海外出張を通して世界を飛び回る人に憧れる人も多いのではないでしょうか。
では、海外出張の多い仕事に就くにはどうしたらいいのか考えてみましょう。
具体的に、どんな仕事に就けば海外出張に行ける可能性があるのかを就職する前に覚えておくといいですよ。
2013年からは私自身も海外(タイ)で就職して働いています。本日は自分の体験と知見も交えて、説明していきます。
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目次
海外出張が多い仕事に適している人材とは?
もちろん会社によって、仕事内容は異なります。
しかし、求められるスキルや人材には共通している点もあるんですよ。
例え業界や職種が違っても、積極的に海外出張に飛び出せるように専門知識以外のスキルもしっかりと磨くのを忘れないでください。
ビジネスで使える英語力を持っていると有利
「海外出張」というぐらいなので、日本語以外の語学力が問われますね。
基本的には、世界の共通語と言われている英語は最低限話せるようにしておきましょう。
出張先などで交渉などに使う英語力は、一般的な英語力とは少し違います。
将来的に違う国に海外出張に行くような仕事に就いた時には、ビジネス英語を学び始めるのもおすすめですね。
もちろん、英語を母国語としない国に行くのが分かっている場合はその言語を習得しておくと他の社員と比較しても有利になるかもしれません。
押しに負けないコミュニケーションスキル
現地の人たちと仕事をしていく上で、言語以外に大事なことはコミュニケーションスキルです。
日本人は育ってきた環境のせいか、物事をはっきりと伝えられず交渉などで弱く見られてしまう事があるんですよ。
海外の人たちは、幼少期から学校でディベートを中心とした意見交換を学んできてるので割と強気な人が多いと思いませんか?
そんな強気な現地の人にも負けない、折れないコミュニケーションスキルを身につけおくのもおすすめです。
たとえば会議とかでもきちんと発言してる?
もし一言も発信しない会議がある場合は要注意。会議の目的に沿って必要な「案」を少しづつ出していこう
そういう場合は参加を断って違う仕事をするなりしても良いかなと。
僕は参加必須であれば必要ない議題は自分の仕事しています。
海外出張の多い業界をご紹介
どんな業界を選ぶと、海外出張に行く可能性が高まるのでしょうか?
希望する業界がある場合は、その業界で実際に海外出張に行ける可能性があるのかを考えてみましょう。
もしも、まだ業界を絞り込んでいない場合は次の情報をぜひ参考にしてみてください。
建設会社
ゼネコンとも呼ばれる建設会社(建設業)は、海外出張が多い業界の一つです。
発展途上国などで、日本の建設会社が積極的に業務展開しているのをテレビで特集することも少なくありませんね。
そのような大手建設会社だと、短期というよりは工期が完了するまでの中長期で海外出張に行く可能性も出て来るでしょう。
専門・総合商社
海外に仕事に行くと聞けば、真っ先に思い浮かぶのが「商社」ではないでしょうか。
その会社の知識やネットワークなどを存分に活かしながら世界中の様々な製品を取引したり、新しく作り上げるのが特徴です。
専門商社・総合商社など規模に限らず、海外出張の機会が多いんですよ。
海外で行われている様々な展示会などに足を運ぶ事もあるので、多くの国を渡り歩けるかもしれませんね。
近年は間に立って販売するだけでなくVCのような出資、人材派遣、不動産、経営管理、システム開発などの業務領域も多岐にわたります。
なお、平均年収も高いことで有名。5大商社はすべて1,000万円を超えるなか、トップは「三菱商事」で平均年収1,678万円。
貿易会社
もちろん貿易に関する会社も、海外出張に行く可能性があります。
会社によっては、輸出入を行うために現地に社員を送り込み作業を任される場合もありますね。
また、大型の貨物などを取り扱う場合は管理をするために海外出張に行く場合も考えられるでしょう。
メーカー
メーカーは、原材料を調達加工して製品の生産・販売を行う企業です。日本の大手メーカーなどは、現在では世界中で知られています。
世界中でビジネスを展開しているからこそ、海外事業所に出張に行くこともあるでしょう。
現地への視察や、現地スタッフの研修などで様々な国行くことが考えられますね。
では、具体的にどのようなメーカーがあるのかをご紹介します。
自動車メーカー
一番有名なのは、自動車メーカーですね。
現在、日本車は世界中で愛されているのをご存知でしょう。
例えば新しく現地事業所を展開する場合などは、国内でしっかりと経験を積んだ日本人社員を現地スタッフの教育に向かわせることもあるんです。
トヨタ自動車はタイを始め、海外に生産工場を置いて、現地で車を製造しています。
ティア1、ティア2って言ったりするね。
食品会社
実は食品会社も、海外出張のあるメーカーの一つなんですよ。
