最近、海外で働く方法の一つでもある海外駐在員が注目されています。
日本国内の企業に就職した上で、海外に赴任することができる駐在員ですが、その中でも人気がある赴任先が「ヨーロッパ」だというのはご存知でしょうか?
今回は、そんなヨーロッパ海外駐在員についてご紹介します。
わたしは日本とタイで6年間ほど人材コンサルタントをやっていましたので、海外就職をして来た人をたくさんみてきました。
2013年からは私自身も海外(タイ)で就職して働いています。本日は自分の体験と知見を交えて、説明していきます。
海外系の転職エージェントを利用すると、効率的に内定を取ることができます
目次
ヨーロッパ駐在員の求人の現実
海外駐在員と聞いて、どの国を思い浮かべますか?
多くの人が「東南アジア」などを挙げる事でしょう。
実際に、様々な業界の中でも多くの会社が東南アジアに海外事業所を展開しています。
しかし東南アジア以外の、北米やヨーロッパでも駐在員として働くことができるんですよ。
ヨーロッパ駐在員の求人を探すときに覚えておくといいポイントをご紹介しましょう。
駐在員としての経歴にプラスになる
ヨーロッパ海外駐在員として働いた経歴は、その後とても有利に働きます。
もちろんその他の国での駐在員経験も「海外で働いた経験」として大いに認められるのですが、比較してしまうと優劣がついてしまうのです。
だからこそ、駐在員経験の中でもヨーロッパへの赴任が決まると喜ぶ人も多くいるんですよ。
赴任先での待遇が更に良くなったと喜んでいました。
ヨーロッパ海外駐在員として働くことで、経歴に箔が付くというのも納得できますね。
ヨーロッパ海外駐在員はアジアの駐在員求人数に比べると少ない
駐在員として働く上では人気があるヨーロッパ駐在員ですが、実は求人案件を探すのが少し難しいのが現状です。
ネット上で求人を探しても、駐在員求人数が多い東南アジアと比べると、とても少ないんですよ。
もちろん、圧倒的にヨーロッパで駐在員として働ける会社数が少ないということも考えられます。
実際に外務省が発表している「海外在留邦人数統計:平成30年度」を見てみましょう。
画像参照:外務省
この中でも、地域別日系企業数推移の表を見てみると、明確に国によって日系企業の数が違うのが分かりますね。
そもそもの数が少なく、なおかつ人気がある駐在員案件なので必然的に求人数が少なくなってしまうのです。
求人数が少ない分、高いレベルを求められる
人気のヨーロッパ海外駐在員の求人には、多くの人が応募してくることが考えられますね。
企業側の目線からすると、たくさんの応募者の中からどのように人材を選ぶのでしょうか。
もちろん求めている分野において、飛び抜けた専門知識がある方がいいですね。
さらに、よりコミュニケーションスキルや交渉スキルが高い人の方が喜ばれることでしょう。
例えば、そのようなハイレベル求人案件に、海外未経験の応募者がいたらどう思いますか?
企業がどれぐらいのレベルの人材を求めているのかを、想像してみるとヨーロッパ海外駐在員の求人がハイレベルになる理由が分かってしまいますね。
ヨーロッパだからこそ流暢な英語と多言語が求められる
それでは、求められる語学力についても考えてみましょう。
海外駐在員として働く場合の必須条件が「英語スキル」ですね。
東南アジアなど英語が母国語ではない国々では、実は英語力はそこまで重要ではありません。
なぜなら、お互いにネイティブではないので双方で理解する努力をしてくれるのです。
また国によっては独特な言い回しや、アクセントがあるため流暢な英語で話すと現地スタッフに通じないこともあるんですよ。
しかし、ヨーロッパとなるとどうでしょうか?
もちろんフランス語やドイツ語など、それぞれの国の母国語があります。
ただヨーロッパでは、ほとんどの現地の人が比較的に綺麗で流暢な英語が使われていますよね。
そして、そんな地域では駐在員も流暢な英語や、しっかりとビジネス英語を身につけていないと相手にされない場合もあるんですよ。
ヨーロッパ海外駐在員がハイレベルな理由の一つが、流暢な英語が求められるからだと言えるでしょう。
ヨーロッパの駐在員求人を探す方法
魅力的で人気のあるヨーロッパ駐在員の求人の、主な探し方をご紹介します。
すでに「いつかヨーロッパで海外駐在員として働いてみたい」という目標が決まっている方は、より効率的に就職活動を送れることでしょう。
「まだぼんやりと思い描いているだけ」というような方でも、頭の片隅に置いて参考にしてみてくださいね。
日本国内で自力で探す
まず一つ目は、普通の国内就職と同じ方法です。
自分で様々な方向から情報収集をして、希望の会社を絞り込み、求人募集がかかったら応募するという方法ですね。
海外駐在員の求人の場合は、求人が出る時期などに決まりはありません。
しかし、新卒入社の場合は海外駐在員赴任を目標に新卒で就職するのも一つの手ですね。
事前に「海外駐在員として求められている人物像」が分かっていれば、入社後にそのスキルを身につけていくことができるでしょう。
自力で海外駐在員として働ける会社を探す場合は、しっかりと働きたい条件や企業が求める人材を見極めることが重要ですね。
求人転職サイトを利用する
二つ目の方法は、海外駐在員の求人を多く取り扱っている転職サイトを利用することです。
よりハイスキルを求められるヨーロッパ駐在員の求人は、中途採用を主とした転職サイトで多く取り扱われているんですよ。
いくつか、おすすめの転職サイトをご紹介しましょう。
これらの転職サイトでは、主に海外で活躍できる求人案件をサポート付きで探すことができます。
勤務地をヨーロッパに絞って検索してみてください。
数は少ないですが、確実にヨーロッパ駐在員の求人案件を探し出すことができますよ。
エージェントの詳細や選定理由を知りたい方は、以下のリンク先を参考にどうぞ。
ヨーロッパ海外駐在員の求人について:まとめ
今回の記事で紹介したポイントはこちらです。
- ヨーロッパ海外駐在員は高い英語力やスキルが求められる
- 経歴にプラスになるという理由もあり人気の求人である
- しっかりと自分が求める条件と企業が求める人物像をリンクさせる必要がある
海外出張によく行く私の友人が最も魅力を感じているのがヨーロッパ海外駐在員です。
駐在員としてより上を目指したい、自分の可能性を信じているからこそよりハイレベルな条件に挑戦したくなるものですね。
ヨーロッパでの海外駐在員の経験は、そんな人におすすめの方法だと言えるでしょう。
注意点、手続き、就職活動に必要となる情報をまとめた記事一覧は下記リンク先から確認してみてください
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タイ中心に部屋で働くのが好きな人です。
【経歴】新卒ブラック社畜→ニート→海外就職+副業→週3リモートワーク→デュアルライフ(日本↔タイ)
人材業界のRACAとして計7年以上活動し、現在は事業会社のRPO(採用代行)や複業キャリア講師としてフリーランスで活動中。
35歳から副業で複数サイト運営しながら、2021年からタイで金融投資(米&全世界)を開始。
2031年からサイドFIRE予定です。
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