タイにおける「ゲイの待遇」を理解する

タイってゲイが多いイメージだけどどんな国なんだろう?

「タイ=ゲイが多い」という漠然とした認識の方が多いのですが国の詳しい事情をわからない方がほとんどです。

今回は2013年からタイに在住している私の視点で、ゲイが多いイメージが強いタイにおけるゲイ等のLGBTの待遇について説明していきます。

日本においてLGBTの存在は徐々に認知されつつありますが、タイにおけるLGBTに対する認知度や理解度は日本をはるかに超えています。

日本と同じ感覚でタイに行くと、LGBTの多さや「LGBTの人が存在することが普通である」というタイという国に困惑してしまいます。

タイに旅行しても環境条件の変化に耐えられるように「ゲイの国タイ」の理解を深めていきましょう。

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タイの性別

そもそもタイには18もの性別があるって知ってましたか?覚えきれないですねw ある意味性別が違う人が住んでいるのが当たりまえの環境です。

  • 【男性】女性が好きな男性
  • 【女性】男性が好きな女性
  • 【トム】男装をした女性で女性もしくはディーが好き
  • 【ディー】男っぽい女性やトムが好きな女性
  • 【トムゲイ】女性、トム、ディーすべてが好きな女性
  • 【トムゲイキング】トムが好きな男っぽいトム
  • 【バイ】バイセクシュアル、トム、レズビアンが好きな女性
  • 【ボート】女性、ゲイキング、ゲイクイーンのどれとも付き合うことができる男性(オカマは含まず
  • 【ゲイクイーン】男性が好きな女らしいゲイ
  • 【ゲイキング】男性が好きな男らしいゲイ
  • 【トムゲイツーウェイ】トムゲイキングとクイーンのどちらにでもなりうるトム
  • 【トムゲイクイーン】トムが好きな女性っぽいトム
  • 【 レズビアン】女性が好きな女性
  • 【オカマ】女性になりたい男性
  • 【アダム】トムを好きな男性
  • 【アンジー】トムを好きなオカマ
  • 【チェリー】ゲイとオカマが好きな女性
  • 【サムヤーン】レズビアン・トム・女性と付き合えて、どれにでもなれる女性

ゲイが市民権を得ているタイ

タイのゲイ

タイの中でも首都であるバンコクは、ゲイ等LGBTに対しての理解があり非常に優しい場所であるとされています。

ゲイカップルが住むということが前提でも住居の賃貸契約ができるところが多くありますし、そもそも不動産エージェントの担当者の方がゲイであることも多いです。

このようにタイにはLGBTであることを隠さなくても普通に生活できる環境があり、ゲイの市民権がしっかりと確立されています。

男性・女性と同じようにゲイ等のLGBTという存在を理解している方がほとんどです。

どこに行っても「ゲイだからダメ」等といった差別的な扱いを受けることはありません。

LGBTの方にとって、ゲイ等のLGBTに対して閉鎖的な考えの方がまだまだ多い日本と比べると自分を隠さずのびのび過ごせるタイは非常に魅力的な場所です。

LGBTの方でLGBTを理解してくれる環境があるタイに移住する外国人も少なくありません。

ゲイはタイで交友関係に困らない

多くのゲイの方達が生活しているタイでは、交友関係に困ることはありません。

街を歩けばゲイの方は沢山いますしLGBTカフェやゲイバー等ゲイの方と交流する機会は沢山あります。

中でも多種多様な夜遊びスポットが充実していることで有名なバンコクのシーロム通りのおすすめナイトスポットを2件紹介します。

特に有名なの通りは、ゲイ通りと言われるSilom Soi4です。

DJステーション

ゲイコミュニティの発信地と言っても過言ではないDJステーションは、シーロムソイ2というゲイ向けの店が多いエリアにある大人気の3階建て巨大ナイトクラブです。

沢山のフロアとバーカウンターがありますが、週末ともなると巨大な店内には大勢の客で熱気にあふれ大いに盛り上がります。

女装した男性が音楽に合わせて踊る「ドラッグショー」が開催されたり、深夜になるとテクノやハウスの音楽が大音量で流れリズムに合わせてダンスフロアは大盛り上がりになります。