どの国のスーパーに行っても、日本食が買えるようになり海外に拠点や事業所を構えている食品会社が増えてきました。
輸出入に関しては専門の業者が行いますが、まだ販売したことがないエリアや新規顧客獲得するために展示会に出店することなども多くあります。
日本食のイベントなどは、世界中の様々な国で行われているので担当部署によっては海外出張も多くあるでしょう。
アパレル会社
アパレルメーカーのユニクロなどは、安く製造可能なアジアや東南アジア圏に工場進出しています。
海外出張では現地工場の生産管理システムに関わる現地の状況把握、営業や品質管理の指導など、様々な部署で海外でグローバルに活躍する機会があります。
旅行会社
そして忘れてはいけないのが旅行会社ですね。
添乗員としてお客様と一緒に海外に付き添うことも考えられます。
または、社員研修や新しいツアーを考えるための視察などでも海外出張で現地に行くことがよくあるんですよ。
海外出張の多い職種をご紹介
次に、海外出張が多いと言われている職種をご紹介します。
せっかく海外出張が多い業界に就職したのにも関わらず、なかなか海外出張にいけないなんて残念ですよね。
職種によっても大きく左右されてしまうので、しっかりと覚えておきましょう。
営業職
どの業界にいても、営業職は自分の足で様々な場所を駆け回っています。
それは、国内も国外も一緒ですね。
新しい仕事や可能性を探すために、国内外問わず出張が多い職種No1でしょう。
バイヤー
バイヤーは様々な国から、商品を探し出し買い付けてきます。
多くの国を駆け回るバイヤーもいれば、決まった国・展示会のみで買い付けをするバイヤーもいますね。
人によっては数ヶ月に1回は海外に出向くため、日本に滞在している方が少ないという人もいるようです。
マーケティング職
マーケティング職の人たちは最先端の情報をリサーチする為や、現地視察などをするために海外出張に行くことが多いです。
どんなに小さな会社でも、海外に販路を求めて商売をすることも多くなっています。
「マーケティング職」はどの業界でも国内外の出張が増えてくる可能性があるんですよ。
やり方は以下をご参考にどうぞ。
技術職
実は意外に海外出張に行っている人が多いのが、この技術職です。
日本の技術・テクニックは高品質だと世界中で認識されていますね
そのため、海外事業所などで現地スタッフに技術を教えるために海外出張に行くことが多いんですよ。
日本の技術を世界中に伝えていく技術職は、他の職種と比べると少し仕事内容や目的が変わりますが自分の専門知識を存分に活かせるチャンスでしょう。
海外出張が多い仕事を探すには?
このような海外出張が多い仕事を探すには、どのように探したらいいのでしょうか?
漠然と求人情報をみて就職先を探すのではなく、より具体的に絞り込んで探してみてください。
どのような業界で働いて、なおかつ海外出張に行きたいのか?
どのような職種で自分のスキルを生かして、なおかつ海外出張に行きたいのか?
少し条件を加えるだけで、より自分の求めている就職先を見つけることができますよ。
求人サイトを活用しよう
WEB上には様々な求人サイトが展開されています。
その中でも「海外出張」などの条件が多く提示されている求人サイトをご紹介しますね。
これらの求人サイトは海外で事業を展開している日系企業や、外資系企業などの求人を多く取り扱っています。
そのため、求められる語学力などがある場合もありますが、より海外出張にいける可能性が高いとも言えるでしょう。
登録するための条件が定められているサイトもありますが、その分サポート体制もしっかりしており安心して就職活動に挑めます。
海外系に特化していますので、専門知識や経験も深い担当者が多いです。
海外出張が多い仕事について:まとめ
この記事で紹介したポイントは以下です。
- 語学力とコミュニケーションスキルを持った人が、海外出張に適している
- 現代では、商社やメーカー以外にも多くの業界で海外出張に行く可能性が高い
- 職種をしっかりと選べば、海外出張にいける可能性がより上がる
現代は、多くの業界において日本だけではなく世界へ飛び出して活躍しようという流れになってきています。
海外に事業所展開をしている会社や、海外から新しい情報や知識を得る必要がある職種などに就くと海外出張に行く機会も増えるでしょう。
日本国内だけの小さな視野に囚われずに、海外出張を通して新たな発見をすることができるのが海外出張が多い仕事の魅力の一つですね。
自分がどんな業界・職種で海外出張に行ってみたいのかを、ぜひ考えてみてください。
注意点、手続き、就職活動に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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