海外で働きたいと考えた時に、不安に感じる要素としてあげられるのが「住む場所・住居」ですね。
そんな不安を解消してくれるのが、社宅付き求人です。
とても人気のある海外社宅求人を探す時に、タメになる知識を覚えておきましょう。
目次
海外社宅付き求人が人気の理由
海外就職する際の条件として、社宅付き求人はとても人気といえるでしょう。
海外で暮らしていく上で、安心して住める場所が有るのと無いのでは、毎日の過ごし方も変わってきます。
社宅付き求人がおすすめな理由をいくつかご紹介しますね。
複雑な不動産手続きが不要
現地で自分で家を探して借りるという場合は、様々な契約書を交わさなければいけません。
残念ながら日本のように、親切に全てを教えてくれる不動産屋や大家さんが多いとは言えないので注意したいところです。
例えば
- 火災保険の契約はどうするのか?
- 家具付き物件の場合、傷をつけたらどうなるのか?
- デポジット(保証金)や敷金礼金の交渉は誰がするのか?
など、確認しなければいけない事が山積みですが、その手続きも「社宅」であれば少なく済むのが魅力ですね。
生活水準を維持することができる
海外で生活するとなると、生活費もその国の物価によって大きく変わってきます。
また、日本人が狙われやすい地区が存在しているのも、悲しいですが事実ですね。
自分で家を借りる場合などは、そういった地区選びなども慎重に行わなければいけません。
安心して住める地区の場合は賃料が予想を遥かに超えて高い場合も多いんですね。
社宅が付いていれば「安心して住める環境」を提供してもらえるのと、同じ事なんです。
住むエリアの水準を下げず、その他の食費や交通費などの面での生活水準も下げる必要もありません。
トラブルが起きた時が安心
海外に住む上で要注意なのが、家のトラブルが起きた場合の対処の方法です。
もちろん、不動産屋や大家さんが対応してくれたり、修理なども引き受けてくれる場合もありますが、一概に全てがそうだとは言えません。
自己負担で修理しなければいけない事などのライン引きが曖昧な事もあるんです。
しかし、大家さんは全く対応してくれなかったそうです。
修理費と下の階の住人とのやりとりを自分でする羽目に。
自分自身で家を借りると、このように何かトラブルが起こった時に守ってくれる人はいません。
社宅であれば、会社がしっかりと対応してくれるので安心できますね。
社宅付き求人は圧倒的に数が少ない?
人気の案件だからこそ、海外での社宅付き求人の案件数は数が少ないんです。
東南アジアなどは社宅付き求人の案件数が多い傾向にありますが、欧米はそこまで数は多くありません。
海外の社宅付き求人は、国によっても大きく求人数が変動するのを覚えておきましょう。
もしも国にこだわらないのであれば、求人数の多い国から探してみてはいかがでしょうか。
「社宅付き」「寮完備」で検索すると求人数は少なくなる
求人を探すときに、条件を絞りすぎてしまうとヒットする求人数も必然と絞られてしまいますね。
検索結果の件数だけ見ると、求人数も少なくてがっかりしてしまう事もあるかもしれません。
実は、「社宅付き」を前面に出して求人をしている企業と、そうでない企業に分かれているんです。
検索結果の件数が少なくても着目する点を変える事で、思っていた以上に案件が見つかる事でしょう。
社宅が無くても家賃補助などのサポートがある
実は、求人情報の詳細まで読んでいくと「社宅」とは書いていないけれど「住宅補助や住宅サポート」があると書いている場合もあるんですよ。
企業としても、そういったサポートを無しに海外勤務の募集をかけることは少ないんです。
会社によってサポート方法は様々ですね。
たとえ、社宅が無くても住居探しのサポートや、家賃補助があるだけでも安心感は違いますよね。
海外社宅付き求人の探し方
では、そんな人気の海外社宅付き求人をどのように探したらいいのでしょうか?
まずは、働きたい国・働きたい職種・企業などをしっかりと決めた上で検索してみましょう。
海外就職の一つの方法である海外SNSを通して、現地企業がどのような求人情報を出しているのか探すこともできます。
もしくは日本企業が運営している転職サイトなどを通して、海外事業展開している企業の求人情報を見てみるのもおすすめですね。
転職サイトで「社宅・寮完備」で検索
転職サイトを使って、海外の社宅付き求人情報を探す場合のコツをご紹介します。
もしも、検索の絞り込み条件に「社宅・寮完備」という項目があれば、それを活用していきましょう。
検索結果を見れば、確実に社宅付きの海外求人を探すことができますね。
また、求人案件によっては、検索項目や求人タイトルに「社宅・寮完備」と記載されていない可能性もあります。
そんな時は、勤務地を希望する国に絞って検索してみてください。
詳細に絞り込んだ時と比べると、案件数も増えてくると思います。
その中から、先に説明したように「サポートや補助」について記載されているかを吟味しながら希望の就職先を探してみましょう。
海外駐在を目標に、国内企業に就職する
転職サイトで探す場合は、すぐに海外で働ける条件の案件が多くありますが、国内で先に企業に就職してみるのがおすすめです。
海外に事業所を展開している企業などでは、海外駐在員として今後海外で働ける可能性があります。
実際に、海外駐在で勤務をしている人には数年おきに違う国へ移動しながら働いている人もいるんですよ。
いろんな国で暮らしながら働けるのは、海外駐在員の特権とも言えますね。
海外社宅付き求人を探す:まとめ
今回の記事で紹介したポイントはこちらです。
- 海外で働く上で、社宅付き求人は安心して暮らせるので人気
- 案件数が少ないことが多いが、大きくアピールしていないだけの場合もある
- 社宅等、福利厚生がしっかりした海外駐在員がおすすめ
初めて海外で就職する人には、海外の社宅付き求人がおすすめです。
人気案件なので、検索になかなかヒットしない場合でも諦めずに探してみましょう。
求人内容を細部まで読み込めば、実は住宅をサポートしてくれる旨の記載が見つかる可能性があります。
安心して海外で暮らすためにもおすすめ「海外社宅付き求人」をぜひ探してみてくださいね。
注意点、手続き、就職活動に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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