DJステーションはバンコクのナイトライフの雰囲気を満喫できること間違いなしのお店です。

タパスルームクラブ

タパスルームクラブは、シーロム地区の本格派ナイトクラブとして人気を博しています。Silom Soi4にあります。

気取らず楽しく過ごしたいお客さんがたくさん集まり、ラテンハウスの音楽が流れる店内でお酒を飲みながら楽しく踊っています。

お店の客層も幅広くゲイの方はもちろん男性女性も楽しめ、地元客や一般観光客や外国人駐在員等様々な人々がバンコクのナイトライフを楽しめるお店なのです。

流れる音楽やお店が醸し出す雰囲気で自然に笑顔があふれ踊り出したくなるような陽気な気分にさせてくれます。

LGBTビジネス発展で益々ゲイが住みやすくなる

ゲイの人の手。LGBTイメージ

ゲイに理解がありゲイに優しい国であるタイですが、ゲイ等のLGBTの方々の生活に必要なサービスや商品は充実しているわけではありません。

言い換えればタイはLGBTの方向けのサービスや商品いわゆるLGBTビジネスが今後浸透し発展していく可能性を存分に秘めているといえます。

タイにはLGBTの方の需要と購買力があることは明らかな訳ですから、需要に応えるLGBTビジネスがハマれば発展していくことも明らかです。

LGBTの方は、ファッションやライフスタイルへの支出が高い傾向にあります。

LGBT向けのデザイン性の高い商品の販売やLGBT向けの結婚式やイベントの企画等今後発展することが見込まれるビジネスは多岐にわたります。

タイでのLGBTビジネスの発展は、ゲイ等LGBTの人々が更に住みやすい環境づくりに繋がっていきますので今後益々タイは「ゲイに優しい国」になっていくでしょう。

追記:ゲイやLGBTの差別はある?アンケート調査と実体の乖離

タイ人とゲイの調査画像

参照:大和証券

ここまでタイは、LGBT に寛容な国と書いてきましたがこちらの調査によると、そのようなイメージと社会の実相にはかなりギャップがあるようです。

ゲイ男性はいずれの場面においてもサブグループ内で最も差別を受けにくいことが読み取れるものの、レズビアンと同様、「不動産の購入」においては差別を受けたと回答した人の割合が 14.3%と比較的大きい

東南アジアでは、2017年5月に台湾で異性間にしか結婚の権利を認めないのは憲法違反であるとして2年以内の立法措置が要求されているだけです。

法的には制度化された国・地域はタイを含め未だ存在していないんですね。

外から見ているとかなり寛容な国と感じていましたが、当事者からすると差別を受けていると感じる機会も多いようです。

追記(2019年2月):台湾、同性婚が正式に閣議決定。アジア初の同性婚可能国に!

台湾、同性婚が正式に閣議決定

台湾の行政院(内閣)は21日、同性婚を合法化する法案を閣議決定しました。

5月までに施行される見込みで、アジア初のケースになる可能性があります。

新しい法案では、同性カップルが法的なパートナー「婚姻関係」として登録できます。

遺産相続や相互扶養のほか、カップルのどちらかに血縁関係がある場合は養子にすることも認められるそうですね。

タイにおける「ゲイの待遇」を理解する:まとめ

今回ご紹介した内容をまとめてみます。

  • タイにおいてゲイだという理由で生活に支障をきたすことはなく市民権を得ている。
  • タイにおいてゲイの方が交流する機会が沢山あるためゲイの方は交友関係に困らない。
  • タイバンコクのシーロム通りはゲイが集まるナイトクラブが充実している
  • LGBTビジネス発展に伴いタイは今後益々ゲイに優しい国になることが想定される。
  • LGBT当事者が感じる実態は異なる。

タイはゲイ等LGBTの方々の存在が広く認知されており「ゲイに優しい国」であることがご理解いただけたと思います。

とはいえ、見えない差別はまだあるようです。

そういった事実は理解したうえで、ゲイの方ももちろんそうでない方も機会があれば是非「ゲイに優しい国タイ」を体感しにタイ旅行に行ってみましょう。

タイへ旅行へ行くなら、こちらも読んでみましょう

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チャイカプ

タイで複業(パラレルキャリア)をしています。2013年12月から海外就職。日本と海外の人材業界における経歴は合わせて6年程度。転職支援×Web Marketingが強み。35歳から複業開始(2サイト運営)。▶詳しいプロフィール