この記事では人が感じる「幸福度」についてお話をいたします。人の幸福度を決める要因って色々ありますよね。
・他人よりも大金を稼いでいる
・より高い学歴を持っている
これらはもちろんあるに越したことはないですが、正直キリがありません。わたしたちって、ついつい他人との比較で苦しんでしまいますよね。Facebookを開けば
ちょっと油断するとリア充の光を浴びさせられる機会が大量におとづれてきます。自分が辛い時にこれが続くと・・・ちょっとしんどいですよね。
でもそれはそもそも比べることが間違っているかもしれません。結論を先にいってしまうと、収入・学歴よりも、自己決定度こそ大切との研究成果が出ています。
思い当たるフシ、ありませんか?
幸福度を上げる鍵は??

画像参照:World Happiness Report2018
(1)収入(2)学歴(3)自己決定度(4)健康(5)人間関係--の五つの要因が幸福感にどう影響しているかを分析した。
その結果、健康と人間関係に続いて自己決定度の影響が大きかった。
高校、大学の進学先や初めての就職先を誰が決めたか尋ねた質問に「自分で希望を決めた」を選んだ人ほど幸福感が強く、
逆に「全く希望ではなかったが周囲の勧めで決めた」を選んだ人ほど不安感が強い傾向がみられたという。
参照:毎日新聞
幸せを決める要素として、「健康」、「人間関係」、そして今回話題にしている「周囲と違う個人の選択を尊重すること」が重要であると述べています。
幸福度ランキングには宗教も影響している?
ランキング上位は1位からフィンランド、以下ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、スイスなど北欧が続きます。
上位5位の国々の国旗は全て十字架が入っているように、キリスト教の影響を受けている国ばかり。こういう国では特に『幸せは神に祝福され与えられるもの』と考える人が多い。
その価値観が植え付けられているので、どんな試練も苦しみも益となるんだという前向きな考え方が影響している
参照:Huffington Post
わたしは無神論者なのでよくわかっていませんが、「どんな試練も神が自分に与えた試練である=解決できないわけがない」という思考なんですかね。
てっきり他責(神様のせい)だから、なにしたって無駄じゃん=何もしないという境地かと思っていましたが、そうでもないようで。
自ら判断し解決していくという思考回路がデフォルトで備わっているので、日本人とは違い幸せにつながっているのかもしれませんね。
幸福度が下がっている例
海外の現地採用って日本で正社員をやってから転職すると収入が激落ちします。
でも、既に来た人は自分で決めた道だから大抵の人は納得感あるんですよね。不幸せって感じではない。
むしろ駐在だと時期も場所も人に人生を決められてからくるので、金でも上げないと幸福感を醸成しにくい部分あるかなと https://t.co/rOTTV79Aw6
— タイ就職のチャイカプ@ 🇹🇭複業✖︎9月はスポンサーします (@genchisaiyou) 2018年8月29日
この幸福度のニュースを見て、真っ先に思いついたのが転勤・駐在という制度。これは本当に時代に合っていないなぁとしみじみ感じます。
会社からの決定に対してNOと言えないことが、幸福度を下げる要因の1つですよね。
企業が転勤を行なうメリットは従来3つありました。人材の需給調整、人材育成効果、マンネリの防止です。ただこれはもう、転勤で解決する必要がなくなっているんですよね。
・人材の需給調整
その地域で人材が欲しいのであれば、転勤なしを前提に現地採用するほうが集まりやすい・人材育成効果
交通と通信の手段が格段に進歩した。わざわざ転勤しなくても、出張やテレビ会議で業務の理解はかなり可能・マンネリの防止
組織の体質を合理的に改革すべきだし、モチベーションを高めるためならジョブローテーションを行なうべき
参照:文春オンライン
これまで会社を通じて築いてきた人脈をリセットし、また1から見知らぬ土地で自分の意志に関係なくやり直す必要を迫られる。
家族がいる場合は、配偶者や子供の人生までも会社都合で変更を余儀なくされる。
行くだけでなく帰るタイミングまで指定され、こうやって会社から離れることはできない身体と思考へと変わっていくんですね。。。
インドに1名の駐在員を配置するコストは、2千万〜4千万円。同じコストを支払えば、業界で一角の人物を雇うことが可能。海外ビジネスに、駐在を派遣しなければならないという固定概念を一度取払い、現地人材の活用を検討することが大切。#インド開拓しろ
— 鈴木慎太郎@インド🇮🇳会計士 (@suzuki_gc) 2018年8月21日
これなんてまさにそうです。個人も法人もメリットのない制度というのがよくわかる話しですね。
幸福度ランキング:まとめ

本人が言ったかどうか定かではありませんが、故スティーブ・ジョブズが死ぬまえに残したとされる最後の言葉が印象的です。
人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。終わりを知らない富の追求は、人を歪ませてしまう。私のようにね。
あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。物質的な物はなくなっても、また見つけられる。しかし、一つだけ、なくなってしまったら、再度見つけられない物がある。
人生だよ。命だよ。手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。
「健康な生活を送る本」
冒頭でも引用していた「健康」「人間関係」が大事であることがわかる内容ですよね。これらに続いて大事なのが、自分の人生を自己決定する意志というわけですね。
自分で決めた残業ならストレスは少ない
けれど他人に急に決められた残業や、休日接待ゴルフ(特に身内のみ)とか、いくら金積まれても無理
その拘束された時間でいくら自分で稼ぐ仕組みを作れたか?好きな人たちと過ごせたか?
いつでも辞められる勇気を作るためにも、#複業 しておくと良いですね😌
— タイ就職のチャイカプ@ 🇹🇭複業✖︎9月はスポンサーします (@genchisaiyou) 2018年8月20日
自分の人生は自らコントロールする。選択肢なんてたくさんありますし、自分が素直に納得できる生き方を選択していきましょう。
▼人生を自ら切り開いて行きたいなら、こちらも読んでみましょう▼
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