021年は週3しか勤務せず、2023年は週7で働いています。笑

    ただし、独立は収入面含め、色々とリスクが大きいため、より入念に行動する必要があります。

    以下にフリーランスとして生きるデメリットを載せていますので、ご参考までに。

    まとめ

    50代からのセカンドキャリアの大切さと選択肢をご紹介してきました。

    定年後も就業する人が増えた現代では、50代から新たなセカンドキャリアを考える人がたくさんいます。

    50代だからと遅すぎることはなく、希望のライフスタイルやキャリアに合わせて、いかに早く動くかが大切です。

    今の会社に留まりながら新たな可能性があるかを確認する、なければ転職してキャリアを築く、副業を始めるなど選択肢はさまざまです。

    あなたの人生を豊かにできるのは、あなたしかいません。ぜひ前向きにトライしていきましょう。

    もし新しい1歩を踏み出すことに不安がある方は、45歳からの中高年に特化したセカンドキャリアのキャリア伴走スクールのLIFE SHIFT LAB(ライフシフトラボ)を利用すると安心です。

    実際に受講した方の評判は以下の記事をご参照ください。

    ▼副業するなら、こちらも読んでみましょう▼

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    チャイカプ

    タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。

    【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)

    人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。

    35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。

    2031年からサイドFIRE予定です。

    詳しいプロフィール